
はじめに
ある日曜の昼下がり、ベッドに寝転びながら思いました。
ゴロゴロしてる時にレコード聴きたいな、と。
きっかけは単純なものでしたが、下調べするうちに結構アニメのレコードが出ていることに気づき、そういえば譲り受けた70年代のレコードもあったよな・・・。
ということで、買いました。
オーディオテクニカ AT-LP70XBT BS
オーテクの中では安価なエントリーモデルのレコードプレーヤー、スピーカーとのセットが激推しされていたのでAT-SP3Xも一緒に購入。
今回はAT-LP70XBTの実機レビュー、AT-SP3Xとの接続、レコードリスニング、音飛びトラブルの対策を書いていきたいと思います。
AT-LP70XBT BS レビュー
デザイン外観

黒基調にシルバーライン。
とっても上品で高見えするデザインですね。

アームは細めですっきり、下敷きマットはフェルト製、プラッター(盤を乗せる所)はアルミニウムダイキャスト製。

針はデフォルトでAT-VM95Cという丸針が装着されており、すぐに聴ける状態。
同じVMシリーズで交換が可能とのこと。

33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式、高精度DCモーター採用。
ストップボタンとスタートボタン、つまりオート再生機能付き。

スタートを押すだけでアームが動き出し再生を開始、最後まで到達するとスゥーッと元の位置に戻ります。

前面左にはBluetooth接続用のボタンが設置されています。

フォノイコライザー※が内蔵しており、PHONO/LINE出力の選択が可能。
スピーカーへの簡単な接続でリスニングが楽しめます。電源はACアダプター(DC12V)から供給。
※針で拾った小さい信号を増幅させ、レコード用に設定されてる高域や低音など音のバランスを整える機能。

スピーカー(AT-SP3X)との接続
これは超簡単でした。
AT-LP70XBTの付属品であるRCAケーブルをつなぐだけ、これで終わり。

ちなみに、馴染みがないとややこしいのが一点だけ。
PHONO、LINEの切り替えスイッチですが、
・PHONO入力がある機器→PHONO
・PHONO入力がない機器→LINE
となっており、表示は接続先機器を指しています。
今回はフォノイコライザー非搭載のAT-SP3Xへ接続するので、【LINE】となります。
セットアップ方法は公式の動画がめっちゃわかりやすいので、これを見ながら進めるのがおすすめです。↓
有線に関しては3:35秒あたりから
【AT-SP3Xについて詳しくはこちら】
アニメレコードを聴いてみる
聴いていくのは、
「ARIA The ANIMATION」オリジナルサウンドトラック vinyl edition

実はプレーヤーを買うきっかけとして、最も大きい理由だったのがこのレコード。
アニメ作品もですが、このアルバムには並々ならぬ思い入れがあり、しっかり聴く用と保管用で二枚購入。

初回生産分はカラーバイナル仕様、澄んだブルーとクリアカラー。
まるでネオヴェネツィアの空と海、そして「空気」をイメージしてるかのようですね。

では、回していきましょう。
やはりですか・・・レコードとこのアルバム合うと思ったんですよ。
良すぎますね、透明感のある柔らかい音と世界観がかなりマッチして、二曲目のウンディーネでもう完全にARIAの世界へ惹き込まれました
まぁ~~~~これは、ぜひARIAファンには本当におすすめしたい、最後のRainbowまで聴いて欲しい。歌入りもいいんだこれが。
CD音源とは方向性が違いますし、伸びやかさと楽器の艶と臨場感は圧倒的にレコードです。
ちょっと満足度が高すぎて、何を言ったらよいのかわかりませんが、本当に買って良かったです、プレーヤーもこのレコードも。
70年代のレコードを聴いてみる

超定番らしいのですが、私は全く知りませんでした。
イーグルスのホテルカリフォルニア。

ジャケットがまず格好良いですよね、ヒステリックグラマーのデザイナーである北村信彦の写真集を持っているのですが、それと同じ匂い。

むしろこっちが本家?なのでしょうが、「格好良い!」と思ったので500枚位あるレコードの山から見つけました。
※その経緯に関しては別記事に書いています。

盤も格好良い。
回していきましょう。
いや、音圧よ。
アニメレコードとは別ベクトルで凄い、全音域の生感が良すぎる。
確かにノイズもありますし、終盤はしっかりと音も歪みますが、これがいい、これでいい。そう思わされる迫力と豊かな音楽体験がここにあります。
レコード聴くなら絶対70年代!
ちょっと通っぽいことを言ってみましたが、マジでおすすめです。ノイズとか普通に聞く分にはあまり関係ないので、中古で漁るのも楽しいと思います。
Bluetoothで聴いてみる
コーデックがaptX Adaptive、aptX、SBCと充実してるので、高音質でのリスニングが可能です。

わざわざスピーカーで聴けるのに必要?と思っていましたが、あったらあったで意外と重宝しています。

私の場合ゼンハイザーのMOMENTUM Wireless M3AEBTXLをaptXで接続、ノイキャンも搭載されているので、昼でも夜でも静かな環境でレコードを楽しめています。
深夜にふと、「レコード聴きたいな・・・」と思うことも結構あるので、この無線機能があって本当に良かった。
※メーカーの想定としては、ワイヤレススピーカーと接続して自由な設置と気軽さを、という所かと。KEF LSX2 LTとAT-SP3Xは問題なく接続可能でした。
追記 楕円針(AT-VMN95E)に交換してみた

デフォルトのAT-VMN95C(丸針)で不満は無かったのですが、どうせ予備を買うなら少しだけ上のカートリッジということで、AT-VMN95E(楕円針)を購入。


まず交換して驚いたのは、とにかくノイズが減ったこと。
埃やキズでのパチッコチッというノイズが減少、さらに音が全体的に明瞭になり、高音がよりキレ良く伸びるようになりました。
ちなみに、多くの人がイメージするレコードの音は丸針だと思います、ちょっと丸みがあって甘い雰囲気の音、楕円針に変更するとよりカラッと元気な音になります。
好み次第ですし、デフォルトの方が安くて耐久性も高いので、AT-VMN95Cでも十分だと思いました。
※丸針は約300~500時間、楕円針は300時間が交換の目安になっています。
※AT-VMN95E(緑カラー)は現在Amazonに単体出品がありません。同じ性能なら、色違いのAT-VMN95E BKがおすすめです。
メンテナンス用品
数点だけメンテナンス用品を紹介。
オーディオテクニカ AT6012Xaといういわゆる乾式のクリーナー。

クリーナー面がベルベットになっていて、盤の埃や汚れを取り除きます。
思っていたより、レコードの盤面は指紋も付きますし、埃も乗るので重宝しています。

こちらは、サンワサプライの除電ブラシCD-BR14GYN。
導電性繊維が含まれているので、静電気を除去し埃自体を付きにくくしてくれます。上の乾式クリーナーも使いますが、基本的にこれでサッサッと払っておしまいです。
まとめ

さあ、浸かってみようかアナログの沼とやらに!
そう意気込んでいたのは最初だけで、足を踏み入れた瞬間溺れていました。
正直思ってたんですよね、アナログの音が良いってみんな言うけど、デジタル最強じゃね?ハイレゾ最強!みたいな。
まぁ~、もう耳が慣れるとレコードの音じゃないと満足出来ないくらいに、アナログの虜ですわ。
ちなみに、ランニングコスト超低で始めたので、場所も棚を整理して空いたスペースに捨てる予定だったガラス机を置いてそのまま乗っけてます。
ジャケット置きも適当なラックを適当に固定。
おしゃれさの欠片もありませんが、
聴けりゃあいいんです。
レコードの再生時間は片面20分が多いので、ポモドーロタイマーとして作業のお供に使ったり、コーヒータイムやストレッチタイムに聴いたり。
意外と生活の中で聴くタイミングも多くて楽しいですよ。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
※追記 増えるアニメレコード達

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