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LDAC接続を試す!SOUNDPEATS Capsule3 Pro 実機レビュー【ワイヤレスイヤホン/ウォークマン/高コスパ/PR】

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はじめに

以前からSOUNDPEATS(サウンドピーツ)製品は気になっていました。

ワイヤレスイヤホンでLDAC対応、ノイキャン、低遅延モードも搭載している製品って少ないんですよ。あと、安い。

 

まずは簡単に外観と仕様を説明した後、LDAC接続と音質、ゲーミングモード、実際使ってみてどうか?について、書いていきたいと思います。

※本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、ユーザー目線での率直な意見、感想を元に記事を作成しています。

SOUNDPEATS Capsule3 Proとは

【ずっと聞ける、ずっと聞きたい、心地いいサウンド】

LDAC対応ハイレゾワイヤレス、最大52時間再生、43dBのノイズキャンセリング機能など。SOUNDPEATSの技術力が詰め込まれた、機能性と高音質を両立させた高コスパワイヤレスイヤホンです。

LDAC対応ハイレゾワイヤレス

Capsule3 Proは、ハイレゾオーディオワイヤレス認証コーデック「LDAC」に対応したハイレゾ完全ワイヤレスイヤホンです。

ワイヤレスでも、音場の広さ、情報量の多さ、細やかな表現など、ハイレゾ音源を最大限生かしながら音楽を楽しむことが出来ます。

12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー

ノイズキャンセリングと高音質の両立を目指して、SOUNDPEATS 専用設計の【バイオセルロース振動板】12mmドライバーを採用。

広がりのあるナチュラルな音質で、楽曲の奥にある細かな音や響きを感じることが出来ます。

最大43dBノイズ低減効果、周囲の雑音をしっかりカット

集音用に左右2つずつのマイクを搭載したハイブリッド方式を採用し、可聴域で最大43dBというノイズ低減効果を実現しています。

飛行機の機内や人の多い場所など騒音の激しい場所でも、イヤホンからの音がクリアに聞こえ、まるで静寂の中で音楽を聴いているような感覚が味わえます。

実機レビュー

外観

外箱と付属品はこんな感じです。

詳しい仕様と付属品は下の【仕様】に記載します。

こちらは裏面。ハイレゾワイヤレス、LDACとしっかり書いてますね。

このマークは認証を得ないと表示できないので、製品の信頼性を表しています。

本体とケースは樹脂製で、余計なコストをかけず音質と機能にすべて注ぎ込んだ感が漂っています。ちなみに充電は有線(Type-C)のみです。

内部はグレー色で艶アリ加工になっており、取り出しもスムーズです。

イヤーピースの下には、ローズゴールドのノズルが隠れています。

ちなみにローズゴールドはアジア人の肌に合う色で、性別年齢を問わず似合います。ケース含む各所にワンポイントとして採用されており、ファッション性を高めています。

ノズルの芯は厚みもしっかりあり、遮音性も高く長時間付けていても快適です。

Airpods proとの比較です。

ケース装着済とはいえ、Airpods proと大きさはそれほど変わらずコンパクトです。

ケース除いた重量もほぼ同じで軽いです。※Airpods pro:50.8g Capsule3 Pro:48g

本体はCapsule3 Proの方が大きく分厚いですね。

ちなみにAirpods proのようにバーの先でコントロールするのでは無く、Capsule3 Proはローズゴールドの背面中央サークル部分で操作します。

 

音量はワンタップ、モード切替は1.5秒長押し、曲送りは右側1.5秒、3回素早くタップでゲーミングモードなど。(癖があるので最初は戸惑うかも・・)

ちなみに説明書は多言語対応ですが、ちゃんと日本語もあるので安心です。良くあるQRコードで飛んで英語HPで見ろ的なことも無く親切です。

音質

LDAC(ウォークマン)

LDACとは現行のウォークマンには標準搭載されている高音質コーデックによる接続方法です。ざっくりですが、AAC、SBCでは330kbpsまでしか伝送出来ないのですがLDACは990kbpsまで伝送することが出来ます。

 

ハイレゾオーディオワイヤレスとしてトップクラスの音質を体感出来るので、AmazonmusicやApplemusicでロスレスオーディオを楽しんでいる方には、特に恩恵が大きいですね。

 

では実際にCapsule3 Proで聴いていきましょう。

 

【機材】

Capsule3 Pro

NW-WM1AM2

接続方法:LDAC(音質優先)

ソースダイレクト

 

結論から言うと・・・

かなり低音重視のパワー系です。

 

12mm独自ドライバーの沈み込むような低音が強烈で、耳の中でドンっドンっと響きます。音場の広さ、繊細さより迫力重視の印象でロックやポップスにはピッタリの音質。

 

中音域と高音域はそれなりですが、カンッキンッといった、ドラムやピアノのスタッカートのキレの良さはしっかりと再現されており、全体的にノリの良い楽しい音になっています。

 

ハイレゾ音源の密度の濃さもしっかりと表現されており、一万円以下の迫力に振り切っているワイヤレスイヤホンとしては「もうこれで良くない?」と一枠埋めてしまうような満足感のある音です。

 

曲によってはボーカルが埋まる(アニソンとか)こともあるので、少し低音を落とす等イコライザの設定が人によっては必須になるかもしれません。

AAC(iPhone)

IOS搭載機器、iphoneやipadはAAC接続になります。

音質としては、LDAC接続での密度の濃い低音と迫力は影を潜め、音場も狭まりますがキレ良くスッキリとした印象に変わります。

 

聴きやすさとしてはこれはこれでアリです。

むしろ、こっちの方が好きな人も結構いるかも。接続に関して途切れも無く、スムーズに接続出来ました。

専用アプリについて

IOSでは問題無くダウンロード出来ました。

※使用時に会員登録(無料)が必要です。

このように、製品が登録されバッテリー残量が表示されます。

アプリ上でファームウェアのアップデートも行えます。

設定項目も多く、ワンクリック機能無効や、各モードへの切り替えがスムーズに行えます。イコライザーのプリセットも8種類用意されており、細かくカスタムすることも出来ます。

 

アプリの機能でアダプティブイコライザーというものがあるのですが、聴力テストを行い、パーソナル化した専用のイコライザーを作成するというもので、この機能がなかなか優秀です。


音の出っ張りを消し去り、聴こえなかった音が自然に耳に届くようになり、聴き疲れもしません。アプリを使用する際は真っ先に測定することをおすすめします。

 

※ウォークマンについて

WM1AM2内でグーグルストアが使えるので、調べてみたのですが。

とのことで使用不可でした。

ANCノイズキャンセリング機能

効き方の比較としてはAirpods proが100だとすると、95位なので価格差を考えると十分な性能です。※イヤーピースを変えるとほぼ100に近づきました(文末に追記)

 

仕様上43dBカットとのことで、足音や車の音は遜色無くしっかりと消してくれますが、風切り音やエアコンの音に対してはほんの少し劣る印象です。

 

無音で使用してもホワイトノイズはほぼ感じず、耳の疲れも特に無いので優秀です。

キーンというのが苦手な方は丁度良いかもしれません。

 

外音取り込みモードが付いているので、作業中の呼び出しにも対応出来ますし、駅などでもアナウンスが聞けるので安心です。

ゲーミングモード

70ms(0.07秒)という低遅延を実現し、ストレスフリーなゲームを楽しむことが出来る機能です。

 

ちなみに大体ですが、SBCは220ms、AACは120ms、aptX-llは40msで、低いほど低遅延ということになります。70msはaptxと同等。

 

※機材は全てipadです。

ゲームしてみた

eFootball2023で試してみます。

プレイ時間が800時間に迫っているので、参考にはなると思います。

 

パスを出した際の音で判別するのですが、感覚的な部分で快適になったと感じる程度ではあるのですが、確かに通常接続より遅延は少ないです。

 

この微妙な差はヘビーゲーマーほど大きく感じる部分だと思いますが、AAC→低遅延モードという差はそこまではっきりと知覚できないのかもしれません。

 

ゲーミングモードでもほとんど音の劣化が無かったので、気軽に使える低遅延イヤホンとしてはポテンシャルが高く感じました。

一週間使ってみて

通信安定性

室内であれば常に安定しており、LDACでもAACでも快適です。

大体10m以上離れると不安定になりますが、用途的に問題はないと思います。

 

室外では、AACであれば途切れることなく常に安定。散歩していても、人の多い場所でも問題なし。

LDAC(音質優先)に関しては散歩道などでは大丈夫ですが、電波干渉が大きい場所や人の多い場所ではたまに途切れることがありました。

 

端末内設定(ウォークマンやXperiaなど)でLDAC(通信優先モード)にすると、状況に応じて330kbps、660kbps、990kbpsに調整されるので屋外ではおすすめです。

バッテリー持ち

AACでアニメ一本見ても3%しか減っていなくて驚きました。

これで大体計算すると7時間以上は余裕で持つので、仕様通りで素晴らしいと思います。

 

24話、12話2クールならノンストップで視聴可能ということですね。

しかもケースに戻すと急速で充電されるので、少し減った程度ならトイレに行っている間に満充電になります。

 

LDACだと仕様上4時間とのことで確かに減りは早いですが、高音質な音楽を聴くには十分です。

マルチポイント非対応

この価格帯だと仕方ないのですが、やはり不便ですね。

例えば、ウォークマンとipadで運用するとなると、一回接続解除してから接続し直さないといけないので、10秒位で終わる作業とはいえ面倒です。

 

なので、結局どれか一つに絞って使っていく形に落ち着くと思います。

LDAC対応のスマホを持っていれば一台で完結するので、便利ですね。

まとめ

良かった部分

・LDAC接続対応

・低音重視の迫力あるサウンド

・高品質なノイズキャンセリング機能

・映像エンタメ全般との相性の良さ

・バッテリー持ちの良さ

気になった部分

・好みの分かれる重低音

・ケースの素材感がややチープ

・マルチポイント非対応

 

いかがだったでしょうか?

高コスパでしっかりとLDACを楽しめる、SOUNDPEATS Capsule3 Pro はビギナーから玄人まで幅広くおすすめ出来る製品です。

本記事は以上です。

ありがとうございました。

【追記:イヤーピース交換】

Spinfit CP100

アダプター無しですんなり装着出来ました。低音が適度に和らぎ装着感も快適です。

フィット感が良いので頭を振ってもなかなか落ちません。

充電器にもすっぽりと収まります。

誤作動も無く充電も問題ありません。

Panasonic RP-NJ100 イヤーピース

かなりぴったりです。密閉感がSpinfitや純正よりも高く、ノイキャンも向上、低音も増幅されます。こちらもケースにしっかりと収まります。

両方内径4mmなので、市販品のほとんどのイヤーピースに付け替えることが出来そうです。ただ、これ以上大きくなるとケースに収まらなくなる可能性があるのでご注意下さい。(両方サイズM、縦10mm、横15mm)

 

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