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ZENDAC3の不満点絞り出してみた【iFi audio/ヘッドホンアンプ/デメリット/ノイズ問題】

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はじめに

ZENDAC3を購入して一か月以上経ち、音楽はもちろん映画やアニメまで。普段使用での不満は無く、生活に欠かせないヘッドホンアンプになっています。

 

ただ、自腹で購入したことで、

若干バイアスがかかっている可能性があるのではないか?

 

とふと思ったので、今回は絞り出して不満点やデメリットについても書いていきたいと思います。良かったらiFi audio製品やZENDACシリーズ購入の参考にして下さい。

ZENDAC 3の不満点絞り出してみた

前面バランス接続のノイズ

ZENDACシリーズは前機からこの問題があったようなのですが、本機でも当たり前のように4.4mmバランス接続でノイズが乗ります。

 

ヘッドホン用のバランスケーブルは持っていないので、イヤホンでの比較になりますがSE425とSE846を用意して比較してみました。

 

【SE425】ケーブル:onso05

うっすら無音でもノイズが乗っており、音量を全体の10%ほどに上げるとサーー・・・というノイズが明確に乗り始め、音量とともに大きくなっていきます。ギリ使用には耐えられるけど不快。

 

【SE846】ケーブル:nobunaga labs 澪標

無音状態で完全にサァァーーーーーーー!というノイズが乗っており、故障かと思うレベル。低音も高音も詰まっていてノイズの海で音が溺れてる。酷い。

 

と言う感じ。

SE425でもこれだけノイズが乗るなら恐らく3万円以上のイヤホンはほぼ全滅でしょう。

1万円以下のイヤホンでゲームしたり、ちょっとYoutube観たりする程度の用途が限界だと思います。

 

ちなみに両機とも3.5mm→6.3mmに変換、アンバランスで接続しましたがほぼノイズは乗らず音質も素晴らしい。それこそ音量最大付近まで上げてやっと少し乗る程度。

 

アンバランスとバランスの品質差があまりにも激しいので、少なくとも私はZENDAC3の前面バランス接続を使うことは今後無いと思います。

 

※背面のバランス接続はノイズレスだったので、ZENCANなどを繋ぐ場合は問題ありません。

※純正電源の有り無しで変化を検証しましたが全く同じでした。

ギャングエラー

こちらも前機から言われ続けている部分ですが、本機でも確認しました。

個体差はあると思いますが大体7~8時付近と12~13時付近にダイヤルを回すと「バリバリッ」とノイズが入る箇所があります。

 

ただ、ボリューム調整の幅が広いですし、避けていれば音質に影響が無いのであくまで気になる方にとっては気になるポイントだとは思います。

付属品のクォリティが・・・

付属してくるUSB-Cケーブルがまぁ酷い、音も雑になりますし、なんかグラつくし、たまにちゃんと動かない時もあって、??となります。

 

そして、説明を良く見ると「ケーブルは起動確認用です」って書かれてる(笑)

またこのパターンか!最近流行ってるんですかね、説明書とかHPの端にちょろっと書くの。

 

USBケーブルに関しては真っ先にオーディオ用を購入した方が良いと思います。

6.3mm→3.5mm変換プラグは問題なく使用出来ますが、300円位で売ってそうなプラグなので、気になる方はこちらも買い直した方がベターかと。

 

RCAケーブルはまだ使用してませんが、・・・見た目的にも嫌な予感がします。

ドライバ/ファームウェア問題

とにかくわかりにくい。

まずこの二つが必要だと気付くには、公式HP内から日本語の説明書をダウンロードしないといけません。

 

そして、ドライバとファームウェアの案内に従ってダウンロードしようとするのですが、ドライバーはまだしもファームウェアの場所が全くわからない。

そこで集合知であるXや過去のレビュー、海外のフォーラムまで覗きに行き、やっと在り処が判明。ここまで小一時間はかかっています。

 

なぜ英語版サイトにしか最新のファームウェアが公開されていないのかは、理解できません。日本語HPで一括で行えるようにはして欲しい所です。

 

お困りの方がいれば、本機のレビュー記事に詳しく書いているので良かったら。(一番下にリンク貼っておきます)

まとめ

結構出たね・・・ということで。

今回に関してはそこまで絞り出さずとも、素直な気持ちが溢れて来ました。

 

特にバランス接続のノイズに関しては、「良い機材買った!バランス接続したい!」と思って買ってしまうとかなり不満が出るポイントなので注意です。

 

バランス接続が当たり前、マストになってきている現状では、いくらヘッドホン&スピーカー向けとはいえそこの需要を拾えないのは厳しさを感じます。

 

他の部分はご愛嬌に近いものがありますが、ユーザーが自分で考えて工夫し解決することが必要なDACアンプなので、その過程を楽しめるかどうか。個人的にはアリですが、ライトユーザー目線だとナシ。

 

ZENDAC3を買えばその日から素晴らしい音で聴ける!

とは言いにくいので、若干玄人向けなのは間違いありません。

 

本記事は以上です。

ありがとうございました!

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