※本記事はメーカー様より製品をご提供頂き、ユーザー目線での率直な意見、感想を元に記事を作成しています。
CCイヤーカフ とは
【SOUNDPEATS ブランド初のイヤーカフ】
「ながら聴き」体験の再定義として、真珠からのインスピレーションと現代のテクノロジーが組み合わさった「装着感ゼロ」なワイヤレスイヤホンです。
耳に挟むだけで聞こえる「ながら聴き」体験の再定義
C型ブリッジ部分にはニッケルチタンによる形状記憶合金のワイヤーを採用し、弾性を持ちつつ耐久性が高くなり、さまざまな耳の形にぴったりフィット。
肌に優しい70%液体シリコンで覆われており、装着感が大幅に向上し、ほぼ「つけてる感」の無さを実現しています。
イヤーカフでも音に妥協なし、プロが絶賛する高音質
12mmデュアル・マグネット・ダイナミックドライバーを搭載し、パワフルで繊細なサウンドと広がりのある音場を実現。シングルマグネットドライバーと比べ、音の応答がより速く、より正確になり、音の歪みを軽減し、特に高音と低音の表現において優れた性能を発揮します。
左右を区別せずに簡単にケースへ収納可能、急速充電対応
充電ケースへの収納が自由で、左右を区別せずに収納が可能。イヤホンを充電ケースに収納するだけで、イヤホンの左右チャンネルの自動切り替えが完了します。
イヤホン本体で最大6時間、充電ケースを含めると最大24時間の再生が可能。また急速充電に対応し、わずか10分の充電で2時間の再生が可能です。
マルチポイント接続、CCイヤーカフをより便利に
Bluetooth 5.4に対応しており、安定した接続性と低遅延を実現。マルチポイント接続にも対応し、PCで音楽を聞いたり、ビデオ会議に参加中に、スマホにかかってきた着信に応答することも可能です。
低遅延ゲームモードを搭載しており、音楽再生はもちろん、動画視聴やゲームプレイ時のサウンドも0.06sの低遅延接続でクリアでリアルタイムな体験が可能です。
仕様
対応コーデック:AAC、SBC
Bluetoothバージョン:Bluetooth5.4
最大持続時間(単体):約6時間
重量 (単体):5g
サイズ (単体):31.34×14.69×29.05mm
充電コネクタ :USB Type-C
内蔵マイク :片側1基
通話用(ENC):AIノイズキャンセリング対応
マルチポイント:対応
ゲームモード: 対応(60ms 低遅延)※左側3回タップ
専用アプリ:PeatsAudio iOS&android対応
防水性能 :IPX5
受賞実績 :【VGP 2025 コスパ大賞】【VGP 2025 金賞】
通常価格 :7280円
実機レビュー
外観
パッケージはこんな感じです。
外箱、本体、USB-Cケーブル、説明書、ステッカーが付属します。
真っ黒に見えますが、若干ネイビー寄りの色味でパールがかっており煌びやかな印象。
充電はUSB-Cかつ急速充電対応。
控えめなSOUNDPEATSのロゴもおしゃれです。
耳にかける部分にはチタンワイヤーが入っており、強度は抜群。形状記憶素材なので弾力性があり、すぐに元に戻ります。
肌に触れる部分もシリコン製なので柔らかくサラサラしています。
同社製CAPSULE3 PRO+との比較。
ケースもイヤーカフ自体もポーチやバッグに入れやすい絶妙なコンパクトさです。
音質
【機材】
DAP:SONY WM1AM2 ソースダイレクト
ワイヤレスイヤホン:SOUNDPEATS CCイヤーカフ
接続コーデック:SBC
曲は主にアニソン、ロック、ジャズを中心に聴いていきます。
【帯域ごとの印象】
低音域:キック感強めでボヤつきが無く明瞭
中音域:楽器の入り抜きが艶っぽく耳内に響くような表現
高音域:素直で突き抜けてくるが刺さりは少なめ
最も特徴的だったのは、イヤーカフモデルとは思えない低音の響きです。
重低音は響かせる系ではなく「見える系」ですが、その一つ上のバスドラムなどの表現が秀逸で、結構強烈。
ドンっドンっと振動までも感じるので、耳元にスピーカーが!という表現がとても似合います。
全体的な音質としてはモニター寄りかつ、ボーカルも自然で聴き心地が良いので個人的にはかなり好み。
高音の刺さりや聴き疲れも少ないのでどのようなジャンル、映像コンテンツでも楽しむことが出来ると思います。
音源そのままのストレートさとバランスの良さ、強いキックとスカッと抜ける中高音。
低音好きはもちろん、音に対してこだわりがある方でも満足出来るサウンドです。
おすすめジャンル
【合うジャンル】
オールジャンル
【合わないジャンル】
特に無し
解放感があるのでクラシックやブルーグラスを聴いても良い感じ。聴こえ方が自然でちゃんと浸れます。
低音が出つつも、自然な音を求めているユーザーにとってはかなり魅力的だと思います。
強いて言うと、数人での歌い分けがあり音の密度が濃い2010年以降のアニソンはやや拾い過ぎて詰まるので不得意。90年代から2000年代位までのアニソンはハマります。
ゲームモードとムービーモード
ゲームモードの0.06sの低遅延接続は大体Aptx Adaptiveと同じ位ですね。
映画を観ても、ゲームをしても体感的にはほぼズレを感じません。iPhoneとの接続もかなり安定しています。
ムービーモードはそれぞれの定位が変化し、より立体的かつ低音も増強されるので映画館のようなサウンドをイヤホンで気軽に体験出来ます。
付け心地
見た目どんな感じ?
おしゃれでメカ感が無いのでミニマル系の軟ピにも見えます。
「ごっついイヤリング付けてるね!」と間違えられそうな感じです。
都会なら全然アリですが、人や環境によっては着用シーンは選ぶかも。
まだまだ新しいジャンルなので仕方ありませんが、日本社会でどう受け止められていくかは未知数です。
個人的には耳にアクセサリーを付けたことが無かったので、なんちゃってピアス&イヤーカフみたいでテンションが上がりました。意外と良いですね、こういうおしゃれも。
走れる?ズレない?
これが驚いたのですが・・・全く外れない!
頭を振っても、猛ダッシュしてもヒクソン体操をやってもまぁ外れないし、ズレない。
着け心地も軽く、耳の外側に引っ掛けないので「ガサガサッ」というノイズも入らないですし、長時間付けても痛くなりません。余裕でジムでの激しい運動にも使える抜群のフィット感です。
音漏れどう?
開放型なので音漏れはしますが、静かな部屋でも2~3m離れれば聴こえなくなるので、屋外だとほぼ気にならないレベルだと思います。
他ながら聴き製品、例えば同社製のGo free2と比べても同じ位の音漏れ感です。
装着のコツ
耳に引っ掛けるのではなく、外耳のポケットに押し付ける感じ。
耳の穴に押し込む感覚で付けるとばっちり安定し、音質も向上します。
※Amazonの商品ページ内動画でも解説されています。
唯一気になった所
使用していて唯一気になったのが、タッチ操作について。
Go free2などの同社製のイヤホンでは操作がしやすいのですが、本機は耳との際に近い部分にセンサーがあり、ピンポイントに押さえないと上手く作動しないので慣れるまで時間がかかると思います。
価格について
価格は定価が7280円。
イヤーカフ型としてこの音質ならばかなりハイコスパに感じます、低価格なものも高価格な物もありますが、普段使いに丁度良い値段とそれを上回る性能です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ファッション×オーディオという二面性を持つ製品ですが、「どうせ耳に着けるならおしゃれな物が良い!」と言う方には特にハマる製品だと思います。
見た目を除いても、軽量、高音質、抜群のフィット感など、普段使いにも最適なイヤーカフイヤホンです。
本記事は以上です。
ありがとうございました!
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