はじめに
みなさん、Audible(オーディブル)って知ってますか?
プロのナレーターが朗読した本をいつでもアプリなどで聴けるサービスなのですが、私は以前から気になっていました。なぜか。
多くの声優さんが朗読に参加しているからです。
とはいえ、Amazonのサービスの中では新しめですし、結局どうなのかがわからない。聴き放題?聴く読書って何?って状態だったのですが、今回思い切って入会してみました。
声優さん出演作中心に、簡単に本サービスのレビューをしたいと思いますので、良かったら参考にしてみて下さい。
Audible入会してみた
使いやすさ
アプリの画面が見やすくシンプルで本を選びやすいので快適です。
カテゴリーごとに整列されており、編集部の特集や企画も豊富なのも飽きないので良いですね。
多くても一冊50MBほどの音声ファイルなので端末を圧迫しませんし、オフライン用のダウンロードもサクサク。
聴くまでのハードルが低く、没入感を損なわないので自然ともっと朗読を聴きたくなります。
聴く読書って結局どう?
聴き入るというよりは、聴き流す。気楽な読書。ラジオに近い聴き方が出来る。
と言う感じ。
なので、スピーカーで部屋に流しながら何か作業をしたり、旅行中に電車から外を眺めながらイヤホンで聴いたり、車を運転しながらなど。
普段の生活に合った聴き方が出来るサービスだと思いました。
タイマー機能付きなので入眠でも快適。好きな作品と好きなナレーターの心地よい朗読でとてもよく眠れます。
音声ファイルはきちんと、章ごとに分かれていて「この章が終わったら休憩」というような使い方も出来るので、作業はもちろん散歩などでもキリよく聴くことが出来ます。
あと細かい所ですが、本編が始まる前のちょっとした効果音がとても良いです。
金曜ロードショー的な感じで気分が盛り上がります。
声優さんのコンテンツが豊富
声優さんの朗読劇などは人気がありますが、実際私もよく聴いたり現地に行ったりするので手軽に雰囲気を味わえたらと思ったのが、入会のきっかけです。
カテゴリーにがっつり声優さんコーナーがあり、女性男性問わず豊富です。
そして杉田氏多めなのは流石。
その中でも、アニメ化作品の主演が原作ノベルを朗読するシリーズが熱いです。
転スラ(岡咲美保)や化物語(神谷浩史)など、要はリムルやあららぎが本編を朗読してくれているような体験。
もちろん、老人や子供まで様々に演じ分けされているので朗読らしさは失われておらず、魅力を感じることが出来ます。
個人的には、一般の文学作品を声優さんが朗読しているシリーズを推しておきます。
声優さんの新たな一面と、改めて声で演じる凄さを発見出来るのでおすすめです。
音質はどう?
ここは正直に書きますが、普段オーディオ趣味用の音源に一応触れている身としては、あまり高音質ではないという結論になります。
容量自体が多くても100MBなので恐らくは圧縮音源でしょう。
聴き流すには問題ないのですが、ハイエンドの有線イヤホンなどで聴くと少し、音のふちにガサつきを感じますし解像度も高くありません。
ただ、最近のオーディオ製品はアップサンプリング機能が搭載されていることが多いので、普通に聴く分には気にならない程度だとは思います。
声優さんのコンテンツは高音質Verがあった方が、絶対喜ばれると思うので。ぜひ今後対応してもらいたい所です。
価格について
月々の価格は1500円。
・・・高く感じますよね?
私もぶっちゃけ高く感じていたのですが、入会してみるとそこまで悪くないのかな。と思いました。
本一冊買うと1000円位しますし、さらに朗読してもらっているわけで。
しかもニッチな分野でここでしか聴けない作品が多く、定額聴き放題なのでそこまで損した気持ちにはならないです。
30日間の無料体験もありますので、まずは気軽に初めてみるのがおすすめですね。
なかなか面白い体験ではありますよ。
Amazon.co.jp
まとめ
いかがだったでしょうか?
定額で朗読を聴き放題、あまり馴染みのないサービスでしたが、本を読もうと思うときのあの「よいしょ」と腰を上げる感じが無いので、誰でも気楽に読書体験が出来る良いサービスだと思いました。
声優さんはもちろんですが、著名人も朗読に参加しているのでなかなか飽きが来ませんし、毎月本も追加されていきます。
特に大久保佳代子さんが朗読している「コンビニ人間」などは一聴の価値がありますよ。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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