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結局どうなの?澪標極のリアルな評判【NOBUNAGA Labs/MMCXケーブル/ユーザーの声】

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NOBUNAGALabsのMMCXケーブル

はじめに

ハイエンドケーブルとして名高いNOBUNAGA Labs 澪標極、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている、定番中の定番商品です。

 

ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか?

分かりづらい現状になっています。

 

本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めて澪標極の本質に迫りたいと思います。

澪標極とは

比類ない音像定位と重厚で濃密な臨場感を実現した、NOBUNAGA Labs至極のフラグシップモデルです。NOBUNAGA Labs初のフラッグシップケーブル「澪標」が8芯なのに対し、倍の16芯になったグレードアップケーブルです。

16芯4N純銀金メッキ線

線材に自然な響きと高解像度で、微細な音の変化や自然な余韻の響きまでも表現する4N純銀金メッキ線を採用。

16芯構成にすることで、音像定位と情報量が格段に向上し、音の粒立ちや解像度が増し、これまで以上に明瞭かつ立体的で広大な音場と実在感のある音像、そして、かつてないほど重厚で濃密な臨場感を実現します。

快適な使いやすさを追求した外被覆

外被には柔軟性・耐摩耗性・弾性・靭性など、多くの優れた特性を持つTPUを採用。多芯ながら非常にしなやかで取り回しがしやすく、タッチノイズの低減化により快適な使い心地を実現しています。

機器の性能を最大限に引き出すバランス接続

バランス接続は、プレーヤーのLRそれぞれ独立したアンプを使用することで、クロストークが極限まで抑制され、より正確な定位感と空間表現を可能にします。16芯編み込み構成は、バランス接続の効果を最大限に発揮できるよう設計されています。

伝送損失を極限まで排除

電気抵抗の原因となる分岐部分のはんだ接合工程(ジョイント加工)を施さず、ケーブルの編込みピッチを均等化することで、伝送特性が変化しない理想的な設計を実現。ケーブル本来の特性を余すことなく発揮します。

高品質な日本製プラグとMMCXコネクタ

4.4mm5極プラグは、コンタクト部すべてに金メッキ処理が施されており、優れた電気伝導性を発揮します。特殊処理により、メッキはがれや酸化侵食などのトラブルを防止し、長期にわたって高次元の品質を実現します。

MMCXコネクタ部分は、24K金メッキ処理を施し、接触抵抗を抑え、高い電気伝導性を発揮。さらに、シェル内部にはモールディング加工を施し、着脱時のトラブルを最小限に抑えます。

実際に購入したユーザーの声

肯定的なレビュー

  • 濃密でありながら鮮明、ノーマル澪標に比べると重厚さが増して中低音域が厚くなる印象でリッチな音。総じて聴き心地が良く、美しい黄金色も高級感があって素敵です。
  • 派手なビジュアルに負けない性能と音質。中高音域の圧倒的な情報量の多さは女性ボーカルへと良く合い最高です。低音もしっかり出るので絶妙なバランスです。
  • SE846にて使用。太さの割に取り回しやすく、キラキラ感や奥行きや暖かさが増したように感じます。リケーブルでかなり変化したので驚いています。
  • 上から下まで艶やかな響きかつ、音の粒の輪郭がよりはっきりした臨場感あふれる音に変化。中音域と低音域の谷が無くなり、空気感と立体感が増しました。イヤホンのスペックを余すことなく引き出してくれます。
  •  IER-Z1Rにリケーブルしましたが、純正より奏者が近くなって一皮剥けて驚きました。まるで、コンサートホールの最前列に座ったかのような気持ちになります。ケーブルも柔らかく扱いやすく、元々の線材の魅力と芯数の増加に価値を感じる方は後悔しないと思います。

否定的なレビュー

  • 澪標から買い替えで購入。確かによりウォームに寄り刺さりも無くなったが正直そこまで大きいメリットは感じなかった。むしろ太くなって取り回しが悪くなっているので微妙です。
  • 見た目が金色でしかも太いので、金のネックレスか蛇の抜け殻を首にかけているようで外で使うにはかなり勇気がいります。わたしは割り切って部屋の中だけで使っています。
  • メガネユーザーとしては少しケーブルが重く干渉するので、長時間使用すると痛みが出て来る。適合するイヤーフックも少ないので結果的に取り回しはそこまで良くはない。
  • イヤホンとの相性にもよるのでしょうが、私の環境だと音も近く、聴こえすぎて全体的に辛い。低音の存在感も強く音のキレも少し損なわれる印象です。
  • SE846に付けてますが耳に掛けるとすぐに外れてしまいます。音質は良いのですがこれだと使い物になりません。

まとめ

ユーザーの意見をさらにまとめると、

ウォーム寄りで濃厚なサウンドに変化、その情報量の多さから空間表現が向上するが、見た目と取り回しの面で外で使うのは難しいケーブル。

という結果でした。

 

肯定否定共に多かった意見はこちら。

・濃厚でリッチなサウンド

・見た目が派手過ぎて外で使えない

・MMCXがすぐ外れる

 

見た目が派手~という意見は、どちらかといえば最初から室内で使う予定だった方が、購入後改めて「これで外は無理」と感じているパターンが多く、ネガティブを含んでいる意見は少なかったです。

実際、X(旧Twitter)で澪標極ユーザーの投稿を見ていると、その多くが据え置きやDAPでじっくりと室内で聴き込んでいる方がほとんどでした。

 

MMCXに関してはビルドクォリティの高さ、SHURE製品との相性から来る意見だと思います。NOBUNAGA LabsのMMCXは実はカチッとハマった後に、さらに押し込まないとガチッとハマりません。軽く付けた段階ではまだハマりきっていないのです。

 

プラグもMMCXも単品発売するほど品質には定評があるので、扱いさえ間違えなければ素晴らしいケーブルです。※とはいえ慎重に行うのが正解です。

 

筆者は澪標を所有しており、極も試聴したことがあるのですがまさに正当な進化で、音の煌びやかさはそのままに濃厚さがプラスされ、微細音もしっかりと聴こえ低音の深みが増します。

 

ただ、キレの良さが若干損なわれるのと、取り回しの面、そしてアニソンには個人的に澪標の方が良いと感じたので澪標を使い続けています。あと、お財布が・・・。

芯数は本当に好みだと思いますし、それぞれの環境と聴く曲によって変わるのかな。と思っています。

今回の記事はここまでとなります。

ありがとうございました!

 

【ノーマル澪標のレビュー】

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