はじめに
実機レビューの方ではアンバランス接続のみでしたが、やっぱりバランス接続も楽しみたい!と思い純正ケーブルを購入してみました。
4万円強するアンプ向けのAT-B1XAではなく、DAPなどポータブル向けのHDC114A。
WM1AM2があるので、そちらで4.4mmバランス接続を試してみようかと思った次第です。
あと、一応レビューを公開している身としてあまりにも見栄えが悪かったので、純正ヘッドホンスタンドも追加で購入。
純正バランスケーブル、純正ヘッドホンスタンドについて、少し深堀りして書いていきたいと思います。よかったら、オー活(オーディオテクニカ活動)の参考にでもして下さい。
ADX3000をバランス接続してスタンドも買ってみた
バランスケーブル HDC114A/1.2 4.4mm
オーテク謹製のバランスケーブルです。
高純度銅線6N-OFC+OFCが採用されており、A2DCから4.4mmのバランス接続が可能。
ケーブルは布製ツイスト構造なのですが、タッチノイズが少なく、そして軽い。
純正の付属ケーブルがちょっと重めで手触りが悪いのでこれは嬉しい。もう全部これに変えて欲しい。
プラグは金メッキ採用、本体はステンレス調、断線防止にゴムのプロテクターが付いています。
そして、個人的にかなり気に入った部分はこちら。
微妙に角度が付いているので、ぐるっと回す時も干渉せず、持ち運んだり、ポケットに入れるシチュエーションが多くても快適。
こういう細かい拘りは流石日本製。もっとアピールして良い部分だと思います。
音質(WM1AM2→ADX3000)
音のクリアさが増し低域がしっかりと主張してくるので、ちゃんとリケーブルと接続方法の違いを感じます。
個人的にはこれ以上の音質は求めることが無いと思います、それ位隙の無い音。
バランスかアンバランスかは諸説ありますが、出力パワーに関してはデータ上で確実にバランスの方が優秀なので、そちらで考えた方がメリットがわかりやすいかも。
大体-10~20(目盛り)で同様の音量が取れるので、DAPで聴くとしてもパワー不足を感じません。
一応ですが、ZENDAC3でもバランス接続してみました。
50Ωだとそこまで高感度ではないので、ほとんどノイズは感じませんでしたが、こちらだとアンバランスの方が好みでした。
ヘッドホンスタンド AT-HPS700
シンプルに、でかい。
空洞になっているので、そこまで圧迫感はありませんが、デスク上の専有面積はかなりのもの。
本体はアルミ製で滑らかに切削されており、断面も格好良い。
オーテクロゴも綺麗にホワイトで入ってます。
裏面にはゴムが貼られており、少しの振動や衝撃では動かない安定感があります。
さて、ここからは、最も気になる部分だと勝手に思っている。
「ケーブル端子とケーブルが痛まないかどうか。」について。
それぞれ、ヘッドバンドの調整幅ごとに試したので、よければ参考にして下さい。
調整幅ごと比較
【最短】
かなり余裕があります、プラス3目盛りくらいまで干渉しません。
【中央】
軽く干渉します。かかっているテンションはそこまで強くないので、ケーブルに癖は付きますが、痛むほどではない状態。
【最長】
色々と無理が出ていますね。ヘッドバンドも浮いてしまいますし、端子とケーブルに重量がかかりっぱなしなのであまりよろしくない状態。
次はバランスケーブルで試します。
【最短】
【中央】
【最長】
と言う感じですね。
バランスケーブルの方が布製で少し短いので痛みにくいですが、純正ケーブルは目に見えて癖が付くのでヘッドバンドを長めに使っている方は注意です。
まとめ
純正のケーブル類はもうちょっと増やして欲しいですよね(切実)
1.2mしかラインナップがないので、ぜひ1.8mで3.5mmと4.4mm対応で発売して欲しい所。デスクトップ&ゲーミング用途として需要があると思います。
ヘッドホンスタンドに関しては、今後のデスク環境によっては部屋のモニュメントとして棚に飾られる未来がくるかもしれません。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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