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結局どうなの?ZE8000のリアルな評判【final/8K/ワイヤレスイヤホン/ユーザーの声】

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finalのワイヤレスイヤホン

はじめに

名機と名高いZE8000、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている、定番中の定番商品です。

 

ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?

分かりづらい現状になっています。

 

本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてZE8000の本質に迫りたいと思います。

ZE8000とは

世界でもトップクラスと評価の高いハイエンドの平面磁界型ヘッドホンから、学生でも手の届くエントリークラスのイヤホンまで、価格に関わらず音楽から高揚感を得られるような音質設計を行っているfinalが生み出した、フラッグシップワイヤレスイヤホンです。

全く新しい音楽体験「8K SOUND」

音質チューニングにおいて、高域を強調して解像感を演出する、或いは低域を強調することで迫力を出すといった手法が一般的でしたが、8K SOUNDは、音の情報量を徹底的に高めることで、本来の音の質感をそのまま感じとることができます。

超高精度&超低歪ドライバー「f-CORE for 8K SOUND」搭載

超高精度かつ超低歪なドライバー「f-CORE for 8K SOUND」を新たに開発。完全ワイヤレスイヤホンでは異例の直径13mm相当の大口径振動板を採用し、一般的なドライバーに比べて全音域で圧倒的に歪みの少ない音を実現します。

AB級アンプ&薄膜高分子積層コンデンサ搭載

ワイヤレスイヤホンでは採用例の少ないAB級アンプを搭載。音楽信号の歪みの低減だけでなく、S/N比も向上し、静寂から音が素早く立ち上がるサウンドが体感出来ます。

アンプ出力部には、薄膜高分子積層コンデンサが搭載され、アンプ部の歪みが抑えられています。

つけていることを忘れる快適な装着感

耳に装着する部分をできるだけ小さくするために、基板やバッテリーを装着部分から独立させたデザインになっています。

また耳に触れる部分の全てがシリコンで覆われる専用イヤーピースにより、耳に優しくフィットすると同時にしっかりと保持されます。

再生音に影響を与えず圧迫感のないノイズキャンセリング搭載

一般的なノイズキャンセリングはその原理上、時間遅れが発生し低域がこもるなど再生音に影響を与えますが、ZE8000は独自開発のアルゴリズムにより、原理的に音質と圧迫感のない心地よさを優先したANCが搭載されています。

実際に購入したユーザーの声

肯定的なレビュー

  • 凄まじい解像度のワイヤレスイヤホン。低音がズンズン響く傾向があるが、中高音域もバランスよく鳴る。楽器の音が生々しくロックからアニソンまで最高に気持ちの良い音。
  • 有線と比較しても凄いワイヤレスイヤホン、ボーカルの声が他の楽器に消されることなく聴こえつつ、楽器の音も繊細です。
  • 音場が広めで明瞭感しっかり、でも音に硬質さを感じないサウンド。生演奏系に良く合う、クラシックとジャズばかり聴いてます。
  • それぞれの音がしっかりと分離しており、ウォーム傾向なのに解像度が高く、高音ものびやかで刺さりません。まさに体験したことの無い8kサウンドでした。
  • オーケストラを聴いての感想ですが、8Kサウンド機能をオンにして驚きました。ピアノのペダリングの違いまで感じ、空間表現が見事なので余韻の最後まで感じ取れ、コンサートホールの一階席中央のような芳醇な響きに浸ることが出来ました。

否定的なレビュー

  • 8kサウンドは大雑把な表現、音質は良いけどあくまで現行でも上位レベル。チューニングも特徴的で原曲とはかけ離れた音で慣れが必要。
  • 未だコレを付けて外出する気にはなれない、日用品においてのデザインの重要性に気付かせてくれた製品。音もそれほど印象に残らず。公式HPの長々した文章もそうだけどユーザー目線が足りない感じ。
  • 超ウォーム系で全体的にこもっている、解像度の低さ、音場の狭さ、伸びない高音、音の輪郭のぼやけが気になってしまう。低域の迫力はあるが、値段に合う価値は無い。
  • 音場が非常に狭く、かなり曲を選びます、EDMやロックやPOPには全く合いません。8kサウンドもそれほど感じられず・・。他の機能的にもTWSとしての主要ニーズを満たしていない製品だと思いました。
  • ノイキャンはオマケ程度の激弱、マルチポイントも非対応、デザインもロボットみたいでダサいし普段使うのは色々厳しい。それを含めるとコスパは悪いと思う。

まとめ

ユーザーの意見をさらにまとめると、

低音の響くウォーム系ながら全音域の解像度が高いサウンドで、その情報量の多さと特徴的なチューニングによって好みが分かれる。ノイキャンなどの付加機能は総じて不評。

という結果でした。

 

肯定、否定共に多かった意見がこちら。

・慣れるまで時間のかかる特徴的なサウンド

・ノイキャンはオマケ

 

慣れについては、公式の商品説明でも言及されています。

「このサウンドは誰もが体感できる新しい音楽体験です。8K映像を初めて見たときと同様で全てが高精細であると、どこを注視して良いかわからない感覚に陥るように順応が必要な場合があります。」

 

要は、聴いたことのない全音域高解像度な音を届けますよ、その代わり慣れて下さい。

それが8Kサウンドなのです。ということですね。

 

盛り過ぎなワードや意味不明な説明文の是非はともかく、ユーザー側は今までのイヤホンとはコンセプトが大きく違う、新種のワイヤレスイヤホンとして接する必要があるのかもしれません。

 

今回の記事はここまでとなります。

ありがとうございました!

 

※追記※2023/10/20

端末2台同時接続可能なマルチポイントに対応。final CONNECT内で最新ファームウェアにアップデートすることで適用されます。

 

【余談です】

あるモール内レビューにおいて、37件の高評価の内商品提供を受けたものが35件でした。自分で買ってレビューした人が2人だけということになります。低評価の中には商品提供を受けたユーザーは0でした。

せっかく製品が素晴らしいのに、ちょっとこのような露骨なPRはどうかな・・と思いますね。ユーザーの評価を怖がらず【8Kサウンド】の魅力で勝負して欲しい所です。

※現在2023/12月。ZE8000 MK2のレビューも全28件の内27件が商品提供を受けており、すべて高評価です。

 

【結局どうなの?シリーズ】