※本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、ユーザー目線での率直な意見、感想を元に記事を作成しています。
NICEHCK DB2とは
ハイコスパで高い評価を得ているDBシリーズの後継モデル。
ハイブリット構成、シェルの美しさとファッション性、リケーブル可能な設計など、価格に見合わないオーディオファン向けの有線イヤホンです。
【1DD+1BA】価格以上の音質を実現
10mmダイナミックドライバー×バランスドアーマチュア型ドライバーというハイブリッド構成かつ、チタン製の振動版を採用することで価格以上の優れた音質を実現しています。
ファッション性の高いシェルデザイン
質感の良いシェルとアルミニウム金属フレームの組み合わせにより高級感あるデザインを実現。3カラー展開なのでファッションやライフスタイルにあわせてリスニングを楽しむことが出来ます。
快適な装着性とリケーブル可能設計
人間工学に基づいて設計された本体は耳にぴったりフィットし、長時間使用でも快適。2PinOFCケーブルはリケーブル(交換)可能なので自分の好みに合わせてカスタムすることが出来ます。
仕様
ドライバー構成:1DD+1BA
再生周波数帯域:20-20kHz
感度:107dB/mW
インピーダンス:16Ω
プラグタイプ:3.5mmプラグ
コネクタ:0.78mm 2Pin
シェル材質:樹脂+アルミニウム合金製パネル
ケーブル素材:無酸素銅(OFC)
実機レビュー
外観
まずはパッケージですが、可愛い。
私はアニメ好きなのでこういうのは大歓迎です。髪が水色なのもポイントが高いですね。尊さを感じます。
本体とケーブルを除くと、イラストカード、イヤーピース各種×2、ミニポーチと豪華仕様。イラストカードは厚手なので百均のスタンドで飾ろうと思います。
こちらが本体、青色のマーブルプレートが美しく樹脂の本体の透明度も高いので、高級感があります。
OFC(銅)ケーブルはローズピンクのような色合いで、カジュアルで爽やかな印象。
プラグがホワイトだったので、イヤーピースも付属の中から同色を選びました。
このようにデザインとカラーに統一感を出せるのは良いですね。
パッケージ含めてDB2としての演出が仕上がっている、おしゃれなイヤホンです。
音質
【機材】
DAP:SONY WM1AM2 ソースダイレクト アンバランス接続
イヤホン:NICEHCK DB2 (1DD×1BA)
曲は主に「結束バンド」など、アニソンとロックを中心に聴いていきます。
【帯域ごとの印象】
低音域:質が良く弾むが重低音までは鳴らさない
中音域:厚みが薄いがなめらかに中高音に繋がる
高音域:刺さりを感じないマイルドさとキレの良さを両立
音場はやや狭めに感じますが楽器ごとの分離感はしっかりとあるので、このイヤホンの特徴に合っており、聴いていて気持ちが良いサウンドです。
ボーカルの表現力自体はそこそこですが、どの音域に対しても不得意が無く、個人的には高音が刺さらないのがかなり好み。
ロックを大音量で聴いてもノリが良いですし、スローテンポの曲でもリラックスして聴くことが出来ます。
曲やジャンルを選ばずリスニングを楽しめる。
可愛い見た目とは裏腹に優等生なオールラウンダーです。
おすすめのジャンル
どのジャンルも常に80点を出せる音質なのでなんでもオッケー。
1DD×1BAの構成はガチャガチャしたアニソンやボカロ曲でも分離感良く聴かせてくれますし、ロックやジャズまで幅広く楽しむことが出来ます。
音ごとの明瞭感があり、低音も高音を覆わず質が良いのでFPSやシューター系のゲームにも向いています。音の近さを活かしてのASMRも抜群に良い。
着け心地
シェルがぴったりと耳に吸い付くので、無理に押し込まなくてもスッと装着出来ます。
ケーブルも柔らかく、タッチノイズ、本体の重さも感じず快適。遮音性もそこそこあるので、音楽に没入することが出来ます。
付属イヤーピースは快適なのですが中硬度のベーシックタイプなので、好みで他社製のものに変えても良いかもしれません。ちなみにSpinfitシリーズは問題無く装着出来ました。
価格について
現在の価格は定価で3950円ほど。(2024/3月)
いや、激安。
尖りの少ない優等生的イヤホンですが、リケーブルなどで好みの音質を追求出来るのでこれ一本持っておけばかなり遊べるのでコスパが高い。
性能的に次欲しくなるのは15000円以上のイヤホンだと思うので、オーディオ入門の一本にもおすすめです。
【アリエクリンク】※AliExpress(海外サイト)
NICEHCK DB2 イヤモニ型イヤホン 0.78 2pin
まとめ
いかがだったでしょうか?
インピーダンスが16Ωで鳴らしやすいので、スマホベースのポタオデにピッタリなのは良い部分ですね。やはり入門に最適。
特徴が掴みにくい部分もありますが、逆に言えば【懐が深い】ということ。
リケーブルやカスタム前提の音質と捉えることも出来るので、仮に初めての一本であっても、オーディオ趣味の延長であっても、その先にきちんと楽しみがあるイヤホンです。
本記事は以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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