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知らない人多すぎ!?隠れた名作アニメ5選【アニメレビュー/ランキング】

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はじめに

今回は個人的に、「このアニメを知らないと勿体無い!!」と思う隠れた名作を紹介します。古い作品が多く私の主観も多めですが、良ければアニメ視聴の参考にして下さい。

5位

エクスドライバー

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あらすじ

人類の進歩で技術の進歩が著しい近未来。

人間が車を運転するという概念は無くなり「AIカー」が当たり前になっている。しかし、故障や犯罪者によるハッキング等で暴走事故が頻発していた。

そのような事例に対応するために、生まれつき天才的なドライビング能力を持つ人間を選抜し、合格者に「エクスドライバーライセンス」を発行し、「エクスドライバー」として任務に当たらせることにした。

ロマンしかないカーチェイス満載アニメ

AI VS レシプロとあるように、近未来を舞台に最新のAIカーやサイバー犯罪者に、AI以前どころか排気ガス規制前のバリバリのスポーツカーで立ち向かうロマン溢れるアニメです。

 

ケータハムセブン、ランチアストラトス、ロータスヨーロッパ、この三種の名車がメインとなっています。

 

私はこのアニメを見て、ロータスの世界にハマってしまい、イギリス国内でスポンサーを行っているサッカーチームを応援しているほどです。

たまたま見つけたヨーロッパ。アニメでは白。奥にはセブンも。

ストーリー自体も、現代の社会においてはすんなり受け入れられる内容で、AI主導の社会になった際の問題点を上手くアニメに落とし込んでいます。

 

確かに自動運転が当たり前になったら誰も免許取らないでしょうし、暴走したら誰が止めるんだ・・?って思いますよね。

 

スピード溢れる戦闘シーンも、某頭文字のようにドリフトを決めたり、ミッションの変換をしっかりと見せたり、車を運転するという魅力が詰まっています。

インタビューでしか確認出来なかったのですが、実車のエンジン音、排気音を録音しているらしく、雰囲気も迫力も桁違いです。

 

藤島康介氏がデザインしたキャラクターも魅力的で、逮捕しちゃうぞ!やサクラ大戦が好きな人はたまらないと思います。初期の頃に近い藤島絵というかデザインは本当に神。

 

「疾風になれ」も名曲なので、ぜひ視聴してみて下さい。

4位

デカダンス

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あらすじ

突如として姿を現した未知の生命体【ガドル】により、人類が滅亡の危機に陥ってから、長い年月が過ぎた。生き残った人々は身を護るため、全高3,000Mの巨大な移動要塞【デカダンス】を建造し、日々を暮らしていた。

ガドルと戦う戦士【ギア】になることを夢見る【タンカー】の少女・ナツメは、ある日、無愛想なデカダンスの装甲修理人・カブラギと出会う。一見正反対のように見える二人の出会いは、やがてこの世界の未来を大きく揺るがすことになる。

とりあえず一話の最後まで見て欲しい

ネタバレどころか、世界観の根幹に関わるので詳しく書けないことが多すぎますが、きっと二話冒頭まで見て頂ければその理由に納得してもらえると思います。

 

上記のあらすじは便宜上ということで。

 

「二つの世界」にまたがって主人公であるカブラギは活躍するのですが、その設定が生きており、ただの冒険活劇やロボットものでは無い魅力があります。

 

ヒロインであるナツメは片手を失っており、少し粗野な猪突猛進タイプなのですが、少女が成長する過程が描かれており、話数を追うごとにどんどん魅力的になります。特に終盤のシーンは胸にグッと来るものが多いです。

 

諦めてつまらない大人になってしまったカブラギと、諦めない特殊な境遇のナツメの対比が最初から最後まで濃いコントラストを生み出しています。

 

この作品は、本末転倒ですが事前情報があればあるほど、面白みが減ります。なので、少しでも気になった人はすぐに一話〜二話を見ることをオススメします。

 

「特殊な設定」「超王道の冒険活劇」が合体した傑作です。

3位

R.O.D -READ OR DIE- OVA

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あらすじ

女の名は読子・リードマン。職業、非常勤講師。
活字中毒の蔵書狂(ピブリオマニア)。
年齢25歳。ひどい近視。

しかし、その実体は裏の世界では【ザ・ペーパー】と恐れられる
大英帝国図書館特殊工作部の秘密エージェントである。

当時の最先端かつ記念碑的作品

ラノベ発のこの作品は、当時シリーズでは無く三話構成のOVAとして制作されました。

現在ではOVA=ファンディスクというイメージが強いですが、この当時(2001年)は制作側が予算をかけて表現の限界に挑戦するようなものが多く、この作品もそのような内容になっています。

何十枚では無く何百枚という紙を読子は戦闘で扱うのですが、その紙を一枚一枚デジタル技術とアナログ作画で表現しており、当時の技術としては驚異的で驚いたのを覚えています。

 

キャラクターもヌルヌルと枚数多く動き、戦闘シーンのこだわり、爆発シーンなど大迫力で、ストーリー自体も、【スパイ×サブカル×アメコミ】的な展開なので、映画を見る感覚で楽しめるエンタメ作品です。

その後、2003年にはTVシリーズが開始されたのですが、読子は主人公を降板・・・

繋がりがあるものの、別のキャラクターが主役となりました。

 

キャラは可愛かったですし、作画のレベルも高く良作でしたが、個人的にはOVAの衝撃を超えるものではありませんでした。※ねねね先生が見れたのは嬉しかったです。

ビブリオマニアで地味な読子・リードマンというキャラが紙を操り世界規模で活躍する。その点が作品の大きな魅力だったのだと思います。

 

しかし、OVAを見てあんまり・・・と感じた方は逆にテレビシリーズの方が合うかもしれません。ライトで見やすいので。特に第一話の出来が飛び抜けています。

 

原作、前作を知っていたほうがより楽しめるので、続けて観るのもおススメです。

※ちなみに聖地は神保町です。最近だと邪心ちゃんで有名ですね。

2位

かみちゅ!

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あらすじ

一橋ゆりえはある日突然神様になってしまった!?

友人の光恵と祀と一緒に、自分が何の神様になったか調べるゆりえ。ポーズをとったり叫んでみたり、色々試してみたもののさっぱり分からない。

ヘトヘトになって帰宅したゆりえはテレビでとんでもないものを目にする・・・!?

尾道の風景と恋物語

「かみちゅ!」とは神様で中学生という意味で、その通りの内容です。

ひょんなことで神様になってしまったゆりえが神様と中学生を両立し、想いを寄せる書道部の健児との関係に悩む様子がやさしい雰囲気で描かれます。

 

作中では架空の港町「日の出町」ですが、実際の尾道市がモデルとなっており、作品の空気、音楽とマッチして、芸術にも近いような画面効果、アニメとしての面白さを生み出しています。

八百万の神達、神様になった中学生の少女、初恋、懐かしい尾道の風景。

このようなワードにピンと来た人ならば楽しめる作品だと思います。

 

OPもEDの曲も良く、「晴れのちハレ!」は名曲です。サブスクでも配信されてるのでぜひ。

 

どこか懐かしさを感じ、やさしい気持ちになり、なぜか旅に出たくなる。

そんな魅力ある作品です。

1位は・・・

カレイドスター

 

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あらすじ

【カレイドステージ】
それはサーカスでもない、ミュージカルでもない、マジックでもない世界的に大人気のエンターテイメントショウ。

 

主人公・苗木野そらは16歳の女の子。
幼い頃、今は亡き両親と観た想い出のカレイドステージに憧れてたった1人、オーディションを受けるため、義父母の反対を押し切り日本から単身アメリカへやってきた。

 

そらは持ち前の、決して諦めない根性と天性の【華】、そして仲間達との友情と確執の中で、ステージの花形カレイドスターを目指してあらゆる試練を乗り越えていく。

サーカス版ガラスの仮面

一言で表すならば、超王道の美少女スポ根アニメ。

遅刻してオーディションに参加したことで、カレイドスターであるレイラにあしらわれてしまうのですが、カロスというオーナー兼社長に特別扱いされなんだかんだで合格してしまう。

 

そうなると、色々な人に妬まれたり、足を引っ張られたり、レイラに無理難題を課されたり・・。普通であれば心折れて挫折してしまうような状況でも、そらは諦めません。

 

「やってやれないことはない!」

そう自分に言い聞かし、カレイドスターへの道を突き進む姿はとても勇気づけられます。

 

無責任な言葉にも聞こえますが、作中でそれはもう壮絶な努力を重ねるので、説得力があります。諦めないこと、努力すること、チャレンジすること。大人が観ても学ぶことの多いアニメだと思います。

 

演者同士の人間関係がメインで描かれるのですが、特にレイラとそらはお互い認め合い、師弟関係、さらにはライバルを超えた関係になっていきます。

とても熱く、尊い二人の関係が最終話には決着するのか・・・、ぜひ見届けて欲しいです。

 

「新しいことをやろうとしてるけど自信が無い」、「挫折してしまってどうしたら良いかわからない」、「とにかく元気をもらいたい」等、そのような人の背中をがっつり押すような傑作アニメです。

 

外伝含めると長いですが・・・ぜひご視聴下さい。

かならず胸に何か残るものがあると思いますよ。

以上。

一位はカレイドスターでした。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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  • 広橋涼,大原さやか,西村ちなみ,渡辺明乃
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