今回は、革ジャンを削ろうかと思います。
正確にはヴィンテージ加工ですが、味出し、雰囲気出しみたいなもの。
※一応いないと思いますが同じように加工したい方は自己責任でお願いします。(糸切れには注意)

今回削る革ジャンはこちら。
Schott 629US、Dポケのアメリカ製ですね。届いた段階で穴が空いてたり、糸がほつれていたり、これぞアメリカンクオリティというものでしたが、なんだかんだ気に入ってます。

では早速やっていきます。
使う道具は鉄のヤスリ、これだけ。シンプルイズベスト。
感覚的には普段着ていてこすれやすいとこをイメージしながら、削っていきます。基本は角、そして面です。

ガリガリ

ガリガリ

背中もガリガリ

面が広い部分はこのように、握りこんで削ると良い感じ。
人の目は四隅、つまり角に集まるので、面であっても角を意識して削っていきます。

はい、終了。
こんな感じになりました。

裏の方が面が広く、少し極端に削ってるのでわかりやすい。




ここまでで、ベースは完成。
次は削りが強い部分を中心に薄くクリームを塗ってなじませていきます。

クリームはサフィール。ブラシはコロニル。
クリームの分量は人さじ指に乗っかる程度でパーツごとに馴染ませていきます。普通のメンテナンスに比べたら少量です。
過程を見るのもめんどいと思うのですっ飛ばします。
↓
↓


はい、完成。
最後は布でポリッシュしてます。

コツとして揉みを入れるのですが、丸めた状態がシュールですね。
何回か繰り返すと全体的に柔らかくなりますし、くたびれ感が出るのでお勧め。これはいつやっても良いです。

↑クリーム前
背中の削った部分も上手い具合に馴染みましたね。
↓クリーム後








まぁ、着れるかなぁ?ボロく見えないかなぁ?くらいの塩梅を目指しました。
これ以上やってしまうと、育てる楽しみも無くなりますし、作為的な感じが出ちゃうのでここまでで。
ふぅーーーー。
こうやって体を動かしてレザーを触っていると、気分転換になるので良いですね。
趣味でビンテージ家具屋を巡っていた時期があるので、その時見たレザーの風合いが毎回基準になってます。あとは軽くひび割れがあればなお良し。(そこまで許容できる人は少ないかもしれませんが)
わざと霧吹きして、屋外に放置でもしようかな・・・。
革ジャンってくたびれて、どこかに派手なキズが合った方が格好良いですから、人間と同じ。なんてね。
今後も年一くらいでコンクリートの上で転がったり、削ったりしながら理想のエイジングを楽しみたいと思います。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
【関連記事】