はじめに
ワイヤレスイヤホンがポピュラーになったものの、製品自体の値段は上昇傾向です。
そのようなワイヤレスイヤホンを長く使うためには。バッテリーの劣化を抑えるにはどうすれば良いか。
私はAirPods Proを約3年近く使っていますが、ほぼバッテリーの減りを感じることなく快適に使えています。
このように問題無しです。
3年間気をつけていたバッテリーを長持ちさせるコツを3つ紹介します。
リチウムイオンバッテリー
このような小型の電子機器に使われているバッテリーの多くはリチウムイオンバッテリーです。AirPodsProも公式サイトが明言しているようにリチウムイオンバッテリーを採用しています。
3つのコツ
気温に気を遣う
高温多湿、急激な気温の低下、0度に近い低気温、に弱いのでなるべく避けます。
車や屋外に置きっぱなしにしない、窓際に置かない、が重要です。
住んでいる場所が寒冷地であれば、半分以下になってから放電の進みが早いので、こまめに充電しつつ、できる限り室内で使うようにします。これは急激に気温が下がった日にも有効です。
使い切らない
使い切ってしまい、ポロロンと鳴って電源が切れる。
なるべくこの状態になるのを避けます。
使い切ってしまうと、その時点でバッテリーにとってはダメージになってしまうので、注意が必要です。残り10%を切ったらこまめに充電することが大事です。私は20%を意識して充電していました。
バッテリーの特性に合わせた保管
バッテリーにおいて、1番ダメージになりやすいのがこの保管方法です。
特にまずいのは、残り10%以下の状態でケースに戻さず放置して、気がつくと充電が切れていたというパターンです。
これは過放電と言う状態で、バッテリーは何もしなくても自然と少しづつ放電していくのですが、無くなった状態でそのまま放置していると劣化が急激に進みます。
保管するための最適なバッテリー容量は、
残量60%です。目安としては60〜80%
店頭などに並ぶ電子製品を保管する際に多く採用されている残量です。この状態では放電も半年ほどは進まないので安心して保管することが出来ます。
毎日のように使う人はこまめに充電するのが1番ですが、少し使用期間が空きそうだなと思った時に、この数字を意識して保管すると劣化しにくいです。これは本体もケースも同様です。
充電器に繋ぎっぱなしもなるべく辞めた方が良いです。放電→ちょっと充電を繰り返すので。
満充電も実はバッテリーに少し負担がかかっています。
まとめ
この3つを守るだけで、バッテリーの劣化はかなり抑えることが出来ます。
リチウムイオンバッテリー採用の全ての製品にも応用出来ます。
あなたの大事なワイヤレスイヤホンを守るためにも、よろしければお試し下さい。
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