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結局どうなの?DC-Eliteのリアルな評判【iBasso Audio/ドングルDAC/アンプ/ユーザーの声】

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はじめに

各所で話題騒然となっている iBasso Audio DC-Elite、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている大人気商品です。

 

ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?

分かりづらい現状になっています。

 

本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてのDC-Eliteの本質に迫りたいと思います。

DC-Eliteとは

iBassoハイエンドシリーズの結晶【MAX技術】を踏襲した、フラッグシップポータブルDAC。スマートフォンなどに接続するだけで最高峰の静寂性とパワー溢れる音楽再生が可能です。

フラッグシップに相応しく【iBasso MAX】技術を踏襲

ROHM社BD34301EKV DACチップを搭載し、ボリュームにはiBasso自社開発4セクションステップアッテネーターを採用。ハイエンドDAPに匹敵するアーキテクチャをこのコンパクトなサイズ感に踏襲。「コンパクトなMAX」という異名を持つ、フラッグシップに相応しい製品です。

ハイエンドオーディオDAC ROHM社 BD34301EKVを搭載

コンパクトサイズのポータブルDAC/AMPながら、デスクトップクラスの電流出力DACチップを採用。ハイエンドで培われた洗練された技術により、優れたダイナミクスと広い空間表現力に加え静寂性と高い情報量を両立、コンパクトなサイズ感からは想像できない驚異的なサウンドを実現しています。

自社開発4セクションステップアッテネーターを搭載

DC-EliteにはDX320MAXと同様、自社開発の24段4セクションステップアッテネーターを搭載。業界内でも先駆者となるアナログボリュームの採用は、スマートフォンとのマッチアップの中でも最高峰の静寂性とスペックの高さを誇ります。

3.5mm & SPDIF + 4.4mm デュアルコネクション設計

4.4mmバランス+3.5mmシングルエンドの高出力デュアルコネクタを搭載。

3.5mm出力はSPDIF(同軸デジタル)出力にも対応しており、外部DACやオーディオシステムへ最大768kHz / 32bitのハイスペック・デジタル信号伝送に対応し、ホームオーディオシステムへのマッチングも可能です。

上質でラグジュアリーなチタニウム合金高品質筐体

DC-Eliteは航空機グレードのチタニウム合金から削り出された筐体に、ガラスパネルを採用した高級感の溢れるデザインを採用。強度や耐食性にも優れており、あらゆるシーンでの使用が想定されるドングルDAC(コンパクトDAC/AMP)には相応しい素材です。

筐体デザインには、チタニウムの熱伝導性を活かした、放熱性に優れたヒートシンクデザインを採用しています。

実際に購入したユーザーの声

肯定的なレビュー

  • ドングルDACとしては突き抜けた性能、濃厚で元気かつ高解像度なサウンドです。高価格帯のイヤホンやヘッドホンでも鳴らし切ってくれるので、スマホが10万超えのDAPになったようで感動です。
  • 一音一音が細やかで中音域の押し出しがしっかりしていて、ボーカルがふわっと正面から浮かんでくるようなピュアな表現が楽しめます。DAPとドングルDACの差は縮まったな~!と感じる価格相応の製品です。
  • 一言でいうならiPhoneをバケモノクラスにするDAC。余裕でミドルクラスのDAPは食ってるわ。ノイズも感じず没入感がMAXでもうDAP買うの馬鹿らしくなる。本当すっごいクオリティ。
  • 個人的にDX260以上の音質に感じたので、これぞDAPキラーだと思いました。音の空気感がリアルで臨場感が凄い。他のDACとは明らかにレベルが違います。
  • 思い切って購入してみましたが、そんじょそこらのDAPやBTレシーバでは太刀打ちできないほどの音質。ZX707とBTR7を持っているのですが、利用頻度減りそう・・・。高級DACの底力を感じました。

否定的なレビュー

  • スマホのバッテリー喰いがヤバい、1分で1%位減ってる?モバイルバッテリーが無いとまともに外で音楽聴けないんですけどw、誰だよ省電力って言ったやつ。
  • バッテリーの持ちの悪さが明確な弱点なのに、誰もそのことに言及しないし熱心なファンが怖くて何も言えない。ポタアン、ドングルDACとしてはかなりピーキーで扱いにくい7万円の高級文鎮。
  • モンスター級!驚異の音質!バケモノ!とか煽りまくってたインフルエンサーは反省した方が良い。SNSでも論争が起る位強みと弱みがハッキリしてるDACだよ。万能でも最高峰でもない。
  • 旧型のiphoneだとなんと2時間で半分近くまで消費します。通勤で使うにはモバイルバッテリーが必須でバッテリーの消費はバケモン。あと、ボリュームノブが扱いにくい。
  • 完全に利便性度外視の超特化型。音質はバケモノ、バッテリー消費もバケモノ。2000mAhあたりのスマホや端末は人権ナシです。私は売っちゃったけど、モバイルバッテリーを一緒に張りつけて使ってるの見たら失笑する。

まとめ

ユーザーの意見をさらにまとめると、

バッテリー消費が異常に早いがスマホとの最適化で扱いやすく、音質も価格も最強な超ピーキードングルDAC。

という結果でした。

 

肯定、否定共に多かった意見がこちら、

・バケモノォ!!!

・スマホ使用でもノイズが乗ったり動作不良を起こさない

・バッテリーの消費が異常

 

この中でもやはり注目すべきはバッテリー大喰いという弱点。

別にオーディオが好きならばどれだけバッテリーを喰おうが、音が良ければ良い、それは間違いないのですが、問題はスマホに接続することが前提だということ。

 

スマホの場合、もはや生活必需品なのでバッテリーを使い切るわけにはいかず、50%を切った段階で「そろそろ充電を・・・」という方も多いと思います。

環境によりますが、iphone15(3349mAh)だと一時間に少なくとも15%以上消費するようなので、気持ち良く使えるのは大体3~4時間位。ただ、これが旧型だとしたらもっと早い。

 

短い時間でも高音質で聴きたい人にとってはこれ以上ない製品ですが、通勤などで持ち運ぶような生活に密着した使い方をする人にとっては扱いづらい製品なのは間違いありません。

 

個人的には、利便性に優れた製品とロマン溢れるピーキーな製品は分けるべきであり、それぞれのライフスタイルや価値観によって評価が変わるのは当然。かなと思います。

 

ネットで物議を醸していましたが、過剰に煽るインフルエンサーや販売側の説明不足が原因の一部でもあるので、ユーザー同士で争うのは勿体ないです。

ロマンはロマンで楽しみたい所ですね。

 

本記事は以上です。

ありがとうございました!

 

※ちなみにドングルとはUSBの普及に伴い派生していった小型装置を指す言葉で、dangle=ぶら下がる、という説もあるそうです。

 

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