はじめに
名機と名高いUltra Open Earbuds、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている、定番中の定番商品です。
ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?
分かりづらい現状になっています。
本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてUltra Open Earbudsの本質に迫りたいと思います。
Ultra Open Earbuds とは
音を着る、世界が変わる すべての音をキャッチ。
気分に合わせて音楽を楽しみたい。そんな方におすすめのサウンドウェアです。OpenAudioテクノロジーが周囲の音を遮断することなく、豊かなプレイべートサウンドを再生。どこでもいつでも音楽を楽しめます。
外の世界にも耳を澄ませる
豊かな空間オーディオを楽しみながら、周囲との繋がりも保つリスニング体験。
オープンイヤーデザインのワイヤレスイヤホンは、「周りとの繋がりも大切にしている」というメッセージを発信する一方で、OpenAudioテクノロジーが高品質のプライベートサウンドを実現します。
どこででも、音楽を満喫
立体感のある空間オーディオを実現するボーズの【イマーシブオーディオ】を搭載したUltra Open Earbudsは、快適な着け心地とスタイリッシュなデザインを両立しながら、サウンドに包まれているようなよりリアルなリスニング体験を実現します。
aptX Adaptiveにも対応しているので、ロスレス低遅延、androidデバイスなどとシームレスかつ安定した接続が可能です。
イマーシブオーディオとは・・・
Bose独自のアルゴリズムで「サウンドステージが目の前にあるかのような立体的な奥行き」を生み出す機能。「静止」モードでは頭の動きに音像が追従し、「移動」モードは、頭の向きに関わらず空間オーディオを再現します。
心地よく、しっかりフィット
Bose Ultra Open Earbudsのジョイント部分は柔軟かつ超軽量設計。この快適なイヤホンを耳にさっとかけるだけで、周りとの繋がりを保ちながら音楽も楽しむことができます。IPX4防滴仕様なので多少の水しぶきや汗、突然の雨でも心配ありません。
長時間再生バッテリー
最長7.5時間の連続再生時間 (イマーシブオーディオ設定がオンの場合は最長4.5時間)と、最長48時間スタンバイの長時間バッテリー。
付属の充電ケースを使用すると、さらに19.5時間再生可能。長時間リスニングを楽しむことが出来ます。
実際に購入したユーザーの声
肯定的なレビュー
- 今までのながら聴きイヤホンの中では、一番没入感を味わえる。重みを感じる低音と細かいニュアンスの表現はオープンイヤーとは思えないBOSEサウンド。
- ずっとBOSEファンですが、今回も期待を裏切らない製品でした。音質が良いのはもちろん、耳に全く負担が無いので入眠の際でも快適です。
- オープンイヤーとしては最高峰の音質。包み込まれるような低音と音の広がりの良さは秀逸です。長時間使用でも疲れないので、家にいる時でもランニングでも活躍してくれています。
- これを買ってからスピーカーはお払い箱になりました。自然で迫力ある音質で大満足。デザインも尖ってはいるけど、質感が良くて存在感があるのでワンポイントイヤリング感覚でおしゃれ。
- イマーシブオーディオが凄い、オンにするとすべての音の臨場感がアップし迫力も感じます。まさにLIVE会場みたい、散歩中なのに。着けながら誰かと会話できるのも同居人がいると便利です。
否定的なレビュー
- 値段から期待すると残念な結果になります。音質以外の作りが甘く、デバイスとの相性が悪いとアプリ含めてまともに接続出来ません。イマーシブオーディオでも左右の音ズレや、ノイズが発生します。
- 私は耳たぶが少し大きめなので、外耳道から離れた場所で固定されてしまい、音が遠く100均のイヤホンみたい。イヤーカフ型は調整の余地がないので、個人の耳の形で全て決まってしまうのは工夫不足だと思います。
- デザインがまさにイヤリングなので、ガチのデカいイヤリングだと他人に勘違いされます。BOSEの刻印が目立つ所に入っていれば良いのでしょうが・・、なんにせよ外で使うのは少し気が引けますね。
- 着け心地が良いという話で買ったのですが、数時間使うと耳の裏側がずっと痛い。マルチポイントも無いので、そこまで利便性が良いとも思えず、返品を考えています。
- iphone15で使用していますが、なぜか音の途切れと、音飛びが酷い。プチプチと不快です。ぺリングもしづらいし、マルチポイント不可で4万は高すぎ。
まとめ
ユーザーの意見をさらにまとめると、
オープンイヤーとしては最高峰の音質だが、耳の形によってはフィット感が悪かったり、接続性や利便性が悪かったりと、目指す方向性と噛み合っていない世の中に出るのが早すぎた製品。
という結果でした。
肯定、否定共に多かった意見はこちら。
・オープンイヤー(ながら聴き)としては最高峰の音質
・耳に合わないとイマーシブオーディオ含めた、本来の機能、音質を体験出来ない。
・4万は流石に高い。
不満点もしっかりと声が挙がる一方、実は全体を見ると概ね好評な印象です。
【革新的なデザイン、驚きの音質、一日中続く快適さ。】
BOSE公式からの引用ですが、本製品の場合キャラクターが掴みやすいので、買う側もある程度「今までに無かった革新的なもの」として認識しているのだと思います。
実際、音質も最高峰、デザインも革新的で映え、耳との相性で体験が変わってしまうとはいえ、装着感も良好。主にユーザーが求めていたであろう要素を満たしています。
カレー食べに行ったら、カレーが出てきた。
そのようにBOSEとユーザー間ではきっちり需要と供給がハマっています。
ただ、BOSEの目指す方向性は生活やファッション様式を一変させるものであり、そのためには高い快適性や完成度が必要です。
現段階では多くの人にフィットする快適性、接続安定性、アプリ安定性、などがまだ革新を起こすためには足らず、世の中に出るのが早すぎた製品という評価に落ち着く可能性が高いと思います。
とはいえ、個人的にはこういう試みや尖った製品は好きなので、今後機種のアップグレードが進むにつれどんな製品が生まれるのか。とても楽しみです。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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