はじめに
毎月20日以降更新、今月聴いたヘビロテを紹介する。
ちょっとした定例報告や雑記のような記事です。
アニソン多めですが、出来ればアニソン以外の曲も紹介できればと思います。
良かったら次聴く曲の参考にして下さい。
今月なに聴いた?ヘビロテ紹介
ツバサ / ナナホシ(CV.若山詩音)
原作でも気になっていたナナホシの好きな当時のヒットソング。
日本に対する郷愁の念を感じるエピソードで、コミカライズでは披露宴で歌われていたりしましたが、アニメでは触れられず・・・。
・・・あれ?飛ばしちゃうの????
と勝手にソワソワしていましたが、結局最後の最後まで引っ張ってからの。
「ツバサ」
イントロが流れた瞬間に鳥肌。
ここで出す!!??ウワーーーッ完璧だよ。
正直、無職転生の二期は監督が交代したので個人的に思う所があったのですが、この2クール目はややスローペースな所を除けば素晴らしいと思います。
そして、この進み方から2期の終わりがどこに焦点が当てられるかも、ほぼわかったので。・・・とにかく最後まで楽しみなクールになりましたね。
原曲である、アンダーグラフの「ツバサ」もノスタルジックな名曲なので、ぜひ聴いてみて下さい。
Upfront / デヴィッド・サンボーン
今月5/12に訃報が届いたデイヴィッド・サンボーンのアルバム。
本当にたまたま聴き込んでいて、5月はこのアルバム紹介しよう!と思っていた所だったので色々と衝撃でした。
デイヴィッド・サンボーンは6度のグラミー賞を受賞している国際的に有名なサックス奏者。歌うような音色から「泣きのサンボーン」などと形容されることもあります。
そして、本アルバム「Upfront」はいつものメロウな響きに加えて、ダンサブルでファンキーな魅力を再発見出来る名盤。
全体的にノリが良くライブのような臨場感があるので、私がそうであったようにジャズ初心者にも聴きやすいアルバムだと思います。
実際、7曲目の「Bang Bang」は明確にライブ音源であって、観客も演者も入り乱れたような内容でノリノリで自由な感じ。
最大の盛り場まで時にはスローな曲も交えて進行するのですが、時折90年代らしいエッセンスもあり、ペルソナ5からジャズに興味を持った方も違和感なく聴けると思うのでおすすめです。
レイドバックジャーニー / キミのね
アニメソングと侮るなかれ。
まさにこの言葉がぴったりな曲とアルバム。
レイドバックジャーニーはゆるキャン△3期のOPなのですが、アニメ配信で初めて聴いた時は「軽っるいポップな曲」だなと思っていたのですが、DAP(WM1AM2)で聴くとイメージが一変。
配信Verで消えてしまっていた低音はマッシブでノリノリ、アイリッシュさを醸し出してるヴァイオリンはキレキレ。曲全体のバランスも良くダンサブルで。
とにかく気持ちええ!!
ここからはインストとして聴いてね。という意図が込められたようなレイドバックジャーニーのアナザーアンサンブルを4曲目に挟むのですが、その後のoff vocal Verこれがまた良い!
アルバム全体をしっかり余すこと無く楽しめる、サービス精神満載の構成になっているので、ぜひ環境を整えて聴いてみてください。
MVも良いぞ!(振付が往年のニコニコっぽくて好き)
DIALOGUE+1 / DIALOGUE+
DIALOGUE+は2019年に新人声優8人によって結成されたユニット。
その音楽性、声優ならではの表現によって他とは違う魅力を発揮しています。
本作はファーストアルバムなのですが、特にMONACA臭が強めの作品。
そして、フルアルバムとしては最後のH氏参加作品となります。
2024年の現在ではポピュラーですが、普通のポップスではあまり見られない「不協和音」を楽曲に上手く取り入れだしたのがこのH氏。
サビの頭に「増三和音」を持って来るパターンなど多種多彩で、当時ネット上でスラング※(1)が生まれるほど音楽性が認知されていました。
本アルバムで担当したのは、「人生イージー?」編曲、「アイガッテ♡ランテ」作曲&編曲、「はじめてのかくめい!」編曲。
この中でも「アイガッテ♡ランテ」はサバト感満載の不穏さと可愛い声の歌い分けによって、ギリギリ成立しているような純度100%のH氏楽曲。
編曲で関わった曲は純度30%といった感じなので、利きわけてみるとH氏のエッセンスがわかりやすいと思います。
例の事案はとても残念でしたが、アニソンという存在をメインストリームに押し上げた立役者の一人だと思うので、今回スポットを当てて紹介してみました。
もちろん、DIALOGUE+自体は関係無しにステップアップを続けていますし、他にも名曲が沢山あるユニットです。
まずはファーストアルバムである「DIALOGUE+1」を聴いてみて下さい。
声優ユニットやアイドルという概念が揺らぐかもしれませんよ。
※(1)「イ〇スギコード」の歴史としては、ある配信者がH氏の曲を聴いて衝撃を受け、「利き〇和」という名作シリーズが生まれた過程で生み出されたネットスラング。【不穏かつ革命的なコード進行で心も体も気持ち良くなってしまう】そのような現象を端的に表しています。
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ROM / さよならポニーテール
さよポニはほとんどのアルバムを持っているのですが、「ROM」はあえて触れてこなかったリマスターアルバム。
今でこそ、音にもこだわるニューシティポップな感じで活動していますが、初期の頃はかなりストレートで声の可愛さを活かしたような曲が多く、正直音源の質も良くはありませんでした。実際ネット活動、自主レーベルのミステリアスバンドでしたからね。
そのような手探り感も好きだったのですが、初期の名曲「ナタリー」は今回のリマスターアルバムにおいて一番価値が出た曲だと思います。
元の音源に比べて、全体的に洗練され歌い分けもはっきりと聴き分けることが出来ますし、低音と他楽器とのバランスも改善したように思います。
元の音源もふわっとしてて「らしい」ので好きですが、過度にいじらず上手くアップサンプリングされた印象。
個人的にリマスター系は音圧マシマシだったり、謎に刺さりが出たりするのであまり好きではないのですが、丁度良い塩梅でした。
そして、自前でプレイリストを作っても曲の音量差や音質の違いがあったので苦労しましたが、リマスターされているので違和感なく全曲聴き入ることが出来るのでファンとしては嬉しい限りです。
ファンはもちろん、さよポニ入門にも最適なのでぜひ聴いてみて下さい。
ふんわりとした世界観にハマりますよ。
まとめ
5月ということで若干春らしい曲が多い気がしますね。
これから一気に暑くなるのでしょうが、この短い春を楽しみたい所。
アニメも中盤から後半にさしかかりましたが、ガールズバンドクライという伏兵をまだ観ることが出来ていないので、また一気見したいと思います。
シリーズ構成の花田十輝さんは名作に関わりまくっている脚本家で、アニメ版のサクナヒメにも参加することが決まりましたね。
ちなみに、ゆるキャン△は毎話体感5分で終わってしまうのである意味ツライ。
そして飯テロにつぐ飯テロ・・・。なんだあのハンバーグ!
やつの名は「そのまんま肉バーグ」
2パック販売が最安なのでおすすめです。(放送直前に1パック販売は値上げ・・w)
ゆるキャン△の放送が終わる頃は絶好のアウトドアシーズンなので、ベランダでも土手でも、キャンプ場でも、美味しい物を食べてロスを癒すのも良いかもしれませんね。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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