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検索ワードから読み解く!アニメファンの興味と傾向【ぼざろ/サイバーパンク/おにまい/など】

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はじめに

アニメレビューはX(旧twitter)で十分と言う方が多い中、検索して記事に辿り着いてくれている方々は何を求めているのか?その興味と動向は?

 

今回は本ブログ内でアクセス数が多く、時間が経っても読まれているアニメ記事を上位Google検索ワードとともに、読み解いていきたいと思います。

検索ワードから読み解く

クールJAPANだけでは語れない名作【サイバーパンクエッジランナーズ】

引用元https://www.cyberpunk.net/ja/edgerunners

【上位の検索ワード】

・サイバーパンク アニメ 海外の反応

・サイバーパンクエッジランナーズ レベッカ 最後

・エッジランナーズ 海外

 

海外のアニメファンから火が付いた作品なので、その反応を知りたいという日本のアニメファンが多いようですね。実際、Youtube等を見ても日本人より本作を好んでいる印象です。

 

そして、レベッカは作中屈指の名キャラで、Xやyoutubeのミームで見たことはあるという方も多いのではないでしょうか。

半裸で主人公にベタ惚れの小柄な女性という、時代に逆行したようなキャラクターですが、海外のファンに熱く受け入れられています。

 

レベッカが有名だけどネトフリ契約してないから観れない・・、でも最後は知りたい!と言う方が検索しているのかもしれませんね。

 

いきなり観てもポカーン・・・となると思うのでぜひ本編で見てもらいたい所です。

海外のYoutuberは半泣きでヘッドホン投げ捨てていましたが。

 

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【上位の検索ワード】

・けいおん ぼっちざろっく 違い

・ぼっちざろっく けいおん 主人公

・ぼっちざろっく けいおん 比較

 

注目すべきはワード順なのですが。

けいおん ぼっちざろっく

ぼっちざろっく けいおん

と検索ワードは半々位に分かれています。

 

実はこれって結構珍しいんです。

大体、どちらかの作品の方が有名で有名な方から検索上で打ち込まれることが多いです。しかもけいおん!に至っては14年前の作品。

 

これが何を指すかというと、

 

オールドなアニメファン(平成以前)

最近のアニメファン(令和以降)

 

平成と令和のファンがお互いの時代を代表するバンドアニメを意識し合っている構図になります。

 

ぼざろの原作者は「けいおん!を意識して差別化した作品」とインタビューで語っており、否応にもお互い意識しているのかもしれません。

実際、似ているようで全く違いますし、バンドに対するアプローチも主人公像も真逆に近いです。

 

多くのアニメファンが互いに比較し語りたくなる。そのような時代を超えた魅力が両作にはあるということですね。

 

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おにまいから考える、女装と性的自認のありか【お兄ちゃんはおしまい!】

引用元:https://onimai.jp/

【上位の検索ワード】

・おにまい 女装

・おにまい 二期 考察

・おにまい もみじ 生える

 

やはり強いのは女装というワードでしたね。

第一話を観た段階で性自認はどこから来るのか、身体か心かそれとも文化なのか。ふと考えたことがきっかけで書き始めたので少しパーソナルな部分にも踏み込んでいます。

 

いわゆるジェンダー論は日常生活では避けられる話題です。

身体的な性差か、文化的社会的性差か、もしくは医療の分野なのか、その辺りが皆曖昧なので平行線になりキリがないからです。

 

その為、アニメを含めてジェンダー的(ポ○コレ)な創作物も避けられがち。

 

ですが、本作は脚本家に女性の方を起用し「ゆるいアンチテーゼ」として、原作には無い時代に沿った演出が秀逸な作品になっているので、アニメファンの多くが「アリ」になってしまったのかもしれませんね。

 

二期については最終回のエンドカードやEDに謎の人物が出ており、いわゆる匂わせ状態だったので二期への興味が湧いているようです。

 

もみじ 生える 。については少しアンダーグラウンドな話になりますが、同人界隈でそのようなジャンルが存在しまして・・・・。察して下さい。

 

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限界への挑戦!?セクシー要素多めアニメ5選

【上位の検索ワード】

・セクシー アニメ

・セクシー要素 アニメ

・アニメ 際どい

 

これは・・・、そうですね。全国の変〇と言う名の紳士たちが見に来てくれているということですね。ええ、紳士は大歓迎です。もちろん淑女も。

 

女性原作者の作品もあり、過度にTHEポ〇ノな作品は避けています。どちらかというとフェチに寄っていたり、エ〇による相互理解を促すような作品が多いです。

 

そのおかげか、THEポ〇ノ的な作品やジャ〇プ系のお色気アニメを扱っているまとめ記事より上位に表示されています。やり過ぎは良くないってことですね。Googleさんがお怒りです。

 

限界にまで挑戦した挙句「ナイスボート」になってしまった作品やおバカ系など、賛否あるかもしれませんが、こういう作品があってこそ日本のアニメだと思うんですよね。

 

最近はめっきり減ってしまっているジャンルなので、有名な過去作をこの機会に観てはいかがでしょうか?

 

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ベガという星は自壊するのか【ウマ娘 ROAD TO THE TOP】

https://umamusume.jp/anime/roadtothetop/

【上位の検索ワード】

・ウマ娘 ベガ 双子

・アドマイヤベガ 双子

・ROAD TO THE TOP 感想

 

放送後、主人公では無いのに検索ワードに「アドマイヤベガ」が急増、全国にアヤベスキーを生み出した本作ですが共に多かったワードは双子。

 

これは史実を基にしたウマ娘ならではの検索ワードだと思います。

競馬史実をベースにしているので、どうしても人間のエゴや、ブラッドスポーツとしての側面が顔を見せることもあります。競走馬にとっての双子とは。

 

そこには悲しい真実があり綺麗ごとでは片付かない部分でもあります。

本編では明らかにされないので、多くのファンが「なぜ?」と思い検索しているのだと思います。

 

RTTではそのような史実から逃げない、アドマイヤベガの育成ストーリーをかなり忠実にアニメとして再現しており、多くのアニメファンの心に残ったのだと思います。

 

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困り眉のエルフからしか得ることの出来ない栄養がある【江戸前エルフ】

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【上位の検索ワード】

・江戸前エルフ 評価

・江戸前エルフ アニメレビュー

・江戸前エルフ 原作

 

こちらの検索ワードは少し特徴的で他とは違うものでした。

他がディティールに拘ったワードが多いのに対し、作品自体の評価や原作自体を探るようなものが多いです。

 

これは、恐らくですが江戸前エルフは原作からしてマガジンエッジ※という知名度の低い月刊誌で連載していたので、令和のアニメファンからすると「なにそれ?Pixivにないの?アプリでタダで読めないの?」みたいな状態。

 

面白そうだけど、よく知らないマイナー作品っぽいしX(旧Twitter)にも情報が無いから調べよう。となっているのだと思います。

※2023年10月17日にマガジンエッジは休刊になり、コミックDAYSというネット媒体に移籍が決まっています。

 

作品自体は原作含めてとても面白く、アニメの出来も素晴らしいのでぜひ多くの人に楽しんで欲しい作品です。

 

私はこの作品がきっかけで、聖地巡礼を兼ねて初めてもんじゃを食べに行きました。明太チーズ美味しかったです。

 

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まずどれ観る?どう観る?プリキュアシリーズの楽しみ方

https://2023allstars-f.precure-movie.com/

【上位の検索ワード】

・大人向けプリキュア

・プリキュア 大人 おすすめ

・プリキュア どれから

 

社会人がプリキュアを楽しむにあたっての、イントロデュース的な記事として書いたので、思った通りの人が検索して訪れているという結果になりました。

 

20周年での大人プリキュアとして取り組みで、注目度が上がっていることもかなり大きいと思います。全シリーズとにかく話数と作品数が膨大でかなり迷うので「どれから?」と多くの方が思っているのも大きい要素でしょう。

 

大人ほど精査しないと時間と体力が持たないですからね。仕事をしながらコンテンツを追いかけるのは結構大変なものです。

まずは楽をすること、無理をしないこと。これが推し活の基本です。社会人なんて家に帰るとすでにHPとMPは尽きてるんですから。

 

プリキュア視聴のハードルを下げ、少しでも社会人アニメファンの助けになっていれば嬉しいですね。

 

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まとめ

いかがだったでしょうか?

検索ワードからなんとなくアニメファンの傾向を知ることが出来ますね。

 

そして、本ブログ内では「時代性」を反映した記事のアクセス数が多いです。

多様性を叫ばれ続けている令和という時代の中で、アニメとは不可侵かつリアルに世情を反映する創作物です。

 

アニメファンの多くもそのような、時代ごとの作品の持つ意味、解釈、賛否に敏感になっているのだと思います。

 

本質的には受け取る側によって作品とは形を変えるものとも思っているので、本ブログのアニメレビューにも少しは価値があるのかな。と安心もしています。

 

この場を借りて改めて、いつも訪れて下さっているアニメファンの皆様にお礼申し上げます。

 

本記事は以上です。

今後ともよろしくお願いいたします。