はじめに
ASMR向けとしてはワイヤレスがメジャーになりつつありますが、このあたりで有線製品も見直していきたい所。
なにより、有線イヤホンは安い!
音質と比較してコスパを追求するなら圧倒的です。
今回は、ASMR向けかつ5000円以下で音質も良い有線イヤホンを5つ選んでみました。
良かったらイヤホン選びの参考にして下さい。
U5000円 ASMR向け有線イヤホン5選
Kandar R13 for ASMR
ハイコスパな寝ホンを多数開発している【Kandar】がASMR向けに設計&チューニングした有線イヤホンです。
内部6mmドライバーのボイスコイルを調整することで、低音と高音表現力、そして音場感とリアル感のアップを実現。
とはいえ、可聴域を無理に引き上げるようなものではないので、リラックスタイムやASMRにぴったりな聴き心地の良い音です。
片耳4.9gの軽量ボディに日本人の耳の形を分析したアジアンフィットデザイン、絡みにくい編み込みケーブルはタッチノイズを抑制し、睡眠時にも快適に過ごすことが出来ます。
「痛くない」ことへのこだわりが強いメーカーなので、ASMRで寝落ちゼッタイ!と言う方にこそおすすめです。
final VR500
ASMRイヤホンの王様【E500】より最新かつ、定位に重点を置いた有線イヤホンがVR500です。
VRゲームやFPSなどの3D空間上での音の場所の表現にこだわって設計、チューニングされているので「あっ、そこに○○がある!声を発している!」という音像の掴みやすさを実現しています。
つまりASMRだと、どれくらいの距離に演者さんがいるか、どういうシチュエーションで空間がどれくらいかが簡単にわかるということ。
近づいて来た・・・離れた・・・、左に・・右に・・・、が明確にという感じ。
明瞭感があるので「ふわっとした空間でのリラックス感」が欲しい方には不向きかもしれませんが、解像度も上がっているのでE500のアップグレード機として捉えても良いイヤホンだと思います。
シチュエーション特化や、耳かき系など、ASMRコンテンツの新鮮さを味わいたい方におすすめです。
final E3000
E500が世の中に放たれる2年以上前に開発された、finalのASMRサウンドの礎になった有線イヤホンです。
ですが、余裕で現役。
強調した音域を作らず、高い解像度、広大なサウンドステージを実現したその音質は、音楽はもちろんASMR向けとしても戦えますし、「E3000の方が実はASMR向けじゃね?」というユーザーも実は多く存在します。
E500より若干スッキリデザイン、背面が薄く作られているので寝ホンとしても優秀。
ステンレスの削りだしボディはリッチな見た目というだけでなく、不要な振動を抑えるので音質にとっても重要な役割を果たします。
インピーダンスが16Ωなので微妙に鳴らしにくいとも言えるので、スマホなどにDACを繋いでASMRや音楽を楽しんでいる方におすすめです。
SONY MDR-EX255AP
もはや耳が実家のような安心感に包まれる、SONYのコンパクトな廉価帯ワイヤレスイヤホンです。
綺麗に聴こえる高音と適度に量感のある低音、それでいて人の声を覆ってしまうようなこともない、いつものSONYの音。
解像度もそれなりで、聴き疲れしないのでASMRや仮眠に最適なバランス。
からみにくいセレーションケーブルが採用されているので、適当に置いていてもいざ使う時にスルッとケーブルがほどけます。
通話品質もそこそこ優秀なので、一本持ってるとASMR以外にも色々と使えます。
睡眠やASMR用に作られていないので、横向きで長時間がちょっと厳しい印象ですが、コンパクトなので仮眠程度なら問題無しです。
イヤホンを職場や学校に持ち歩いて、ちょっとした気分転換にASMRを聴いたりする方におすすめです。
JBL TUNE 305C
今回紹介する中では唯一、USB-C対応のJBL製有線イヤホン。
オープンタイプの気軽な装着感が、ASMR愛好家やイヤホンに快適性を求めているユーザーから高評価を受けています。
DACが内蔵されているので追加で何も買わなくてOK。
繋ぐだけで最大96kHz/24bitまでのハイレゾ音源まで、クリアな高音と豊かな低音再生を実現します。
サウンドモードもワンタッチで、BASS、VOCAL、DEFAULTに変更が可能。ASMRの場合はもちろん人の声が聴こえやすい【VOCAL】がおすすめ。
フラットケーブルが採用されているので絡まないですし、オープンタイプなのでタッチノイズを感じにくく、圧迫感も無いので寝ホンとしても優秀です。
DAC搭載ながら価格も安いですし、ここ最近の端末事情から考えると普段使いには最適解なイヤホンかもしれませんね。
追記 AZLA AIM C
ASMR向けの製品を多く開発している【AZLA】のFPS/ASMR向けイヤホンです。
96KHz/24bitハイレゾ対応DACが搭載されているので、接続するだけでノイズレスな音質を手軽に楽しめます。
共振を抑えるアルミハウジングに8mmダイナミックドライバーをシングル構成で搭載し、独自のフィボナッチフィルターを採用。中音域から高音域までカバーするハイトーンサウンドを実現しています。
さらに、前後の空間表現と音の距離感表現に長けた3Dサラウンドサウンドチューニングを施されているので、空間認識が的確に必要なゲームやASMR音源で優れた臨場感ある体験が可能になっています。
イヤーピースもデフォで「SednaEarfit SE1500」という医療用シリコンが採用されたものが付属されており、かゆみも少なく快適。
ケーブル長が150cmなので取り回しが良い、隅から隅まで気が利いたAZLAらしいイヤホンです。
まとめ
5000円以下でもかなりASMRを楽しめそうな気がしませんか?
今の時代に有線を選ぶのは「ちょっと・・・・」と思う方も多いかもしれませんが、コスパの高さとバッテリーレスな柔軟性は魅力なので、良かったら有線イヤホンも試してみて下さい。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
※本文に度々登場したE500はこちらの記事で紹介しています。↓
【関連記事】