
はじめに
ゲーミングとリスニング用にハイコスパ帯で探してた所、final A2000を発見。
最初に注目したのはその絶妙なカラー。
めっちゃSwitch2にピッタリじゃないですか??
しかも日本のブランド「final」ということで購入。単純ですが、買い物なんてそんなもの。
使い倒す気マンマンなので、ゲーミングからDAPリスニング、様々な面からレビューしたいと思います。
final A2000 実機レビュー
外観デザイン

付属品はイヤーピース4種(本体にM装着)、イヤーフック。
必要最低限ですが、エントリーとして立派なスターターパック。

本体の表はフレーク加工のマットブラック、裏はコバルトブルー系。
両面ともに滑りにくく、指紋や汚れが目立たない仕様になっています。


OFCケーブルは3.5mmプラグ採用。
やわらかめで、割とよくある業務用っぽい素材感です。

コネクターは2pin(φ0.78規格)。
MMCXよりは強固に接続されるので、エントリーとしては最適。安いマイク付き交換用ケーブルも多いですし。

付属品のイヤーフックを着けるとこんな感じ。
この価格帯では気になりがちな、タッチノイズが抑えられる優秀なフックです。
主な仕様
| 製品名 | final A2000 |
|---|---|
| 筐体 | ABS樹脂 |
| ドライバー | ダイナミック型(f-Core DU) |
| 感度 | 99dB/mW |
| インピーダンス | 19Ω |
| 質量 | 20g |
| コード長 | 1.2m |
| コネクター | 2PIN |
| プラグ | 3.5mm |
| ケーブル | OFCブラックケーブル |
| 付属品 | イヤーピース(TYPE E 5サイズ)、イヤーフック(TYPE B) |
音質
まずはSONY NW-WM1AM2(DAP)で聴いてみます。
曲のジャンルはロック、J-POP、アニソン、ハウス、ボカロ、ジャズなど。
※ソースダイレクト、イコライザなし、ローゲイン。

最初の印象としては、タイトフロアなドンシャリ。
ドンシャリと言っても、低音も重低音まで鳴らさないのでそこまで重くならず中音域は軽め、高音域はシャラシャラしつつ、金属感強めの派手さ重視。
一般的にエントリーで人気のあるズンダン強めのドンシャリを再定義したような解像感マシマシサウンドになっています。
finalらしさでいうと、効果音的な表現、例えば楽曲の中に挿しこまれてる電子アクセント音やサンプリング音、グループ楽曲の外側でメンバーが掛け声をかけてる、みたいな表現が秀逸。
入りと消え方が綺麗で、ここの距離感が適当なので聴いていて気持ちがよい。
高域に関しては、ほんの少しのサラつきが良い方向へ作用していて、ボーカルでは派手さの中にも伸びやかさがあり、疑似ハスキーっぽい感じが乗っかるので最近のPOPS楽曲にとても合う。
難点としては、その引き出し力の強さ。
どんな楽曲でも「このイヤホンの型にハメて気持ちよく聴かせる」ので、たまにやりすぎ感を感じます。
特に楽曲自体がピーキーなPOPSだったり、アニソンだとマジでやかましい。
個人的な基準ですが、ボカロ曲は大体最高、Giga・TeddyLoidは半分アウト、T中H和は全アウト。と言う状況。あとtom-h@ckも耳が持っていかれる。
グループ楽曲かつ、要素が多くて高音の主張が強いダンサブル系やアニソンに関して、この騒々しさは好みが分かれると思います。
おすすめジャンル
【合うジャンル】
ボカロ、ロック、メタル、POPS、アイドルソング
【合わないジャンル】
クラシック、古いジャズ、要素の多いアニソン
合うジャンルに関してはまさにドンシャリという感じですが、ボカロ特化といって良いほど、ボカロ楽曲の特性に合うパターンが多く曲の良さを最大限まで引き出します。
DECO27楽曲はほぼ完ぺきに合います、「ヴァンパイア」とか「ハローセカイ」とか。
クラシックは基本的に聴けるのですが、ベルやトライアングルの音がかなり指定された「効果音」のように聴こえてしまうので、全体的にオミット感が漂います。
ジャズに関しては、アームストロング「St.Louis Blues」を聴いた時に耳が痛くなったので、古い金管主体ジャズはあまりおすすめできません。
Switch2で使ってみる

基本的にA2000はゲーミング用に使い倒そうというのが目的なので、とりあえずSwtitch2。カラーが合いますね、気分が上がるのって大事。
携帯モードではゼルダとポケモンばかりですが、ゲーム音楽との相性が良い!
finalさん、これゲーミングイヤホンですよね??と言いたくなるほど。
定位は良いし、解像度は押し上げられてるわ、迫力はしっかりあるわで。
ぶっちゃけマイクいらないならVR系よりこれでいいと思います。

こちらはプロコンに接続。
switch2側の設定で低遅延にすれば、コントローラー経由でも快適にプレイが可能。ケーブルも120cmなので邪魔にならず丁度良いです。
イヤーピースについて

今回は二種用意しました。
一番左は純正ですが、二番目がスパイラルドット Pro、三番目の一番右がSpinfit NEO。
結論から先に言うと、最も合ったのはSpinfit NEO。
Spinfit NEO→純正→スパイラルドット Pro、という順番ですね。ただ純正もかなり良いので僅差も僅差。

Spinfit NEOはノズルにちゃんとフィットしつつ、柔らかい医療用シリコンなので耳に優しい。音質的にやや低音は減少しますが、それがかなり丁度よくて聞き疲れがしなくなります。

スパイラルドットは音質面では一番でした、音場が広がり全ての音が自然に。
ただ、ノズルメッシュに耳垢などの汚れが付着しやすいのと、純正やSpinFitに比べると全長が短く装着感がやや劣るのでファーストチョイスにはなりませんでした。
迷ったらアタック感がしっかりある純正のままでオーケー、かゆみや低音の聴き疲れを感じるならSpinfit NEO推奨です。
まとめ

ハイコスパ系としてレビューしましたが、とにかく今のユーザーに刺さる特化型イヤホンとして完成度が高い。用途とジャンルが合うと価格以上の強みを発揮する、というのが所感。
音楽メインであればウォーム系機材がおすすめですが、低~中価格くらいのDAPやDACの傾向であれば、そのままでもハマる場合も多いかと思います。(DAP4~8万、DAC1.5~3万)
イヤホンの数が増えるほどサブ用を探すのは迷いますが、final A2000ならサブとしての役割は全てこなしてくれますし、価格も1万円以下なのではじめてのイヤホンとしてもおすすめです。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
【関連記事】
