みなさん観ましたか？買いましたか？
ぼっち・ざ・ろっく！とそのアルバムを。
私は「なにが悪い」を延々ループで聴いています。尊い。
アニメ放送後すぐに、各社配信が始まり次の日にCDが届くというボルトも真っ青のスピード感で、驚いたのは記憶に新しいです。
その際、ハイレゾ配信についても話題になりました。
現物CDとハイレゾ音源。両方買うことになった人も多いかと思います。
今現在、改めてアルバムの簡単な感想（絶賛するだけ）と、ハイレゾ配信しているサブスクと購入サイト音質について。ハイレゾ対応していないサービスの曲をなるべく高音質で聴く方法等。簡単にまとめました。
アルバム「結束バンド」
素晴らしいです。
アルバムとしての完成度が高く、通して聞くと結束バンド、ぼざろの良さを深く感じることが出来ます。最後のイントロが流れた瞬間、アニメのエンドロールの映像がみんな頭に流れてくるのではないでしょうか。
まぁ、まだ聴いてない人は聴いて下さい。本当良いアルバムです。
語り出すとキリがないので、感想はこれくらいで。
主な配信サブスク
Amazon music：ハイレゾ◯
音質
Ultra HD FLAC ハイレゾ音源
24bit/48khz
FLACとは
効率的にハイレゾの情報を保ちながら、圧縮も可能なファイル形式です。
再生時に元の情報を完全に復元出来るので、膨大な情報量を持つハイレゾ音源はほとんどがこの形式です。
Amazon musicは初回1ヵ月無料なので、ハイレゾを体験してみたい方にはおすすめです。アニソン含めた対応曲数も多いので。
【詳しくはこちら】
Apple music：ハイレゾ◯
音質
ロスレス ALAC ハイレゾ音源
24bit/48khz
ALACとは
Apple独自のロスレスオーディオ圧縮技術です。
Appleはハイレゾ相当の24bit/48khzもロスレスの区分になります。
24bit/96khz以上の楽曲のみハイレゾロスレスと表記されます。
「スタジオ録音と実質的にはほぼ変わらない最高音質を届ける」と公式に書いています。
このAppleテキストは訳すと、「我々の商品に対して最適化された音質にしてる、気にするな我々にとって最高音質だ。」と言うことですね。
実際、Amazon musicとは細かく言うと音質の違いが感じられます。好みによるのですが、多くのオーディオファンはAmazon musicの方が音質が良いと答えてる印象です。
私個人としては、空間が広く聴きやすいのがApple、しっかり聞かせる迫力と高音質を両立しているのがAmazonという印象です。諸説あります。
Spotify：ハイレゾ✖️
音質
AAC 320kbps 最高音質
AACとは
MP3より優れた圧縮性能を持つコーデックです。CD音質になるべく近づけている音質です。再生時に失われる部分が多く、音楽を十分楽しめる音質でありながらも、ロスレスやハイレゾに比べると情報量では大きく劣ります。
高音質で聴くには？
このような圧縮音源の失われた音を補い、ハイレゾ相当までアップコンバートする技術が、SONYのDSEE Ultimateです。この機能は最新機種のNW-300シリーズや、ZX707にも搭載されています。Xperiaにも搭載されていますね。
どうしてもspotifyを使いたい方や、圧縮音源の購入楽曲が沢山ある、という方はこのような機能で補うことも可能です。正直、十分なほど高音質に変化します。難点があるとすればそこそこバッテリーを消費するので、稼働時間が減る所です。
購入型サービス
【mora（モーラ）】 ハイレゾ◯
音質
FLAC ハイレゾ音源
24bit/48khz
ソニー・ミュージックエンターテイメントグループのソニー・ミュージックソリューションが運営する日本の音楽配信サービスサイトです。WALKMAN公式ミュージックストアでもあります。
私はこちらで楽曲を購入しています。WALKMANとの同期がすぐ出来て、スムーズに純正アプリに曲が送られるからです。
スマートフォンの場合、moraアプリで楽曲ダウンロード＆ハイレゾ再生が可能です。
※対応のアダプターと有線機器(イヤホン等)が必要です。iphoneの純正ジャック自体は24bit/48khzまで対応。他社製品もMFI認証製品であれば同様です。
WALKMANでは・・
moraで購入→moraアプリで同期してダウンロード→Wミュージックのライブラリへ
という流れです。
「結束バンド」も二種類配信されており、AAC-LCとFLAC（ハイレゾ）です。
ハイレゾ版が欲しい方は、FLAC版の方を買いましょう。
PayPayも使えるので便利なサイトです。さすが安心の公式サービス。
【注意】WM1AM2での純正アプリについて
moraで購入後アプリから楽曲をWALKMANにダウンロードしますが、その後全く純正アプリ（Wミュージック）に反映されないのですが、
Wミュージックアプリ内
設定→データベース更新
を押して初めて更新されます。
私は今時のアプリは勝手に更新されると思っていたので、反映されない、おかしいなと思いアルバム「結束バンド」を5枚分ライブラリに突っ込んでしまいました。
しかも、アプリから消すのは大変で、PCに繋ぎmusic center for pcから一括で削除するという手間がかかりました。私のようなうっかりした人間はほぼいないでしょうが、お気をつけ下さい。
【e-onkyo 】ハイレゾ◯
音質
FLAC ハイレゾ音源
24bit/48khz
moraは知っていても、こちらは知らない方も多いのではないでしょうか？
2005年にサービス開始の老舗サイトで、開始当初から高音質にこだわり続けたサービスを展開しています。現在はONKYOからxandrie Japan株式会社へ事業が譲渡されています。
特徴としては、moraに比べてアニメへの熱意がやや強い点が挙げられます。
サイトのページも開いた瞬間上部サムネイルのアニメ！！という押しが強いです。
SNSでも積極的に、アニメの音源に関する配信をしていますし、プレゼント企画も豊富です。もちろんそれ以外の楽曲も豊富です。あくまで今の需要に敏感ということですね。
期待の新サービス
まぁ、どうせmora使うかサブスクで聴くからスルーでいいやと思う方も多いかもしれませんが、ちょっと待って下さい。
実は事業譲渡先のxandrieはフランスにて、qobuzというハイレゾストリーミングサービスを展開しています。そして、e-onkyoと協力して日本でもそのサービスを2023年後半を目処に展開すると公表しています。
専用アプリを作り、有名なアーティストから、アニメ、クラシックから最先端まで9000万曲以上を用意するようです。
最初はダウンロードのみでの提供予定ですが、後々ストリーミングにも対応したいとのこと。
かなり楽しみじゃないですか？
とりあえず、こちらを楽しみにしてe-onkyoのTwitterをフォローして見守るのも良いのではないでしょうか。
【追記】2023/12/18
Qobuzの日本でのサービス開始が延期になりました。開始日は未定。
「e-onkyo musicからQobuzへの音源データの移行に伴い生じた課題」が原因との発表です。
まとめ
アニメソングを高音質で聴いても・・・と思う方もいるかもしれませんが、最近のアニメ楽曲はこだわって作られており、ハイレゾ音源も豊富です。
スマホのLightning端子やUSB-Cに対応した、小型のハイレゾ対応ポータブルアンプも多く発売されています。大体値段は10000〜25000円ほど。
それなりにローコストでハイレゾ音源を楽しめる環境が整って来ているのです。
ハイレゾ環境で聴くアニソンは一味違うので、ぜひ体験してみて下さい。
【格安ポータブルアンプ特集】
