はじめに
名機と名高いQuietComfort Ultra Earbuds、レビューサイトやYoutubeどこを見ても素晴らしいと評価されている、定番中の定番商品です。
ただ、リアルなユーザーの声がその評価に隠れてしまい、結局どうなのか？
分かりづらい現状になっています。
本記事では、リアルなユーザーの声を集めまとめることで、改めてQuietComfort Ultra Earbudsの本質に迫りたいと思います。
QuietComfort Ultra Earbuds とは
「聴く」から「体感する」オーディオ体験へ。
画期的なBoseイマーシブオーディオが、より臨場感のあるサウンドを実現。世界最高クラスのノイズキャンセリングとカスタマイズされたサウンドパフォーマンス。快適な装着感で長時間使用できるBoseのワイヤレスイヤホンです。
Boseイマーシブオーディオ
イマーシブオーディオ（空間オーディオ）はリスニングの限界を押し広げ、サウンドが目の前で展開されているかのような没入感を実現。
まるでコンサート会場でVIP席に座ったかのような気分を味わえ、手を伸ばせば触れることができるような、今までにないリスニング体験を楽しむことが出来ます。
CustomTuneテクノロジー
ユーザーの耳の形状を分析し、その形状に合わせてサウンドとアクティブノイズキャンセリングを 最適化することで、世界クラスのノイズキャンセリングとカスタマイズされたサウンドパフォーマンスを実現します。
【サウンドのカスタマイズの3つステップ】
- 耳の形状を分析
- 様々な耳の形状に適応
- パーソナライズして、常にベストな音質を実現
１日中快適なフィット感
9通りの組み合わせが可能なイヤーチップとスタビリティバンドサイズから、最適なフィット感を追求することが出来ます。
非常にソフトな傘型イヤーチップが外部のノイズを遮断し、スタビリティバンドが耳にぴったりフィットすることで、快適な着け心地を生み出します。
長持ちバッテリー
QC Ultra Earbuds本体だけで最大6時間 (イマーシブオーディオでは最大4時間) の再生が可能です。さらに、付属のケースで最大3回フル充電することができます。
また、時間がないときは、イヤホンをケースに入れれば、わずか20分の充電で最大2時間音楽を楽しめます。
クリアな通話＆簡単操作
聞き返されることのない ストレスフリーの通話を実現。ノイズキャンセリングマイクが使用者の声にフォーカス。周囲のノイズを除去して驚くほどクリアな通話を実現します。また、イヤホン本体のシンプルなタッチコントロールで、音楽の再生や一時停止、音量の変更、トラックの切り替えを行えます。
実際に購入したユーザーの声
肯定的なレビュー
- 屋外で使うと怖いくらいのノイキャン性能、低音重視ながらボーカルも高音も曇らずクリア。正直クラシックも聴けるとは思わなかった。BOSE製品の高品質さに驚いています。
- イマーシブオーディオ(空間オーディオ)が素晴らしい、これ本当にイヤホン？と言う感じで音場が広がり感心します。コンサート映像や映画をこのモードで視聴すると感動します。
- BOSEらしい低音も重厚でキレ良くグルーヴ感のある音、少し癖はあるがBoseの音が好きな人にはたまらない音質だと思います。飛行機で使っていますが、ノイキャンも凄い！これぞ静寂。
- 最も素晴らしいのは負担のかからない装着感だと思います。横のバンドで面で固定されるので首を激しく振っても、運動しても微動だにしません。その上音漏れもないのが凄い、あまりに快適でヘッドホン派から鞍替えしました。
- あまり知られていないけどマイク機能がめっちゃ良い、試しにゲームや実況配信で使ってみたけど、あまりにクリアで誰も気づきませんでした。
否定的なレビュー
- そこまで解像度が高いとは思えない荒い音質。しかも、音楽を聴いていない時のホワイトノイズが気になり、接続性も悪く最近の製品としては微妙な出来。
- 左側からプップッと謎のノイズ発生、ノイキャンで静かになっているので余計に気になります。これさえなけりゃなぁ・・・。
- 後日対応予定とはいえ、マルチポイント非対応はこの価格帯ではキツイ。あと、私の個体にも噂の左側のノイズが発生しました。BOSEの持病とも言える接続の不安定さも見られるとても残念な製品。
- なぜか接続安定性が前機より悪くなっていて、何も再生していない時にプツッて切れたり、ペアリングしてるのに勝手に接続解除されたり、左右で音の遅延があったり。音質以外は総じて微妙です。
- アプリのレベルが低すぎる、スマホで設定しても初回接続は運任せで結局30分以上かかりました。細かい部分での誤作動も多い。老舗なんだからソフト開発も頑張ってくれ。
まとめ
ユーザーの意見をさらにまとめると、
重厚な低音とクリアな中高音域を実現したこれぞ！なBOSEサウンド。空間オーディオやノイキャン性能は好評だが、ソフト面と接続の安定性に欠けた色々と勿体ない製品。
という結果でした。
肯定、否定共に多かった意見はこちら。
・音質は最高！これぞBOSEサウンド！
・ノイキャンのレベルが高く、空間オーディオも高品質。
・左側からノイズが出て困っている。
この中でも、左側からノイズの件はXでも騒ぎになっており、その報告のほぼ90％以上が同じ左から。ここまで報告に共通性があると初期不良、リコール対象と言っても良いかもしれません。
BOSE自体はすぐに返品交換に応じて対応していましたが、それ以降買い控えが起き、発売後二週間でガクッと値崩れを起こし、次の月末にほぼ底値でセールされるという有様。
一度値崩れが起きた製品は継続してセールに選ばれやすいので、ある意味今後も狙い目のイヤホンかもしれませんね。
本製品はBOSEの公式HPを見る限り【体感/体験】に主点を置いているように感じます。実際、空間オーディオは好評で質も高く、ノイキャンも他社製品と比べても遜色ないどころか上回る勢いの進化です。
ユーザーの生活を一変させたいという思いで製品を生み出したのに、このような初期不良ありきの評価になってしまったのは勿体ないの一言です。
マルチポイントは後日対応予定で、接続性の安定化アップデートも行われる可能性が高いので、今後もBOSEの動向を見守りたいと思います。
今回の記事はここまでとなります。
ありがとうございました！
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