参考及び引用元:https://www.fiio.jp/products/jm21/
はじめに
各所で話題騒然となっているJM21、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている大人気商品です。
ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?
分かりづらい現状になっています。
本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてJM21 Blueの本質に迫りたいと思います。
JM21とは
ハイエンドクラスの技術を取り入れながらも、エントリーモデルとして手に取りやすい価格帯を実現。優れた音質と高い駆動力を両立したFIIOのハイコスパDAPです。
フラッグシップ級の性能をエントリーモデルで実現
「Snapdragon 680」は最新の6nmプロセス技術を採用し、8コア「Kryo 265」アーキテクチャによる2.4GHz高クロック駆動で処理能力と省電力性を両立。
カスタム「Android 13」との組み合わせにより、滑らかで快適な操作性を可能にしています。
薄型ボディに700mWの大出力
わずか13mmの薄型ボディながら、最大700mWのバランス出力を実現。
低音域・中音域・高音域に対応した3段階のゲイン設定と独立した音量カーブにより、多様なイヤホンやヘッドホンに最適な音量設定が可能です。
デュアルDAC&フルバランス設計
シーラスロジック製「CS43198」DACをデュアル搭載、高精度な「SGM8262」アンプと組み合わせることで、より豊かなダイナミックレンジとクリアな音質を実現。
さらに、デジタル回路とアナログ回路を独立させた電源設計により、ノイズを大幅に低減しました。
多機能インターフェースと高い利便性
4.4mm/3.5mmヘッドホン出力、SPDIF、USB、ライン出力を装備し、Bluetooth入出力ともにLDAC対応。ワイヤレス環境でも高音質再生が可能です。
また、約12.5時間の長時間駆動を実現し、充電停止モードを搭載することでバッテリー寿命を延ばします。
実際に購入したユーザーの声
肯定的なレビュー
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これぞエントリー、これぞ初心者向け。高音域が明瞭で分離感も良く、聴き心地が良いので人に勧めやすい。サブで購入しましたが、気軽に楽しめる最高のDAPだと思います。
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ZX507から乗り換えたソニー信者ですが、音質に関しては全くひけをとらない素晴らしさ。解像度も高くてこの値段でこの音はコスパがバグってます。
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FIIOらしい味付けの少ないフラットサウンド、クリアで音場も広く解像度も高い。サクサク動く本体に3.5mm、4.4mmに加えてLDACにまで対応しているのは価格破壊としか言えない。
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バランス接続にデュアルDACでスナドラ680!バケモノ級のコスパ機!買って損なしです!持ち歩きたくなるDAPは久しぶりです。初心者はもうこれ買っとけば間違いないと思う。
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初めてDAP買ったけど、音が良すぎて衝撃。もうスマホには戻れないし、沼にハマっちゃった感ある。FIIOのイヤホンも一緒に買ったけど、余裕で3万円台でポタオデ環境完成するのは強い。
否定的なレビュー
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ヘッドホンでバランス接続してみたけど、かなり音が軽くてがっかり。ボーカルも前に出てこないし、楽器も総じて綺麗じゃない。端子の不具合の可能性もあるので返品も検討中。
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ロットごとに印字場所が違ったり、パーツの方向間違って早送りが逆になっていたりするのが面白い。ひと昔前の低価格製品っぽくてワクワクすっぞ。
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操作性はウォークマンに比べると不便、かなりの頻度で曲送りなどの3つボタンで誤操作するのでストレスが溜まる。本体デザインも実機はより微妙なので、持ち歩く気にならない。
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ぶっちゃけ、DAC搭載のUSB-Cイヤホンでスマホに直接繋ぐのとそう変わらん、これならもうちょい上の機種か、ハイパワー系のドングルDAC買った方が良い。安さは魅力だけど、個人的にはそれだけしか価値が無いと思う。
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MicroSDで曲入れたら曲名が全部中国語になったんだけど?直し方わかんないしめんどいから、もう売っちゃった。ちなみにバッテリーは12時間も持たなかった、大体4~6時間位。
まとめ
ユーザーの意見をさらにまとめると、
細かい不満はあるが、価格に見合わない音質の優秀さが全てを無かったことにしてしまう超ハイコスパDAP。
という結果でした。
肯定、否定共に多かった意見がこちら、
・コスパが異常
・音質は解像度の高いフラット系
・バッテリーは公称値よりはもたない(平均:5~9時間)
まとめとしても書きましたが、この製品に関しては「コスパが全て」。
最低でも5万円からスタート、良い物が欲しければ20万円というのがDAP界隈でしたが、当たり前のように3万円代で売られているのは衝撃的です。
細かい不満点で言うと、曲名の一部文字化け、ボタン配置の不便さ、そしてバッテリー容量など。この中でも、バッテリー容量に関しては賛否共に言及が多かったです。
環境とユーザーの使い方や設定次第で変わりますが、おおむね5~9時間あたりが平均のようですね。人によっては、4時間を切ることも・・・
とはいえ、SONYのウォークマンでも実用時間は公称値よりかなり低めだったりしますし、安いので使い倒してしまえば良いだけ。(バッテリーセーフも付いてますし)
そんな不満点も価格で殴ってしまっているので、結果的にユーザーから大好評なのは最近だと珍しいですね。
個人的にも、サブスクメインで安く抑えたい方や初心者に最適なDAPだと思います。
今回の記事はここまでとなります。
ありがとうございました!
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