
※遺品整理、遺品分けの話を含むのでちょっと重めです。
私と70年代レコードとの出会いについて
ある日、親戚からこんなLNEが来ました。
「レコード500枚ほどあって、全部燃やしちゃおうと思うんだけど欲しいのあったら持ってっていいよ」
当時全くレコードどころかオーディオにも興味が無かった私ですが、お世話になった叔父の遺品ということで、連絡を返し一週間待ってもらい確認に行きました。
現地に置かれた大きい段ボールの箱は5つ。
そこにぎっしりとレコードが裸だったり、ジャケット入りだったり、乱雑に詰め込まれていました。
「えっと、・・これどうすんの?」
一応聞いてみたところ。
「焼却所(市営)で燃やすよ」
と、改めてシンプルな答えが返ってきたので、こちらでピックアップして気になったものだけを持ち帰らせてもらいました。結果的に遺品分けみたいなものですね。
私が数百枚の中から選んだレコードはたったの6枚。
選んだ理由はジャケットが格好良かったから。最悪聴けなくても飾っておこうと思ってたんですよね。
その選んだ6枚がこちら
・サンタナ ロータス伝説

・イーグルス ホテルカリフォルニア

・STUFF アルバムも同名

・井上陽水 招待状のないショー

・岩崎宏美 ラブ・コンサート・パート2 ふたりのための愛の詩集

・キャンディーズ キャンディーズ10000人カーニバル

後にというか、レコードプレーヤーを買ってから知ったのですが、全て70年代の日本版初期流通品みたいです。
サンタナ ロータス伝説なんてそこそこ珍しい盤みたいで、私が選んで無かったらマジに燃やされていたので、少し青くなりました。
実際、その後他のレコードは全て燃やされてしまったのでわかりませんが、もっと珍しい盤もあったのかもしれませんね。
これも運命みたいなものと思うしかありませんが、文化の消失を身近に感じる出来事でした。
叔父もそういう環境で育ったことで苦しみもあったかもしれません、どうしても田舎では文化的なものはないがしろにされがち。晩年のイメージとかなり違う印象を受けましたから、レコードのコレクションとは。
そんな中レコードを何百枚も集めて毎度日本の初盤ばかり、行きつけのお店もあったようで、お店の紙袋が残っていたり書置きがあったり。
人付き合いもそれほど多くなさそうだった叔父が、趣味を通じて人と関わって生きていた痕跡を感じれたので、ちょっとだけ嬉しかったですけどね。
さて、ということで。
叔父から受け継いだこのレコードを私が今後どうしたいか。

レコードプレーヤーを買って環境は整えたので、聴くのはもちろんですが、それだけだと味気ない。
なので、この70年代を軸として継続してコレクションを続けたいと思います。
ディグりに行ったり、ネットでチェックしまくったりはしませんが、あくまで自然に今後レコードを集めていく方針にしたい。そして無理して増やさない。
(アニメ盤とは別軸、中古だけじゃなくリイシューもいいですね。)
きっと、揃っていくにつれ豊かで音楽的にも楽しいコレクションになるような気がします。
改めて、叔父よ安らかに。
「レコードなんとか6枚だけ救出しといたぞ、センスいいだろ?494枚はそっちで聴いてくれよな」
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