
はじめに
もうすぐ秋冬、今年の夏は暑すぎて映画にも家電量販店にさえ満足に行けなかったので、その合間にレッドウイングのブーツを三足修理に出してみました。
涼しくなったら出かけるための準備みたいなものですね。
逆に涼しくなるまでは外には極力出たくないという固い意思。
今回はその経緯と実際にかかった費用、修理先は公式かその他が良いか、仕上がりについてなど、書いていきたいと思います。
※レッドウイングとは
1905年ミネソタ州にて創業。自社工場での一貫製造、Made in USAにこだわったアメリカを象徴するようなワークブーツメーカー。
最近だとマリオの映画に合わせてマリオブーツを制作したことで話題にもなりました。
修理に出そうと思った理由

ベックマン二足はいわゆるソールの加水分解※、それぞれ型番は9014と9016。フェザーストーンレザーで今だとやや希少なブーツですね。
※ウレタン採用モデルなので起きます、現行のモデルは大丈夫です。

コロナの時期に外出が減り、靴箱に入れたままにしてたせいで一気に症状が進み二足ともこんな状態。ベタベタねちょねちょします。


アイリッシュセッターに関しては単純にソールが減ってしまったので交換が必要という所。イオンでメダリストごっこが出来るくらいには滑るので流石にもう厳しい。


三足とも靴としての機能が大きく損なわれたことで修理が必要になった。というのが主な理由です。
元々レッドウイングのブーツ自体、修理をしながら長期間履くことが前提になっているので、良いタイミングが来たということですね。
修理先ごとの対応の違い
ここが一番重要です。
要はどこに依頼するか?その対応の違いは?
候補としては、
レッドウイング公式
ナカダ商会
近所にあったミ〇ット
この三つ。
レッドウイングとナカダ商会はオンラインなので、そうなると今回は公式優先にしたいのでレッドウイングに出すことは確定。
そして、近所にミ〇ットがあったので店舗へ訪れて公式に出す前に見積もりしてもらいました。
ミ〇ットへ見積もりと依頼
ミ〇ットでの修理は、ベックマンの場合本社工場送りになるとのこと、そしてステッチの有り無しも選べず、元のデザインとは変わる可能性が大きいと伝えられました。
ここまではまだ良いのですが、出してもらった見積額にびっくり。
なんと、オールソール税込25740円!(しかも最低でも)
二足で税込み51480円(最低でも)
新品で一足買えるんですけど・・・?と思い、納期も3か月ほどかかるとのことでベックマン二足は即お断り。
アイリッシュセッターは店舗で出来るらしく、オールソール金額は税込13200円。
まぁ、この価格なら・・・と思ったので、こちらはミ〇ットで頼むことにしました。
アイリッシュセッターのソール交換はかなりメジャーな修理ですし、公式じゃなくても大丈夫だろうと思ったので。(それが間違いだったのは後ほど)
レッドウイング公式へ依頼

ということで、残りのベックマン二足はレッドウイング公式へ依頼を出します。
LINEが便利とのことで、登録。
スマホで案内に従い修理依頼内容を入力して送信
↓
送付用に書いた元払い発送書を写真で撮って送る
↓
待つ事一日(日曜だったので、平日だともっと早いかも)
ピコーンっとスマホがなって、LINEの画面にそのまま担当者さんから返事が来ました。
とても丁寧な文章で説明してくれて、なんかLINEでやり取りするのも不思議な感じですが、親しみを感じるのでいいですね。
気になる修理金額は・・・
17600円!!
二足で35200円!!(笑)
やっす!!一応加水分解モデルは格安で交換してもらえるのですが、それでなくとも状態が良ければ20000円ほど、状態が悪くても25000までほどだそう。
そこからの流れは、担当者さんの出してくれた二通りのプランから最安の方を選び、金額と納期3か月に承諾し、こちらから元払いでレッドウイングへヤマトから発送。
これで終わり。意外と手続きが簡単でスムーズだったので拍子抜けしました。
流石公式、ここまで修理依頼としてレッドウイングらしい体験になっていると感じました。
※ちなみに、レッドウイングブーツを冠したものなら、入手経路や正規新品購入は問わず、中古などでも基本的に修理を受け付けるようです。
ブーツが手元に届く
納期について比較
納期ですが結果的には、
レッドウイング→一か月半
ミ〇ット→一か月半
ということで。レッドウイングの方が修理内容も複雑で縫いまであって、二足なのになんと一緒。
ミ〇ット、おいミ〇ットぉ・・・・。
公式がなんで巻いて、ミ〇ットがこんなに時間かかるのか。
まぁ、これはもう言っても仕方ないので、レッドウイング公式が迅速だったことを褒めたたえましょう。いや、この繁忙期にまじですごいと思う。
仕上がりについて比較
まずはアイリッシュセッターですが、スゥゥーーーー・・・。
ソールの接着が足らないのか、溝が5ミリほど空いてしまっており、しかも接着剤の糸が飛び散っておりそのまま。ウェルト(上の革の端)もここまで浮いてたっけ・・・?という状態でした。

あまりにもだったので、速攻で自分で拭きとりウェルトとミッドソールを接着、溝はレザー用パテで埋めて修理したので、申し訳ありませんが最初の状態の画像は無いです(笑)

シューグーとアドベース(パテ)と紙やすりで地道にやりました。ここまでが限界ですね、めっちゃ大変でした・・・。

もういいよ。ミ〇ットはもういい!!
ありがとうね、忙しかったんだよねきっと。
私は穏やかに過ごしたいだけなんです、このブーツもしばらく履いてまたレッドウイング公式に出します。
さて、ネガなことはここまで。
ここからはただただ、私がレッドウイングを褒めるだけの時間帯になります。
はい、どん!


めっちゃ綺麗ですね。当たり前ですが接着もステッチも美しい。


しかも最新の資材に変わったみたいで、修理前のベックマンと比べると軽い。
かかともハーフラバーもしっかりと装着されており、履いてみても柔らかさを損なわず「元からこうだった」気がするほど自然な仕上がり。


そして、私が地味に感動したのがこの梱包。
二足とも新しい箱に入って送られて来たんです!!

うわーーマジで嬉しい。これは嬉しい。
この届いたときのワクワク感を修理で味わえるとは思いませんでした。

最高だよ。あんた最高だよ。レッドウイングさん。
これだけレッドウイングらしい体験をさせてくれるなら値上げも仕方なしだよ。ごめん、値上げしすぎって思ってたけど妥当です。

以上、結果的には3足とも大満足な修理依頼になりました。
ん?ミ・・・??うっ頭が。
まとめ

結論として、レッドウイングの修理は公式一択。
これで間違いありません。
公式で出来ないカスタムなどはナカダ商会などに頼めばいいですが、元を活かして再生するということに関してはやはり、公式以外の選択肢はありません。
レッドウイングブーツはこうやって何度もソールが交換出来るので、一生物。
ある意味コスパの良いブーツだと思います。
みなさんも、手持ちで気になる所がもしあれば、公式に依頼してみてはいかがでしょうか。そうでない方にもレッドウイングブーツはおすすめです。
レッドウイング修理受付ページ↓
レッドウィング オフィシャルサイト(公式ブランドサイト&通販)
今だとポストマンが人気ですが、創業者の名前が付けられたベックマンもクラシックで格好良い。ハイカットなので履き始めの踵の痛みも少ないですよ。
Amazonのレッドウイングブーツ一覧はこちら。
※オールソール価格と納期のまとめ
ベックマン(黒)→17600円 一か月半 オンライン レッドウイング公式
ベックマン(茶)→17600円 一か月半 オンライン レッドウイング公式
アイリッシュセッター→13200円 一か月半 店舗 ミ〇ット
備考:加水分解でなければ19000円~
計48400円。元払いの送料込みだと5万円ぴったりくらいです。
【注意】価格は執筆時のものなので、事前に公式サイトで修理料金をご確認下さい。
※レッドウイング公式の納期について
恐らくたまたま資材調達のタイミングが合っただけで、一般人でも、芸能人でも本来はしっかり三か月かかります。なので、これから頼みたいという方は納期に余裕をもって依頼してあげてください。
※注意※
加水分解してしまうモデルは特別価格での修理だったのですが、2025/09/01をもって終了。以降は通常価格になるので注意です。
※レッドウイングのサイズ選びについて
私の場合、スニーカーが26cmですが、ワイズDのレッドウイングブーツだと24.5~25.5。ジャストは25、タイトは24.5、インソール込みなら25.5という感じです。基本的にスニーカーから1サイズダウンで選ぶと良いと思います。
※ナカダ商会について
日本で初めて「ヴィブラムプレミアムコブラー」に認定を受けた、「ヴィブラム社認定修理工場」。ハイキングシューズに圧倒的に強く、仮に圧着されていても新品のソールに変更してくれます。
オンライン受付の方法がちゃんと整備されているので、依頼しやすいのも魅力です。
公式ページ→ナカダ商会 靴修理大好き工房
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