買い
騒がしい環境でも、深夜の自宅でも、出先でも、安定したモニター環境を整えたいなら買い。
ゼンハイザーが長年培った色付けのないモニタリング性能はまさにプロ仕様。遮音性が高いので外音ノイズを減らすだけでなく、音漏れも気にすることなく作業に集中出来るのが魅力。
スルー
あくまでモニター。味付けのないサウンドなので、リスニング用として低音の迫力や派手な高音、キラキラ感を求めるならスルー。
130Ωなので本領発揮するにはDAPやアンプなどの機材が必要、スマホ直挿しだと音量が取りにくいのもマイナス。要は名前通りプロ(制作)向け。
HD 480 PROとは
HD 480 PROは、ゼンハイザーのプロ向け密閉型モニターヘッドホン。
開放型のHD 490に対して、録音、宅録、ライブ現場、外出先での制作など、音漏れや周囲のノイズが気になる環境でも使いやすい密閉型モデルです。
特徴は複数段階のパッシブ遮音構造と振動減衰システム。
遮音性を確保しながら、密閉型で起きやすい低域の膨らみや反射感を抑え、音の輪郭やローエンドの判断をしやすくするという、「現場で欲しい」モニター特化の調整になっています。
また、左右どちらのイヤーカップにもケーブルを接続できる仕様、メガネ用の溝付きイヤーパッド、点字ガイドなど幅広い環境で長く使うために細かく配慮されています。
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | SENNHEISER HD 480 PRO |
| タイプ | 密閉型スタジオヘッドホン |
| 装着方式 | オーバーイヤー |
| ドライバー | 38mm ダイナミックドライバー |
| 周波数特性 | 3Hz〜28700Hz |
| インピーダンス | 130Ω |
| 感度 | 107dB SPL、98dB SPL |
| 最大音圧レベル | 130dB SPL |
| THD | 0.5%未満 |
| 重量 | 272g ※ケーブル除く |
| ケーブル | 3mコイルケーブル、着脱式、左右両対応 |
| 主な機能 | 振動減衰システム、複数段階のパッシブ遮音構造、メガネ用溝付きイヤーパッド、点字ガイド |
| 付属品 | 3mコイルケーブル、PROヘッドホンバッグ、クイックガイド、安全ガイド |
| 別パッケージ | HD 480 PRO PLUS ※本体仕様は同一、トラベルケース付属 |
注意しておきたいポイント

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モニター用途がメインなので、リスニング用の気持ち良い低音や派手な高音を求めると、かなり地味かつ平坦に感じる可能性が高い。
- HD 490 PROと比較すると密閉型なので低域自体はタイトに強く感じやすい、ジャンルや制作環境によっては併用した方がモニタリング精度が上がりやすい。
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インピーダンスは130Ω。スマホやノートPC直挿しでもギリ音は出せますが、一般的な8~50Ωのイヤホンに比べると音量が半分以下になるので、性能を引き出すならオーディオインターフェースやヘッドホンアンプを使いたい。
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付属は3mコイルケーブルなので注意。現場向けの長さなのでポタオデには向かないし、ミニXLR片出しなので4.4mmに換装したい場合は、選択肢がかなり少ないので苦労する。
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PRO PLUSとの違いは専用ケース付属のみ。ヘッドホン本体の音質差は無く上位機種でもない。持ち運び時の機材保護のために選ぶパッケージ。
価格
メーカー公式定価:オープン価格
予想実売価格:62370〜69300円 ※執筆時
まとめ
HD 480 PROは、密閉型の弱点になりやすいこもりや圧迫感を抑えながら、常に同じ判断軸を持ち歩くことが出来るモニターヘッドホン。
価格はやや高めですが、フィットが快適かつ遮音性の高さも優れているので制作環境を内外で整える一台としてはかなり堅い。
どんな環境でも頼れる相棒機材として、密閉型モニターの新しい基準になりそうです。
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