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おすすめ!ポタオデ入門に最適なハイコスパDAP3選【ハイレゾ音楽プレーヤー/エントリーモデル/DAC機能/比較/SONYなど】

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はじめに

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)のイメージってどんな感じでしょう?

価格が高い、スマホで十分、マニア向け。

 

実際そのような意見が多いと思います。

ただ、ここ最近はエントリー向けに【価格相応】な製品がたくさん登場し始めています。

 

具体的には、ハイレゾ対応、ロングライフバッテリー、アップサンプリング、USBDAC機能、Bluetooth送受信(ハイレゾワイヤレス)、そしてサブスクもサクサクなCPU。

など。

 

今回はそのようなAndroid搭載機の中で、ビギナーやポタオデ入門にぴったりのハイコスパDAPを3つ選んでみました。

ポタオデ入門に最適なハイコスパDAP 3選

NW-ZX707

入門としていきなり海外製に手を出すのはハードルが高かったりするので、まずはこれ。SONYのウォークマン、NW-ZX707です。

 

ユーザー数が多いので、何か困ったことがあってもXやグーグル先生に聞くと大体解決出来るので安心して使うことが出来ます。

国内企業なのでサポートも受けやすく、どこでも買えるのは入門機としては強みです。

 

音質傾向はフラット、これはSONYのフルデジタルアンプ「S-Master HX」の特性ですが、付加機能としてアップサンプリング機能である「DSEE Ultimate」、低域をアナログアンプの特性に変化させる「DCフェーズリニアライザー」などがあります。

 

歪みの無いクリアな音をユーザーが各種機能を使って好みに仕上げる。

とても日本のメーカーらしい思想で設計されています。

 

あまり知られていませんがDAC機能も搭載されているので、USB-Cで繋ぎPCなどでも高音質なオーディオ体験が可能です。

 

価格は海外製に比べるとやや高額になりますが、SONYの歴史と実績をひしひしと感じる完成度なので、入門にこそ適しているDAPだと思います。

 

OS:Android 12

対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD

対応プラグ:4.4mm、3.5mm

入力/充電:USB-C

外形寸法:72.0 mm x 131.5 mm x 16.9 mm

重量:約227g

【フラッグシップモデルの技術と設計を継承】

「金入り高音質はんだ」や「大容量固体高分子コンデンサー」など、WM1M2シリーズのために開発された技術とパーツが惜しみなく投入され、アルミ切削筐体と内部には無酸素銅切削ブロックが採用されています。

従来のZXを超えて、音の透明感、微細音の再現力、音の広がりと定位感、低音の力強さなどが向上しました。目の前で生演奏を聴いているようなリアルさと臨場感が追求されています。

【ハイレゾ再生対応の高性能フルデジタルアンプ「S-Master HX」搭載】

DSDネイティブ再生(最大11.2MHz)およびリニアPCM再生(最大384kHz/32bit)に対応。また、アンバランス接続時は50mW+50mW(16Ω)、バランス接続時には230mW+230mW(16Ω)の実用最大出力を実現。

小音量から大音量までディテールを維持した高音質を実現し、迫力ある低音のエネルギー感やスピード感とともに、繊細な空気感までリアルに再現します。

 

【新規プラットフォーム採用によるバッテリー持続時間の向上】

音楽専用機に適した最新チップ(SoC)の採用により、省電力化を実現。

特に待機時の消費電力や、音楽ストリーミングサービス使用時等の電力消費量を大きく削減しています。

【操作性に優れた高級感あるデザイン】

高級感や剛性、音への影響など、あらゆる面からこだわって生まれたフラットな新デザイン。ミュージックビデオやオンラインライブなどの映像も楽しめる5.0型HD(1280×720)大型タッチパネル液晶を搭載しており、音楽再生に特化したUIをさらにスムーズに操作できるようになりました。

【DSDリマスタリングエンジン&DSEE Ultimate搭載】

DSDリマスタリングエンジン搭載で、ソニー独自のアルゴリズムにより元のデータの情報量を損なわず、すべてのPCM音源を11.2MHz相当のDSD信号に変換が可能。

また、膨大な楽曲データを学習しているAI技術により、リアルタイムに楽曲の情景を分析し、最適にハイレゾ級高音質にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」※も搭載されています。

 

※ビットを拡張しサンプリング周波数を高め、最大192kHz/32bit相当まで拡張し微細音の再現性を向上、CD音質相当音源(44.1kHzおよび48kHz/16bit)であればアップスケーリングします。ワイヤレス接続時、ストリーミングサービス使用時にも対応。

【合わせて読みたい】

ACTIVO P1

ACTIVOはハイエンドブランドとして有名なAstell&Kernのサブブランド。

「P1」はカジュアルラインとしてブランド系列の高解像度サウンドを楽しむことが出来るハイコスパDAPです。

 

Android OSを搭載し、大型スクリーン、アップサンプリング、高パフォーマンスCPU、2.4GHz/5GHzWi-Fiなど、各社サブスクを十二分に楽しむためのスペックを備えています。

 

ESS ES9219QをデュアルDAC構成で採用し、Astell&Kernがチューニングしたサウンドはナチュラル寄りかつ見通しの良いスッキリ系。ブランドらしい高解像度感も適度にあります。

どのような音源を聴いても気持ちよく聴くことが出来るので、本体の軽量さと動作のサクサクさも相まって普段使いに最適です。

 

こちらもUSBDAC機能搭載で、遅延も無くバスパワーと内蔵電源の切り替えが出来るので、PCとスマホでバッテリーを効率的に使うことが出来るのが便利。

 

ZX707に比べて約2万円以上安く軽量、それでいてほぼすべての要素を同様に持っているのでコスパの高さが際立ちますね。

海外製でもかまわないという方には強くおすすめ出来るDAPです。

 

OS:Android 12

対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX HD

対応プラグ:4.4mm、3.5mm

入力/充電:USB-C

外形寸法:62mm × 119.2mm × 17.2mm

重量:約155g

【強化されたDAC機能でスマートフォンとシームレスに連携】

ストリーミング再生をより快適に使用できるよう、オーディオプレーヤーとしての機能だけではなく、PCやスマートフォンとの連携も強化。

USB-DACモード時には、サウンド関連の設定が画面上で可能。充電モードの切り替えにも対応、バッテリーをより効率的に使用できます。

さらにBluetooth 5.3に対応し、AACはもちろん、aptX HD、LDACなどの高音質コーデックを使用したBluetooth DACとしての使用も可能です。

【Astell&Kernによるサウンドチューニング】

DAC部にはESS ES9219Qをデュアル構成で採用し、極めて優れたバランス回路を構築することで、原音に忠実で鮮明なサウンドを実現。

そしてAstell&Kernサウンドチームによるトータル的なサウンドチューニングを施すことで、音の透明感と広い空間的な響きを獲得しています。

サンプリングレートはPCM 384KHz/32bit、DSD256までのネイティブ再生に対応。出力端子は3.5mmアンバランスと4.4mmバランス(5極GND結線)を搭載しています。

【DAR機能とクロスフィード機能を搭載】

AK4137EQを使用したデジタルオーディオリマスター(DAR)機能を搭載。

ONにすることで再生音源のサンプリングレートをリアルタイムにアップサンプリングします。※1

さらにクロスフィード機能を搭載。片方のチャンネルのオリジナル信号の一部をミックスし、その信号を時間差で反対側のチャンネルに送り、音像を中央に定位させます。これによりスピーカーで聴くような自然なサウンドを可能にします。

【約20時間の長時間再生とPD 3.0急速充電対応】

回路とシステム性能を最適化した低消費電力設計により、1回のフル充電で約20時間の長時間連続再生を実現。また、PD 3.0急速充電にも対応しているので、より高速で効率的な充電が可能となり、約1.5時間でフル充電が可能です。

【合わせて読みたい】

iBasso Audio DX180

 

iBasso Audioはオーディオに足を踏み入れたばかりの方には聞き馴染みの無いブランドかもしれませんが、ハイエンドはもちろんハイコスパ製品も積極的に開発しており、そのどれもが高い評価を受けています。

 

DX180は4基搭載の内臓DACがシンクロし駆動。

暖かみがありつつ超低ノイズでエネルギッシュな音質を実現しており、迫力と高解像度のバランスの良さが特徴。

 

そして、最大出力は690mW @32Ωという超ハイパワー。

ZX707が最大230mW、ACTIVO P1が最大2Ωなので、ポータブル系のヘッドホンなら余裕で鳴らしきるスペックは比較しても圧倒的です。

 

DACモードに関しては、本体上部にUSB-C端子があるのがとにかく便利です。

ほとんどのDAPは下部に端子があるので、PCと接続するとケーブルが邪魔になるのですが、上部から接続出来るのでデスク上に置きやすく操作しやすい。

 

CPUはスナドラ665なので、音楽用途としてはかなりサクサク。

総じてユーザーフレンドリーさが魅力なので、入門にはもちろん、サブとして幅広く活用したい方にもおすすめ出来るDAPです。

 

OS:Android 13

対応コーデック:SBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HD

対応プラグ:4.4mm、3.5mm

入力/充電:USB-C

外形寸法:123mm×75mm×16mm

重量:約206g

【CS43131 Quad DAC採用 高品位DAC回路を搭載】

Cirrus Logic社の『Master HIFI』ラインのDACチップ「CS43131」は高いダイナミックレンジと低歪み率に定評がある優れたDAC/AMPチップです。

DX180はDX260と同じDACマトリックステクノロジーをベースに、4基の「CS43131」を搭載したクワッドDACアーキテクチャを採用。4基の「CS43131」がシンクロして駆動することで、ダイナミックレンジ:133dB、THD+N:-121dBという卓越したサウンドスペックを実現します。

【690mW+690mW@32Ω パワフルな駆動性能】

DX180は業界の標準的な3.5mm、4.4mmの2系統を備え、2段階のGainコントロールと5種のデジタルフィル ター、2種のFIRフィルターを備えてい ます。

幅広い拡張性を備え、最大出力は690mW@32Ωと、優れた駆動性能を有すDX180はユーザーの自由な音楽体験をサポートします。

【Snapdragon 665 SoC+Android 13】

DX180は、Qualcomm Snapdragon 665 SoCにAndroid 13システムを採用し、8つのCPUコアを備えたSoCにより発熱の抑制と動作の安定性を確保し、シームレスな動作を実現。Android 13システムを搭載し、システムレベルでSRCをバイパスすることで、専用アプリケーション「Mango Player」やユーザーによるお好みの音楽再生アプリケーションでもフルスペックサウンドを楽しむことが可能です。

【PD3.0 / QC3.0クイックチャージ対応 ロングバッテリー】

DX180はPD3.0およびQC3.0の急速充電に対応し、改良された電力管理システムにより、4.4mmバランス出力使用時で最大15.5時間、ラインアウト出力再生時で最大30時間というロングバッテリーパフォーマンスを実現しています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

音楽を聴くだけというイメージで語られがちなDAPですが、それぞれ特色があり普段使いで楽しめる機能が詰め込まれていますね。

 

今回紹介した製品はそれぞれ、

SONY ZX707:安心の国産、フラット音質と付加機能が多数、ウォークマンブランド

ACTIVO P1:Astell&Kernサウンドチューニング、超軽量、優秀なDAC機能

iBasso DX180:4基の内蔵DACがシンクロ、超ハイパワー出力、最新OSとスナドラ665

という特徴があるので、自身の用途や生活スタイルに合った製品を選ぶことが満足度に繋がると思います。

 

よかったら、DAP選びの参考にしてみて下さい。

意外と生活に溶け込んでくる魅力がDAPにはありますよ。

 

本記事は以上です。

ありがとうございました!

 

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