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結局どうなの?NW-ZX707のリアルな評判【SONY/ウォークマン/DAP/ユーザーの声】

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ソニーのウォークマンZX707

はじめに

名機と名高いNW-ZX707、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている、定番中の定番商品です。

 

ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?

分かりづらい現状になっています。

 

本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてNW-ZX707の本質に迫りたいと思います。

NW-ZX707とは

フラッグシップモデルの技術と設計を継承

「金入り高音質はんだ」や「大容量固体高分子コンデンサー」など、WM1M2シリーズのために開発された技術とパーツが惜しみなく投入され、アルミ切削筐体と内部には無酸素銅切削ブロックが採用されています。

従来のZXを超えて、音の透明感、微細音の再現力、音の広がりと定位感、低音の力強さなどが向上しました。目の前で生演奏を聴いているようなリアルさと臨場感が追求されています。

ハイレゾ再生対応の高性能フルデジタルアンプ「S-Master HX」搭載

DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM再生(最大384kHz/32bit)に対応。また、アンバランス接続時は50mW+50mW(16Ω)、バランス接続時には230mW+230mW(16Ω)の実用最大出力を実現。

小音量から大音量までディテールを維持した高音質を実現し、迫力ある低音のエネルギー感やスピード感とともに、繊細な空気感までリアルに再現します。

 

新規プラットフォーム採用によるバッテリー持続時間の向上

音楽専用機に適したチップ(SoC)の採用により、省電力化を実現。

特に待機時の消費電力や、音楽ストリーミングサービス使用時等の電力消費量を大きく削減しています。

操作性に優れた高級感あるデザイン

高級感や剛性、音への影響など、あらゆる面からこだわって生まれたフラットな新デザイン。ミュージックビデオやオンラインライブなどの映像も楽しめる5.0型HD(1280×720)大型タッチパネル液晶を搭載しており、音楽再生に特化したUIをさらにスムーズに操作できるようになりました。

「DSDリマスタリングエンジン」「DSEE Ultimate」搭載

DSDリマスタリングエンジン搭載で、ソニー独自のアルゴリズムにより元のデータの情報量を損なわず、すべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換が可能。

また、膨大な楽曲データを学習しているAI技術により、リアルタイムに楽曲の情景を分析し、最適にハイレゾ級高音質にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」※も搭載されています。

 

※ビットを拡張しサンプリング周波数を高め、最大192kHz/32bit相当まで拡張し微細音の再現性を向上、CD音質相当音源(44.1kHzおよび48kHz/16bit)であればアップスケーリングします。ワイヤレス接続時、ストリーミングサービス使用時にも対応。

実際に購入したユーザーの声

肯定的なレビュー

  • 沼サウンドに感動。20時間ほどエイジングすると、厚みがあるのにクリアで聴き疲れの無い音に変化。幸せな時間と空間を堪能出来ます。私にとっては人生で一番の音響機器です。
  • 音場も広く解像度も高い、値段相応で納得のいくクォリティ。4.4mmバランス接続は必須でもはや最強です。Youtubeの音質も上がるので、ライブ映像を観るのにハマってしまいました。
  • 珍しいかもしれないが、WM1AM2からの乗り換えで購入。曲によっては少し軽く感じるが、価格差とコンパクトな本体、動きの軽快さですべて帳消しになる。上位機種からのガッカリ感も無く、私にとってのベストバイでした。
  • ちゃんと設定すれば、Wmusic×バランス接続で24時間連続再生出来ました。バッテリーに関してはとても優秀なのではないでしょうか。
  • ZX505から買い替え。ZX505やWM1AM2では4コアのポンコツSocでしたが、今回はスナドラ660相当。比較するとですがサクサクです。動画視聴でもサブスクでもバッテリーが持ちますし、色々なコンテンツを楽しむならウォークマンではこの製品が一番です。

否定的なレビュー

  • とにかくBluetoothが不安定で、途切れる。applemusicで音楽を聴いていても、途切れたりノイズが乗ったりで無茶苦茶。USBDACも二秒ほど遅延するので実用性は無し。
  • 純正の音楽アプリ以外は使い物にならない、操作性ももっさりしており画面表示も遅く、これならスマホにポタアンの方がマシ。バッテリーも弱すぎ。
  • 本機購入を機会にサブスクに一本化しましたが、大きな失敗でした。AppleMusicでハイレゾ再生するとアプリの挙動が不安定になり途切れ等を起こし、まともに聴けません。ハイレゾが聴けないウォークマンってどうよ。
  • サイドボタンが固い、W.music含めアプリがもっさりしている、4.4mmジャックが硬すぎ、バッテリーも8時間と持たないなど、使い勝手の面では良い所が一つも無い。
  • バッテリーが実質9時間ほどしか持たず、Applemusicでストリーミング視聴するとブチブチとノイズが発生します。これは有線無線問わずです。SONYさん早く改善して下さい。

まとめ

ユーザーの意見をさらにまとめると、

フラッグシップに迫る音場の広さとクリアさを両立した音質。本体もコンパクトで持ち歩きしやすく、多彩なコンテンツをカジュアルに楽しめるウォークマン。しかし、ソフト面で不満が多く=製品への不満になってしまっている。

という結果でした。

 

そして、肯定否定共に多かった意見がこちら。

・Bluetoothの接続性の悪さ 

・W.musicで謎のノイズが乗る

・applemusicで途切れたりノイズが乗る

・バッテリー持ちが悪い

少し多めですが、実は・・・・

 

これ、WM1AM2と同じ不満点なんですよね。

要はソニーのソフト面と、ユーザーとの付き合い方の問題。

 

たまたまですが、筆者はWM1AM2を所有しており、時には悩みながらこの問題に向き合ってきたので、改善方法を端的にまとめたいと思います。

 

・Bluetoothの接続性の悪さ 

デフォルトがLDAC(音質優先)になっているので、接続環境が悪ければLDAC(接続優先)に変更。対応していなければ他コーデックに変更。ちなみに使用機器がLDACに対応していなければ勝手にSBC(音質優先)で繋がるようです。

・W.musicで謎のノイズが乗る

十中八九、DSDリマスタリング機能の問題です。オフにしましょう。

ノイズのある個体とそうでない個体が存在します。ZX707と共通の問題なので詳しくはこちらの記事の備忘録を読んで下さい。↓

・AppleMusicで途切れたりノイズが乗る

原因は3つ。

【クロスフェード機能】

デフォルトで自動になっていますが、オフにします。どうしても使いたい場合は、手動で4秒以下にするとグッと不具合が減ります。これはandroidとの相性問題として他製品、Fiio等のDAPでも不具合が起きておりHPにて説明を行っています。

※ウォークマン側の問題としてDSEEはこのクロスフェードと相性が悪いです。気になる方はソースダイレクト推奨。

【プレイリストによって相性の悪いものが存在する】

曲数の多い一部公式プレイリストでは、曲の頭に高確率で1~3回ほど途切れが起きます。こちらはハイレゾストリーミングオフにして、ソースダイレクトにすると改善はされますが、やはりたまに途切れます。対応策はそのプレイリスト自体を諦めることです。自分で作ったプレイリストで楽しみましょう。

※1回でも再生するとプレイリストのキャッシュが追加されるようで、他アルバムや自作プレイリストでも一定時間途切れる場合があります。右下の四角ボタンを押して上にスワイプ、再起動すると直ります。

【ストリーミング用回線の不備】

Wi-fiの設定を2.4Ghzから5Ghzへ変更。もしくは回線速度自体の見直し。

※5Ghz帯は電波干渉に強く、電波強度も強いが遮蔽物に弱い。自宅の環境によって使い分ける。

※光回線700Mbps、5Ghzだと相性問題以外ではハイレゾストリーミングでもほぼ途切れません。

 

そして、最後です。

・バッテリー持ちが悪い

まず、設定から余計な機能を根こそぎ切ります。

設定→アプリと通知→一覧にてデフォルトアプリを無効化。もちろん通知は全オフ。

例として、カレンダー、フォト、ドライブ、マップ、電卓、gmail、音声サービス、TV、等。位置情報もオフ。

 

ただ、消してしまうと不具合が起きるものがあるので、とりあえず上記の物だけにして、様子を見ながら削除して下さい。※上記のものは現在の筆者の設定で不具合無し。

 

ディスプレイ→明るさのレベル。

も気にならない程度まで落としましょう。

 

あと、コツとも言えるのですが、サブスクでも基本的に本体かSDに曲をダウンロードしておき、Wi-Fiをオフにして聴いてみて下さい。かなり消費電力が抑えられますよ。体感では倍近く違います。これは映像コンテンツでも同様です。

 

以上、ですが・・・・

本当はこういうのソニーさんにやって欲しいのですよ?頼みますよ、ソニーさん!!

他社さんは自社のHPでFAQ交えて報告してますよ。こそっ

 

色々言いましたがソニー製品好きなので、もうちょっとユーザーに寄り添った発信をしてもらえると嬉しいです。

今回の記事はここまでとなります。

ありがとうございました!

 

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