買い
3トーンサンバーストを日本の技術で再現した、耳元で楽しむ工芸品。ベース機とは異なる専用チューニングと合わせてコンセプトが刺さるなら買い。
約235gで折りたため、3.5mm&4.4mmバランスケーブル付属で再生環境面でも抜かりなし。
スルー
ベース機の方が安くてサウンドの懐も広いので、専用仕上げや専用チューニングに興味が無ければスルー。
10万越えは気軽に試せないし、数量限定というワードで焦らされるので安心して購入は難しい。ラッカーは美しい分キズと手脂が目立つので、運用は気を遣う。
ATH-WP900SEとは
オーディオテクニカの木のヘッドホン系譜に、ギターの文脈をド直球で混ぜてきた数量限定モデルがATH-WP900SE。
ハウジングは無垢アッシュ材。木目を活かしつつ、あの3トーンサンバーストのグラデーションをフジゲン工房がラッカーで仕上げるという、復刻Verとしての全部盛りです。
音質はギターなど、弦楽器の再現と気持ち良さを狙った専用チューニング。
新規設計のφ53mmドライバーと音響構造で、輪郭の立ち上がりと低域の締まりを実現、ポータブルとして最高峰のリスニングサウンドに仕上がっています。
主な仕様
| 製品名 | Audio-Technica ATH-WP900SE |
|---|---|
| 発売日 | 2026年2月20日 |
| 型式 | 密閉ダイナミック型 |
| ドライバー | φ53mm |
| 出力音圧レベル | 98dB/mW |
| 再生周波数帯域 | 5〜50,000Hz |
| 最大入力 | 1,000mW |
| インピーダンス | 37Ω |
| 質量(コード除く) | 約235g |
| 入力端子 | A2DCコネクタージャック |
| 付属品 | コード(着脱式):1.2m(φ3.5mm 金メッキステレオミニ/L型) バランスケーブル(着脱式):1.2m(φ4.4mm 金メッキバランス5極/L型) ポーチ / クリーニングクロス / シリアルナンバーカード |
注意しておきたいポイント

-
数量限定は欲しい人ほど焦ってしまうので注意。欲しいスペックと用途に合ってるかで選びたい。
-
ラッカー仕上げは艶が最高な反面、扱いは繊細さが必要になる。机置き、爪、アクセ、手脂はどうしても気になってしまう。
-
有線専用。スマホで聴くなら運用イメージを作ってから。インピーダンスは37Ωなのでポタアン導入推奨。
-
密閉型なので音漏れを抑えやすい一方、開放型の抜け感が最優先だと方向性は違う。オーテクらしいサウンドにコンセプト通りの味付けがされているので、ニュートラル系ではない。
-
木とラッカー塗装は経年変化も楽しめる反面、綺麗に保ちたい人ほど気を遣う。ビンテージギターのように育てる楽しみが出来る人向け。
価格
メーカー公式定価:110000円
予想実売価格:110000円 ※執筆時
まとめ
ATH-WP900SEは、耳元にストラトが鎮座するような高揚感をもたらす限定モデル。
無垢アッシュの木目とラッカーの艶がまず主役で、弦楽器向け専用チューニングが輪郭とギターの余韻を気持ちよく描きます。
軽くて折りたためて持ち運びしやすいが、表面は繊細。付属クロスで手入れしつつ、育てる気持ちで付き合うと幸せになれるヘッドホンです。
※ベース機はこちら↓
【関連記事】
買い?スルー?シリーズ カテゴリーの記事一覧 - どろのヲタブログ

