はじめに
前回の記事はこちら。
今回紹介するのは
機動戦士ガンダム
GUNDAM SONG COVERS/森口博子
です。
ストリーミング全盛だからこそ、一枚を通してじっくりと聴きたい。
そんなアルバムを紹介します。
GUNDAM SONG COVERSとは
アーティスト紹介
森口博子は歌手、司会者など幅広く活動するタレントで元祖バラドルとしても有名。
機動戦士Zガンダムの後期OP曲「水の星へ愛を込めて」でアイドル歌手デビューし、その後F91のOP「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」が最大のヒット曲となり、ガンダムファンから一般層まで幅広く認知されています。
アルバム紹介
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全11曲、55分。
【曲目リスト】
1 水の星へ愛をこめて / with 寺井尚子
2 哀 戦士 / with 押尾コータロー
3 ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~
4 BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~
5 嵐の中で輝いて / with 田ノ岡三郎
6 フリージア / with 塩谷哲
7 JUST COMMUNICATION / with 猪野秀史
8 めぐりあい
9 Z・刻をこえて
10 RE:I AM / with TSUKEMEN
11 宇宙の彼方で (BONUS TRACK)
ガンダム40周年記念作として「国民が選んだガンダムソングベスト10」を全曲カバー&セルフカバー。
多数の豪華アーティストがアレンジやレコーディングに参加しており、ジャズやボサノバ等、同時レコーディングならではのスリリングなセッションが収められています。
1曲目の「水の星へ愛を込めて」では、ジャズ・ヴァイオリニストの寺井尚子が参加しており、森口博子とのセッションは歌唱とヴァイオリン、どちらかだけ聴いても成立しているような緊張感ある戦いのような音源になっています。
3曲目の「ETERNAL WIND~ほほえみは光る風の中~」は2015年のシングル内のカップリング曲の再収録版で「戦争の悲しさや悲劇」を感じさせる反戦歌であり、平成アニソン大賞において映画主題歌賞として11年間(1989-1999)選出されている名曲です。
難しいテーマの曲が多い中、「ガンダムの女神」とも形容される森口博子だからこそ成立した珠玉のアルバムです。
まとめ
ガンダムとはイコールで戦争を描くアニメです。
そのようなガンダムの歩んできた歴史と人の命や宿命に向けた視線。時を経て進化し続ける森口博子さんの伸びやかで包容力のある歌は、それぞれの曲に新しい解釈を与えているようにも感じます。
アコースティックアルバムとしても、一発録りの緊張感とともに豪華なメンバーによる伴奏は美しく素晴らしいです。
最近の曲だとオルフェンズの「フリージア」が入っているので、幅広い年代で楽しめるお得さもありますね。こちらのアレンジもピアノ主体で原曲の魅力を最大限引き出しています。
アニメに興味が無い方でも楽しめると思うので、ぜひ聴いてみて下さい。
今回の記事はここまでとなります。
ありがとうございました!
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