はじめに
今回は、私がアニメレビューブログとして、Googleアドセンスに合格するまで苦労した点を踏まえて、合格する3つの方法を紹介します。
- アニメレビューブログ立ち上げたけどアドセンスに全く合格しない
- アニメの画像使いたいんだけど、どこまで大丈夫?
- アニメレビューブログってやる価値あるの?
このような疑問を持つ方向けの記事です。
順序立てて構成していますが、結論を先に知りたい方は目次内の「Googleアドセンスに合格する3つの方法」の欄をご覧下さい。
※プライパシーポリシーの設置や、ガイドライン、サイトマップなどの基本的なフォーマットの話は本記事ではあまり触れません。
3回目でアドセンスに合格
私は3回目の申請、期間で言うと1ヶ月程で合格しました。
早いか遅いかは置いといて、その中でもかなりの試行錯誤を重ねました。
まずは不合格になった経過から説明します。
この段階で記事は10記事ほど、全てアニメレビューです。
申請までの試行錯誤
画像を削除
まず申請にあたって行ったのが、権利的に怪しい画像の削除です。
いわゆる拾い画ですね。公式以外のものは全て消しました。
画像の引用
公式HPから引用画像にはきっちりと引用元を明記しました。
ソースから引くような画像では無く、おおっぴらに宣伝にも使われているような画像のみ使用しました。
内容をマイルドに
否定的な辛口レビューや、不満点を挙げるような内容を全て一旦消しました。
これはきつい言い方になっているな、と思うような文言も変更しマイルドな表現を心がけました。
禁止ワードに近いものは削除
これは後述もしますが、いわゆる禁止ワード。もしくはそれに近いものは存在します。
確実にこれはダメだろうなと言うものは全て消し、タイトルにも気を使いました。
アクセス数
アクセスが少ないので、Twitterにて宣伝を行いました。記事によっては三倍ほどになることもあり、一定の効果はありました。
だが落ちる
そうなんです。しっかりと不合格。Googleアドセンスに落ちてしまいました。かなり落ち込み焦りました。落ちた理由もほぼ明かされないので、打つ手がありません。
やり方を変える
徹底的に相手側に立って、合格することだけを考えようと思い、行動を変えました。
割り切ってアニメを捨てる
まずは一旦アニメを捨てました。理由は、画像の著作権に関する部分がどこまで行ってもグレーなので、合否の判断基準がわからなくなる。Googleの言う実際のオリジナル画像というものがほぼアニメレビューには存在しない。という部分です。
アニメレビューの記事は半分以上非表示にし、画像は全て削除しました。
オリジナル画像を増やす
オリジナル画像、サイト運営者が撮影した写真を増やすことが評価を挙げることに繋がると、ヘルプに明記されていたので、増やしました。当サイトではガジェット記事になります。
記事を増やす
そのようなガジェット記事を淡々と増やしました。
気をつけた部分は、これもGoogleのヘルプからなのですが、読者にとって価値のある記事であることです。お役立ち記事、ユーザーとしての情報共有を心がけました。
アクセス数の改善
Twitterの宣伝だけではなく、Google検索での流入を狙うため、キーワードをしっかり選定し見つけてもらいやすいようにしました。
この検索での流入も評価ポイントとしても大きいです。
見事合格
ある朝、検索での流入とTwitterからの流入が相互作用で増加していた期間があり、その傾向を見てすぐ申請しました。
すると今までは1週間ほど待たされていたのに、その日の夜に結果が来ました。
結果は・・・合格!!
めちゃくちゃ嬉しかったですね。徹底的にGoogle側に立って対策をしたので、これでダメならもう無理とまで思っていました。2回目なんて即日不合格でしたから。
この段階で、アニメレビューが5記事、ガジェットレビューが8記事、その他が2記事でした。15記事ですね。
Googleアドセンスに合格する3つの方法
【アニメを捨てる】
アニメレビュー記事を捨て、合否基準でグレーになりそうなものを排除する。
【実際の写真を増やす】
実際にサイト運営者が撮影した写真が使える内容の記事を量産する。
【お役立ち記事を増やす】
読者にとって価値のある情報を提供する記事を書く。
そして実は1番大事なことがあります、当たり前すぎて3つの方法には入れませんでしたが、意外と個人ブログでは疎かにしがちです。それは・・・
とにかくアクセスを増やすということです。
実は2回目の不合格時の申請状況と、3回目の合格時の申請状況は同じでした。
記事数も内容も全て同じです。
2回目と3回目の違いは、アクセス数のみでした。
前章にも書きましたが、アクセス数が検索Twitter共に数倍に伸びた時期がありました。
その状況が1週間程続いたのですが、その半ばで申請していました。
結果即合格。
足切りラインが設定されており、まずはそこを超えないと審査にすらならないということだと思います。なので、まずはとにかくアクセス数を増やすことが大事です。
一日あたり100PVが目安かなと思います。
合格後のライン
本文のマイルドにした表現を戻してみた
全く問題無し。
タイトルは厳し目
タイトルは少し厳しいです、特に多様性に関わる部分はかなり厳しいです。本文にも書くのはまずいので察して下さい。
タイトルを変えた瞬間に5件ほどアメリカからのアクセスがスッと増えたので、もしかするとAIなどで吸い上げて、報告し、最後は人力で承認するようなシステムなのかもしれません。
実際、YoutubeではAIが大暴れしていますからね。
引用画像は全く問題なし
合格後アニメレビュー記事を全て復活させ、画像も元に戻しましたが、問題無しです。
もしかすると審査にもそれほど、影響が無かった可能性もあります。
ただ、1番アクセスがあったアニメレビュー記事が存在した状況では不合格で、消した状態でガジェット記事を充実させたらあっさり合格したのには、何か理由があるのだと思います。
あくまで私が合格するために行った方法として考えて下さい。
アニメレビューの需要
はっきり言いますが、あまり無いです。
え?でもアニメのブログってかなりあるし、アニメ自体人気じゃないの?
という意見もあるでしょう。
言い替えると、個人のアニメレビューブログは需要がほぼ無いです。
なぜなら、個人の感想はTwitterで数秒でスマホで見れるからです。
フォロワーさんや、タグでの検索、公式のリプ欄。コミュニティ内で完結するため、迅速に自分が得たい感想を見ることが出来ます。
さらに、大手や企業の作り出したサイトは一次情報をいち早く記事にすることを重要視しており、検索では圧倒的に強いです。この点はTwitterと類似しています。
結果、一般の方がアニメレビューとして辿り着くのは、大手のPR記事や流行に沿ってクラウドワークスで外注した感想記事をまとめているようなサイトがほとんどになります。
マイナーアニメレビューの意義とこれから
では、なぜ当サイトが黙々とアニメレビューを書いているかというと、
このようなマイナーレビューにもちゃんとした価値があるからです。
ある作品を見て感動した、不満を持った。
そのような感情を抱いた時、誰かと共有したくなります。
真っ先に見るのがTwitterでしょうが、文字数制限有りの一次情報なので内容もそれほど深入りすることが出来ず、結果共感を得やすいワードばかり並ぶことになります。
ですが、マイナーレビューサイトとは運営者が感じた、あくまで個人的な感想や考察を述べる場です。そのような感想や考察に触れ、同じことを思っていたと共感したり、いやそれは違うでしょと思うのです。
そして、そのようなサイトが沢山あることによって、比較し自分の考えや感情をまとめることが出来る。そのような効果、それ自体が価値なのです。
ぜひ、多くの方が趣味でも良いのでアニメレビューブログを始めてもらえると嬉しいです。
一アニメファンとしてそう思います。