はじめに
ACCENTUM Plus Wirelessを購入して一か月以上経ち、音楽はもちろん映画やアニメまで。普段使用での不満は無く、生活に欠かせないヘッドホンになっています。
ただ、自腹で購入したことで、
若干バイアスがかかっている可能性があるのではないか?
とふと思ったので、今回は絞り出して不満点やデメリット、そしてBTD600(こっちの方がクセ者)についても書いていきたいと思います。
良かったらゼンハイザー製品やACCENTUMシリーズ購入の参考にして下さい。
ACCENTUM Plus Wirelessの不満点絞り出してみた
ボタンでのオンオフが面倒
一番普段利用で気になる部分ですね。
電源のオンオフは基本的に物理ボタンで行うのですが切り替えに3秒かかり、これが感覚的に長く感じるので毎度面倒に感じます。
折り畳み式であれば一瞬でオンオフ出来ますし、ワンボタンで復帰、3秒長押しでオフなどであればもっと快適だったと思います。
ちなみに装着感知は電源オフ状態では無効で、スリープ状態自体も維持されません。
この点も、スリープ→装着→電源オン→外す→スリープ→復帰、というサイクルで良かったのではないでしょうか。
イヤーパッドが蒸れやすい
合皮イヤーパッド自体は柔らかくフィット感も抜群ですが、本革製などに比べるとかなり蒸れます。きめが細かい上に撥水加工が施されているのか、水気を肌との間に溜めこみやすい。※本革は吸収しつつ適度に気化させてくれます。
私はそこまで汗っかきではないのですが、夏は室内でエアコンをつけていても快適とは言いづらいです。冬は重宝するかもしれませんが。
ヘッドホンカバー(mimimamo)を着けたことでかなり快適になったので、そこまでのデメリットには感じていませんが、「蒸れ」は人によっては重要な要素だと思うので注意です。
音質が今風すぎる
実機レビューでも書いた通り低音がやや不自然に盛られており、ドゥゥン!というよりブゥゥゥン・・・!とリバーブがかかった感じ。
最近の曲やアニソンやハウスを聴く分にはノリが良く感じるので強みなのですが、ドラムなどの立ち上がり感や迫力もそれほど無く、かなり割り切っている印象。
その上で中高音はナチュラル傾向なので特徴を掴みづらく、イコライザ用に余地を残しているとも言えますが、無個性でただ軽いだけの音に聴こえてしまう一面があります。
BTD600の不満点
ペアリングが一台まで
「マジか・・・」と購入してから気付いたのですが、このBTD600くん、ペアリングが一台までなんですよね。
いやいやいや、トランスミッターなのにそんなことある?1000円の激安製品でも3台までペアリング出来るのに?
ちなみに公式にもAmazonなどの商品説明欄にも表記は無し。
説明書を読み返した所、しっかりと小さく一台までと書かれていました・・・・笑。
これね、当たり前ですけどめっちゃ不便です。
だってもし次にゼンハイザーのワイヤレス製品を買っても、同時には使えないということですからね。また個別に買わないといけません。
手元にあるaptX対応のヘッドホンをペアリングに追加しようと思っていたのに誤算です。この仕様を考えると定価8580円は高く感じるのでセールでの購入がおススメです。
PS5との相性が終わってる
USB-Cアダプターも付いているので【PS5に繋いで低遅延かつ高音質ゲーミングだぜ】そう思っていた時期が私にもありました。
このトランスミッターはPS5と接続した段階でまずSBC接続扱いになり、しかも出て来る音声がガッビガビ。100均のイヤホンが高級機に思えるほどの低音質。
これは、接続可能なだけであって実質PS5での使用は不可と思った方が良いです。
解決策は今の所無いですし、発売から2年以上経っているのでアプデも期待できないのがリアルな所です。残念。
まとめ
ACCENTUM Plus Wirelessに関しては利便性を重視して購入したので、電源オンオフとイヤーパッドについてはなんとかして欲しかった思いはあります。
音質は過度に期待していなかったので、かなり満足しています。
映画を観ても迫力がありますし、アニソンをメインに聴いているのでむしろ良い方へ転がっていると思います。
ただ、BTD600、キミはちょっとねぇ?
ゼンハイザー製品は同社同士じゃないと相性が悪いですし、なんだかんだ高性能なので使い続けますが、せめて2台までオッケーにならない?
次のトランスミッター開発してるからまた買ってねってことか。
買うよ!ゼンハイザー好きだからね!
本記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました!
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