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M33 R2Rは買い?スルー?どっち?【FIIO/DAP/音楽プレーヤー/新発売/ショートレビュー】

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買い

アナログライクで滑らかなR2R DACとしての個性、据え置きでの高い駆動力、デバイスとしての快適さに惹かれるなら買い。

温度のあるサウンドだけでなく、解像感もちゃんとあってリスニング向き。Bluetoothも充実してるので普段使いで困ることがない充実なスペック。

スルー

キレッキレなクール系やモニター系音質を求めるならスルー。

良くも悪くも「こういう音」が好きな人向け。価格が10万を超えて来るのでライバル機が多く、R2Rやアナログライクという言葉にピンと来ない人は買う動機が薄くなる。

M33 R2Rとは

FIIO M33 FIO-M33R【日本正規品・シリアルナンバー付】デジタルオーディオプレーヤー (ブラック)

FIIOが独自開発したフルバランス24bit R2R DAC回路を初搭載したポータブルオーディオプレーヤーがM33 R2R。

精密薄膜抵抗192個の4チャンネル構成により、R2Rらしい滑らかさや自然な余韻を残しながら、現代的な解像感のあるサウンドを実現。

 

5.5インチディスプレイ、Android 13、Snapdragon 680、8GB RAM、128GBストレージに加え、apt系&LDAC送信まで対応しストリーミング用途もばっちり。

USB給電時には最大1100mWの出力の「Super Highゲインモード」も使用可能なので、外ではDAP、自宅では据え置き感覚でも楽しめる多機能さが魅力です。

主な仕様

項目 内容
製品名 FIIO M33 R2R
タイプ Android搭載デジタルオーディオプレーヤー
DAC構成 独自開発 フルバランス24bit R2R DAC回路 4チャンネル構成
対応フォーマット PCM 384kHz/32bit、DSD256ネイティブ再生
USB DAC時:PCM 768kHz/32bit、DSD512ネイティブ再生
出力端子 4.4mmバランス、3.5mmアンバランス
※両端子ともライン出力対応、3.5mmは同軸デジタル出力兼用
最大出力 最大1100mW
SoC Qualcomm Snapdragon 680
メモリ 8GB
ストレージ 128GB
外部ストレージ microSDXC対応
OS Android 13
Bluetooth Bluetooth 5.0
対応コーデック 送信:LDAC / LHDC / aptX HD / aptX / SBC
受信:LDAC / SBC
ディスプレイ 5.5インチ 1080×2160
バッテリー 4400mAh
連続再生時間 シングル:約15.5時間
バランス:約13.5時間
サイズ 約71.5×138.2×17mm
重量 約258g
カラー ブラック / ブルー / チタニウムゴールド
付属品 カラーマッチレザーケース
発売日 2026年4月10日

注意しておきたいポイント

出典:https://fiio.jp/products/m33-r2r
  • Super HighゲインモードはUSB給電時用機能なので、フルパワー状態はモバイルでは発揮できない。屋外と屋内の併用を前提にした方が良い。

  • R2Rらしい厚み、温かさ、余韻の豊かさが持ち味な一方で、モニター系や、キレ最優先のクールな鳴り方や「声DAP」が好きな人はハマらない傾向の音。

  • 音圧をしっかりと感じさせ、迫力や臨場感があってエネルギーのある音だが、その反面繊細な表現はやや苦手、クラシックやアコースティックな曲よりロック、EDM、JPOP、JAZZ向き。
  • R2Rの中では安価とはいえ10万越え。ソニーのZX707より高く、もう少し出せばWM1AM2はもちろん、iBasso、SHANLINGなどのミドルクラス以上も視野に入る中途半端な価格。

価格

メーカー公式定価:オープン価格

予想実売価格:116600円前後 ※執筆時

まとめ

M33 R2Rは、FIIOらしい多機能さの中に、R2Rならではの滑らかさやアナログな温度感をしっかり落とし込んだ一台。

特徴としてはやはりハイコスパさ、10万超えているのに?と思うかもしれませんが、R2R搭載DAPは基本的に20万円オーバーの世界なので、R2R入門機としては最適。

 

スペックだけでは伝わり切らない音の表情と多機能さを両立した、「R2Rは高価なもの」という固定概念を覆すFIIOの意欲作です。

※R2Rとは?

R2RはDACの設計手法の一つであり、ざっくり言うと、「PCM音源※を自然に鳴らすための昔ながらのDAC方式」。構造が複雑なのでブランドの設計思想も出やすい。※一般的なCDや配信で使われるデジタル音源。

アナログ回帰のブームによって、再評価が進み、海外発の製品で主流になりつつあることも大きいポイントです。

【一般的なDAC】

・デルタシグマ型DACによるPCM音源の変換処理が行われるので、デジタルっぽさの一因になる。

【R2R DAC】

・抵抗をハシゴ状に並べたディスクリート回路で、PCMの各ビットをそのまま使って直接アナログ信号に変換するので、自然で滑らかに再生しやすい。

 

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