はじめに
名機と名高いピヤホン8ことTE-W1-PNK、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている、定番中の定番商品です。
ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?
分かりづらい現状になっています。
本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてピヤホン8の本質に迫りたいと思います。
ピヤホン8とは
すべてを網羅したピヤホン。初めて触れる方にも多くの魅力があると考えます。
これが、ピヤホンです。
- ピエール中野 -
新開発ドライバー構成【コアキシャル3Dシステム】
フラッグシップモデルで培った技術を元に開発されたのが、本機に搭載されたコアキシャル3Dシステム。同軸上にダイナミックドライバーを2基配置したデュアルダイナミックドライバー構成にながら、ドライバー間の位相差を可能な限り低減。
2基のドライバーがそれぞれの特性に合った帯域を奏でることで、低音から高音まで幅広い帯域をバランスよくカバーし、滑らかな音のつながりと優れた音場感を実現しています。
最新技術を盛り込んだ次世代サウンド
迫力ある重低音と豊かな表現力を実現したベースモデルが元来もつパワー感に、解像感を与えるチューニングをピエール中野氏と共に時間をかけ探究し、迫力をそのままに楽器の分離感やステージ感を再現することに成功。
フラッグシップモデルの技術を惜しまず投入し、クラスを超えたサウンドでグルーヴ感が溢れる音楽体験を楽しむことが可能です。
フラッグシップモデルから受け継いだ形状と優れた装着感
フラッグシップモデルでも採用されている、装着時の安定性を高めるダックテール形状を本機でも採用。音響設計を最適化するとともに、最上位機に極めて近い優れた装着感を実現しています。
さらにカスタムIEMでお馴染みの金属製ノズルを採用。重心バランスの最適化と不要共振の低減により、歪みが少なく、クリアで解像度の高い音を奏でます。
進化したアダプティブハイブリッドノイズキャンセリング
周囲の状況に応じて騒音抑制の強度を自動的に調整するアダプティブハイブリッドノイズキャンセリングを搭載。
迫力ある重低音と、クリアな中高音を際立たせるため、AVIOT独自のアルゴリズムを採用。音楽のビートに干渉する帯域を中心にノイズを除去、さらに騒音でかき消されやすい低中音域を広帯域で軽減。環境音が気になる場所でも静寂をつくり出し、かつてない没入感で音楽を楽しめます。
3Dスペーシアルオーディオ搭載
アプリの操作で、立体音響効果のある3Dスペーシアルオーディオモードに切り替えると、立体感のある包み込まれるような音場、まるで実際にその場にいるかのようなリアルな臨場感を再現。
音楽はもちろん、映画やゲームなどの様々なコンテンツを、引き込まれるようなリアリティと共に楽しむことが出来ます。
実際に購入したユーザーの声
肯定的なレビュー
- 音質は過去最高で優勝、ぶっ飛びます。2万円以下のイヤホンでここまで低音が響いて臨場感出せるの他にある?ねぇよなぁ!!各所で絶賛されてるのも納得。
- コスパ最強、音質も最強、TWSでこの出来の良さはえぐい。ドライバの二基構成が良いのか重低音はガンガン鳴るし、ボーカルも艶やかで安い製品にありがちなザラつきも無い。ロックからクラシックまで全部任せられるイヤホンです。
- Youtuber&音楽家が大絶賛で騒がれてたイヤホン。価格不相応の音質は聴けば聴くほど感心してしまい、今ではすっかりピヤホンファンです。ピエール中野氏の感性にハマります!これが価格破壊だ!
- 3Dスペーシアルオーディオがすっごい。なにこれ?ここはホールですか?時雨のライブ会場ですか?ってくらい現実感があって最高です。毎日家に帰ってからライブ映像見て楽しんでます。
- ピエール中野ファンとしてはピヤホン買わねば、でもフラッグシップは高い!そんな私に丁度良いイヤホンでした。リズム隊がはっきり粒立ち、重低音が鼓膜に響きます。流石ピエール中野監修製品です。
否定的なレビュー
- 音質どうこうを吹き飛ばすくらいアプリが駄目。まず毎度繋がらないのはストレスだし、しょっちゅう切断される。ケースもなんでこのデザイン?めちゃくちゃ取り出しにくい。3Dスペーシアルも本体をケースに戻す度にリセットされるし実用レベルに至ってない。
- なんでこんなに高評価なのかがわからない。タップの誤動作、操作性が悪すぎるし、音質も価格なり程度でノイキャンも必要最低限。あと、音声案内が邪魔過ぎてオフにも出来ないしでストレスが溜まります。メ〇カリに直行です。
- アプリ出来の悪さが異常。立ち上がらないし頻繁に接続し直しが必要だったり。音質も言ってしまえば中華っぽいシャカシャカ系で低音も思ったより出ない。ロック?いや厳しいでしょ。とにかく期待外れでした。
- イヤホンのタッチ操作の感度が悪く、数回触って1回反応する位。動作確認の音が大きすぎて耳がやられます。ピヤホンの中ではコスパが高いのでしょうがこのクォリティだとダメですね。
- 相変わらずノイキャンは最低限で、外音取り込みもガサガサしてて安物感満載。音質についてはいつもの感じですが、そこまで特徴を感じられずあくまで低価格ピヤホンとしてのラインナップなのだと思います。
まとめ
ユーザーの意見をさらにまとめると、
フラッグシップから継承することで低価格ながらピヤホンらしい音を実現、新しい機能も追加したが、相変わらず音質以外は不評なイヤホン。
という結果でした。
肯定、否定共に多かった意見がこちら。
・ロック向きのサウンドで低音が凄い
・付加機能は必要最低限。
・アプリの出来が悪い
この中ではやはり【アプリの出来が悪い】という意見が目立ちましたね。
最近のワイヤレスイヤホンにおいて、アプリの重要性は高まり続けており、各社アプリありきで音質チューニングを行っている印象。
その中で、アプリ自体が安定せず使いにくいとなると、音質の評価以前の問題になってしまうのは仕方がありません。
ただ、発売後のAVIOTの対応は早くアップデートをこまめに重ねており、不具合に関しても認識しているようなので、今後解消する見込みが大きいです。(6月にアプデ予定あり)
今までピヤホンシリーズを扱った際【ファン向け要素が強い】と評価することが多かったのですが、本製品はある意味集大成であって、フラッグシップから降りてきたAVIOTの技術を誰でも堪能出来るモデルになっています。
コアキシャル3Dシステム:ピヤホン6 TE-Z1PNK コアキシャル2wayドライバーがベース
音質チューニング:ピヤホン7 TE-ZX1-PNKで開発したチューニングメソッドをアレンジ
形状&装着感:ピヤホン7 TE-ZX1-PNKで採用されたダックテールを継続
このように、他ノイズキャンセリングなど含めて細かく引き継がれています。
ピヤホンってなに?と思っていた方が始めに選ぶワイヤレスイヤホンとして最適であって、他同価格製品と比べても遜色がない。
最大16時間のロングバッテリー化、空間オーディオ等の流行機能を搭載、ピヤホンらしさも残しているので、しっかりと一般のオーディオファンの選択肢に入る製品になっていると思います。
個人的には、この「ピエール中野氏監修製品」の中でフラッグシップの廉価版という位置付けは素晴らしく、AVIOTとピエール中野氏の評価がまた上がるのでは?と思いました。
今回の記事はここまでとなります。
ありがとうございました!
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