はじめに
RTX3070に不満は無かったのですが「そろそろ買い替えるか・・・♠」と心の中のヒソカが囁きだしたので、RTX5070搭載のBTOを購入しました。
注文したのは3月頭なので発売直後ですね。一か月以上かかりましたし、その間に関税とか為替がえらいことになっていたので全く気が休まりませんでした。
キャンセルは勘弁して!と怯えていたのですが、先日無事到着。
どうせなのでRTX5070を中心に簡単にレビューしたいと思います。
今回は普段とはカテ違いですが、PCオーディオを扱うことも多いので【環境晒し】的な記事と思ってもらえたら幸いです。よかったらお付き合いください。
BTOの構成
プロセッサー:AMD Ryzen 7 9700X
CPUクーラー: ID-COOLING製ヒートパイプ式CPUクーラー (SE-610-XT)
マザーボード:ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI
メモリ:32GB DDR5-5600
グラフィックボード:NVIDIA GeForce RTX 5070 ZOTAC GAMING
SSD:1TB crucial T500
PCケース:プレミアムミドルタワーケース
ケースファン:NF-P12 REDUX-1300PWM
電源ユニット: CWT製 GPW850S5 (定格850W)
簡易構成はこんな感じです。
ある程度省電力で、空冷でよく冷えて長く使えてたまにPBOで遊べるPCにしてみました。少し過剰な安パイ構成、こういうのって性格出ますよね。
詳しい方なら、「ここまでやるならTi×9800X3Dにしろよ」って言いたくなると思います(笑)。
自作は二世代前にはやっていたのですが、PCで仕事から何まで一括で管理するようになってからはもっぱらBTO。安心安全、アフターサービスもばっちりですし、作業する際の手間が無いので重宝しています。
RTX5070のゲーム性能
私はベンチ用のソフトやら計測ノウハウは一切ないので、数字を詳しく知りたい方はYoutubeで海外のベンチマークチャンネルを見てください。
まずゴーストオブツシマですが、WQHD、120FPS制限、DLSSオン、最高設定で120FPS張り付き安定しています。
GPU温度が80%で使っていても60度以下、制限を解除して99%で使っても70度以下なのは、かなり優秀なのでは?
そして、サイバーパンク2077なのですがこれがヤバい。
とりあえず、無茶ぶりしてくることでお馴染みNVIDIAアプリで最適設定しプレイ。
大体この最適設定だとPCへの負荷が大きくて速攻で設定を弄ることになるのですが、
「あれ?ぬるぬる動いて負荷も少ない?」
WQHDで120FPS張り付き、最高設定かつレイトレもサイコでGPU使用70%以下で温度50~65度。4Kでも120FPS超えてるんですけど。5070だったよね積んだの?
よーく見るとMFG(マルチフレームジェネレーション)が×4でオンになっていました。これが世間を騒がせた4090と同等の根拠となった技術か。
同等かどうかは一旦置いておきますが、MFGのデメリットとして遅延はそこそこあります。コアゲーマーは気になるかもしれませんが、私はオーバーウォッチで毎回煽られる程度のウデマエなので許容範囲。
うーん、RTX5070結構良くね??
というのが素直な感想。必要な性能を求めて買う方にはバランスの良いグラボだと思います。まぁ、予算があれば5070Ti安定なのは確かです。
※追記※バルダーズゲート3を4Kで
120FPSにする必要性を感じなかったので【60FPS制限:DLSSバランス】で遊んでいますが、最高設定でもかなり余裕。
重たい光の表現があるムービーでも処理落ちなく美麗な画面でプレイ出来ました。ジャヘイラさんもより艶やかです。
例のドライバーどう?
ドライバーの安定性の悪さはRTXシリーズへの評価へと直結していますね。
この問題に関しては、私の環境ではスムーズに動いて暗転、起動不可、画面ノイズも無いので、何も書きようがありません。
ただ、過去に一回だけRTX3070でハズレドライバーに当たったことがありますが、その時は酷かったです。結局アプデが入るまで一か月以上かかってましたからね・・。
【NVIDIAのドライバーはSNSで真っ先に入れた人の反応を確認してから入れる】
これが正解ということですね。
※追記20254/18
最新ドライバ576.02を適用しましたが特に不具合は無し。ゲームでの負荷が減り、パフォーマンスが少し上がりました。ただ、あくまで私の環境での話です。
SNSでは不具合報告も見かけるので慎重に触った方が良いとは思います。
マザーボードと音質について
今回の搭載マザーボードである、ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFIはオーディオも結構こだわっているらしい。
公式で確認すると「独自のオーディオコーデック」「108dBのかつてないS/N比」「DTS によりオーディオ体験を向上」など、オーディオ製品ばりの文言が書かれており、少しテンションが上がりました。
DTS Audio Processingはオンにすると環境問わずで適用され、ゲームはもちろんYoutubeなどでも内臓ゲーミングDAC感覚で弄れるので面白い機能ですね。
3.5mm直挿しでも十分音質が良いので、相当なこだわりが無ければ満足できると思います。最近のマザーボードってすごいね。
まとめ
結論は、RTX3070からの乗り換えなら大満足、WQHDメイン軽めのゲームなら4Kも余裕。という感じです。
私は、限界までぶん回して最上の体験をしたい!というタイプでは無いので、基本的にWQHD120FPS(最高設定)を中負荷で遊べていれば文句なしです。
4Kも3070だと60FPSはDLSSを使ってもかなり厳しかったですが、5070なら結構余裕。
自作でアップグレードしてより高みを目指したい方、ゲーム配信をしている方などは、5070Tiや5080以上の方が間違いなく満足度が高いと思います。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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