はじめに
ながら聴きイヤホンってどうでしょう?
最近流行りつつありますが、音質はインイヤーに敵わないでしょうし、遮音性も無いのでいつ使えばよいかわからない。
正直「普通のイヤホンで良くない?」と思っていたんですよね。
ですが、主に屋外、日課にしている散歩などで使用しているうちに段々と良さが分かってきました。
今回はながら聴きイヤホンの良い所、そしてライフワークになりつつある【オーディオブック散歩】の楽しみ方をメインに書いていきたいと思います。
ながら聴きイヤホンのススメ
良い所
箇条書きにすると、
・スピーカーで聴いているような自然な音質
・耳の中が蒸れない(汗をかいても快適)
・耳フックで装着するので激しい動きに強い
・歩いている時にありがちな「足音の響き」「ガサガサというノイズ」がほぼ無い
・周りの音が聞こえるので屋外でも安全
と言う感じなので、主に屋外でのメリットが大きいというのが結論です。
あまり音質を求めるようなカテゴリでは無く、デメリットとしては、遮音性が無い、音漏れが若干する、という所くらい。
電車内での使用や、屋内で沢山人がいたり騒がしい環境では使いにくいということですね。
オーディオブック散歩とは
上記の通り、ながら聴きイヤホンは屋外でこそ本領を発揮するのですが、その中でも【散歩】が用途としてかなりハマっているのでおすすめ。
私の場合、Audibleで朗読を流しながらの「オーディオブック散歩」。
大通り沿いでたまに自然がある程度の道を延々と歩くのですが、近くを通る車両、虫の声、木々のざわめきなどが、一種のBGMのようになり朗読に臨場感を与えます。
このような演出は生の朗読劇などでもあるのですが、手軽に散歩しながら味わえるのはシンプルに楽しい。
スマホで操作しながら無線で聴けるので邪魔になりませんし、ポケットにスマホを突っ込めば手ぶらで歩けるので楽。
もちろん、音楽を聴きながらの散歩もおすすめです。
特に静かなアコースティック系の曲を流すと、ただの散歩なのに映画のワンシーンのように浸れるのでおすすめです。
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ながら聴きイヤホン選びのポイント
一番重要なのは、音質よりフィット感や装着性の良さだと思います。
屋外やワークアウトが主な用途になってくるので、軽く洗える位の防水性能も気にしたい。
とはいえ、大体のながら聴きイヤホンは装着感が良いですし、防水もデフォで備えています。値段が高ければ良いというわけでもないので、用途にあったものを選びたい所。
散歩や軽いランニングと屋内使用程度なら5000円~10000円くらい、本格的にランニングしたりジムなどで使いたい場合は10000円以上のスポーツ用のものを買った方が良いです。
より利便性を求めるなら一体型の骨伝導タイプも選択肢に入ります。(少し高いですが)
私が散歩用に使っているのはSOUDPEATSのGoFree2なので定価7800円ほどです。
ハイコスパ系ですが、ぶっちゃけこれでも十分な性能があるので、困っていることがほぼありません。安くても楽しめます。
音漏れについて
なんだかんだ言っても、気になる部分ではないでしょうか?
音漏れの具合はどの製品も大体同じなので、他人目線で実際の漏れ具合を書きたいと思います。
※電車内はそれなりに混みあった山手線想定です、空いている電車は屋内を参考にして下さい。
【音量30%】
室内:3mほど離れていれば聴こえない
屋外:1m以内に近づくとうっすら聴こえる
電車内:普通に聴こえる
【音量60%】
室内:3mほど離れていてもシャカシャカ聴こえる
屋外:1m以内だと何を聴いているかわかる
電車内:うるさく感じる
【音量80%】
室内:5mほど離れていても何を聴いているかわかる
屋外:1m以内だとややうるさく感じ、装着者は会話不能
電車内:〇意が湧く
と言う感じです。
設計からして音漏れは仕方ない製品なので、衆人環境ではある程度配慮して使用するか、気になる方は骨伝導モデルを買うのがベターです。
あまり音を大きくすると、周囲の音が聴こえなくなりオープンイヤーの良さも消してしまうので、個人的には30~40位のボリューム(iphone)が散歩時にはベストでした。
まとめ
以上、ほぼ散歩のススメでした。
運動で得た筋肉は1~2週間は維持されるそうなので、週に一回程度歩いてみるのも良いかもしれませんね。
夜間でも周りの音が聞こえて安心感があるので、気楽に外出できるのもメリットです。
男女年齢問わず生活に取り入れることが簡単なガジェットだと思うので、よかったら、ながら聴きイヤホンを楽しんでみてください。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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