はじめに
2024年春アニメは大体の作品が出揃いましたね。
注目作品からマイナー作品まで様々です。
その今期春アニメの中で第一話視聴レビューになりますが、面白いと感じ継続視聴を決めているアニメを紹介します。良ければアニメ視聴の参考にして下さい。
※あらすじ程度ですが、一話時点でのネタバレありです。
おすすめアニメ
ゆるキャン△ SEASON3
今期から制作会社、監督含めたチーム自体も変更になりましたが、多くのファンが納得出来る第一話だったのではないでしょうか。
構成は丁寧で、リンの幼少期から現在までの過程でじっくりキャンプの楽しさを伝え、後半はいつもの野クルのメンバーで締める。
一期のオマージュ要素も少しあり、どこから入ったファンでも楽しめるよう工夫されています。
風景についても、山間や街並みなどとキャラ達が上手く馴染んでおり、光のさし方一つとっても日本映画のような情緒ある雰囲気が魅力的です。
エイトビットは過去に登山アニメであるヤマノススメも制作しているので、そのような自然を用いたアニメ表現に関するノウハウが活かせているのかもしれませんね。
そしてEDなのですが、一期二期でのOPを担当した亜咲花さんと、ED担当の佐々木恵梨さんのコラボ楽曲！
曲も良いですし、過去作との繋がりを感じるので胸熱です。
ダンジョン飯 シーズン2
連続2クールなので、今期もダンジョン飯は続きます。
第一シーズンを見終えた方にはすでにダンジョン飯の魅力は十分に伝わっていることでしょうが、13話でファリンが再度離脱し「え？」っと驚いたと思います。
ここまでがチュートリアルのようなもので、ここからが本当のダンジョン飯。
14話ですでにシュローのパーティが出てきたように、数多の人々を巻き込んだダークファンタジー群像劇の側面が強くなっていきます。
この群像劇としての展開は、原作では何回も読み返すほどやや難解だったのですが、アニメ特有の構成によってわかりやすくなっており、スッキリ観ることが出来るので原作勢としても新鮮だと思います。
個人的にはアニメとタイアップするイメージが無かった、リーガルリリーがEDに抜擢されたのもかなり驚きでした。
「キラキラの灰」は大切な人との別れと再会を示唆するような歌詞のロックチューンで、とても世界観に合っていますね。
終末トレインどこへいく？
7G事件によって世界が異界化し人間が次々と動物化、ポストアポカリプスな世界を友人を探すために鉄道で旅する複数の少女達・・・。
いや～～大好きですね。こういうの。
一話から爆速なテンポと溢れるナンセンスさと外連味溢れる演出。
まさに、俺たちの好きな水島監督が帰って来た状態。
とはいえ、私が興奮しているということは、おそらく世間一般のアニメファンからすると？？な作品である可能性が高いのも事実。それは「荒野のコトブキ飛行隊」で学びました。
そんな中でも、注目したのがやはり「伏線」ですね。
会話の中でも度々気になるワードが登場し、この一話の中にかなりの伏線、もしくはミスリードが隠れている可能性が高いです。
「レールを伝う電気のようなエネルギー」などはなかなかフレーバーなワード。
そのような、伏線の存在を感じながら主線であるストーリーを追いかけるのが楽しいアニメだと解釈しています。
【ロードムービー×ポストアポカリプスWith鉄道】
というニッチなようでかなり練られたアニメだと思うので、すでにワクワクが止まりません。今後どんな展開が待っているか楽しみに毎話観たいと思います。
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Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ
テンポヨシ、ご都合ヨシ、美少女ヨシ
最近では少なくなった安心安全な転移モノ。旅行帰りに立ち寄るファミレス的な程良い気安さを感じるなろう原作アニメです。
少女との出会いはちょっとエ〇同人っぽいですし、隠れた才能が覚醒し、とんとん拍子で美少女が集まって来てチヤホヤされる。このスピード感はたまりませんね。
しかも、こういう作品では珍しく作画は安定。
人がふにゃふにゃになったり、ダイナミック建築が現れることもありません。
演出も丁寧で女性キャラにグッと寄ると、「あ、この人ハーレム入る感じ？」とわかりやすい。ちょっと箸休め的に見るには最高のアニメです。
ちなみに、EDが可愛いし良い曲！と思ったらDIALOGUE＋！
今はプリズンでお務めしている某〇和が曲を提供していたグループですが、今回も引き継いでMONACAが編曲を担当しています。
※追記
2話以降OPのくぎゅうううソングは必見。必聴。なんだこの強烈な2000年代初頭の香りは・・・。
監督の岩崎良明さんの経歴を見ると、
ゼロの使い魔、ラブひな、探偵オペラミルキィホームズなど。
う～ん、納得。
ド深夜にXでトレンド入りしてましたw。
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この素晴らしい世界に祝福を！3
こちらもゆるキャン△と同じで制作会社変更からの第三期ですが、監督とキャラクターデザインの方は続投しているので違和感なく楽しめました。
ちょっとだけ、カズマがそこはかとなくイケメン化している位で他はいつもの雰囲気。
出るとこもちゃんと出ていますし、常に動きのあるハイレベルな作画には進化を感じます。
第一話はこれまでの冒険の総括とカズマ出家の旅でしたが、相変わらず初っ端から下品で安心。「当ててんのよ」で心に傷を負ったカズマが不憫で面白い。
紅伝説から引き続き、めぐみんとの甘酸っぱいラブコメ？シーンや、舌打ち安楽少女(CV.小清水亜美)など、盛りだくさんで大満足。
前クールよりもセクシー要素はオミットされている印象ですが、そこは時代の流れということで。(次話以降に期待はします)
この素晴らしい世界に祝福を！3をPrime videoで観る
まとめ
気になった作品はあったでしょうか？
今期は人気作の新クールが多く、その間に挟まれる形で尖った作品が目立っていますね。
2024年に入ってから質の高い作品が多すぎるので、ちょっと箸休め的になろう系をつまむのがマイブームになっています。
今回紹介しませんでしたが継続視聴を決めている作品は他に、
・転生したらスライムだった件 第3期(安定の人気シリーズ)
・転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(転生領主人材育成無双系)
・変人のサラダボウル(現代日本転移のご当地無双コメディ)
・Re.Monster(ゴブリン転生無双ダークファンタジー)
・無職転生Ⅱ ～異世界行ったら本気だす～(今回かなりスローテンポ？)
などがあり、今期はかなり満足度が高いです。
まだまだリアタイも間に合いますので、春アニメ視聴の参考にして頂けたら幸いです。
前期2024年冬アニメはこちら。
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