はじめに
みなさんプリキュア観てますか?
興味があっても、そのあまりに膨大なシリーズと話数で気が引けてしまい、結局観ず終いと言う方も多いかと思います。
そこで、今回は初プリキュア、プリキュア入門におすすめのシリーズを紹介したいと思います。
魔法つかいプリキュア!とは
人間界と魔法界の少女が手をつなぐことによって生まれる、友情と奇跡がメインコンセプトの通算13作目のプリキュアシリーズです。(以下まほプリ)
あらすじ
中学二年生になる朝日奈みらいは、春休みの夜、空から謎の物体が近くの公園に落ちる所を目撃し、ぬいぐるみのモフルンと共に翌朝公園へ向かいます。
するとそこで目にしたのは、ほうきにまたがって宙に浮く女の子!
リコと名乗るその女の子は、なんと魔法使い!!
さらによく見ると二人は同じペンダントを付けています。
そんな中、闇の魔法つかいバッティが現れ二人は追い詰められます。
そして、みらいとリコ、ぬいぐるみのモフルンが手をつなぎ、魔法の言葉「キュアップ・ラパパ」と唱えるとペンダントが光り輝き・・・・
おすすめする理由
日常系?な柔らかいノリ
全体的に雰囲気が柔らかく、プリキュアシリーズの中では一番日常系に近い作品で、みらいとリコのかけあいは観ているだけで楽しい気持ちになります。
とはいえ、盛り上がるべき所とのメリハリはしっかりと効いており、二つの世界を巡って紡がれるストーリーは新鮮で飽きが来ません。
分かりやすい世界観と設定
端的に表すと魔法界の世界観のベースはハリー〇ッターですね。
なので、日本人のほとんどが馴染みやすいと思います。もちろん魔法学校に魔法商店街、魔法の杖、箒、魔法生物等、おなじみの場所や物が出てきます。
みらいとリコはわけあって序盤は魔法学校での課題を通して冒険し、お互いの仲を深めていきます。
それと並行してナシマホウ界(みらいの世界)での話も描かれるようになり、学校パートは魔法学校と津成木第一中学校のふたつを通してストーリーが構成されています。
壮絶過ぎない戦闘シーン
以前のシリーズから、戦闘シーンで「子供が泣いてしまった」という声を保護者から受けていたそうで、本作からは明るく適度に迫力のあるものになっています。次シリーズからは物理攻撃自体が無くなるので、過渡期ということですね。
ゴリゴリの物理系プリキュアも良いのですが、どうしても話自体が後半ハードになりがちなので、初めてプリキュアを観る人には丁度良いバランスです。
最終回の満足度
多くは語りませんが、50話を通して観ることを選んだ人にとって必ず満足する最終回になると思います。
50話はエピローグと次シリーズへの引継ぎで大団円となっているのですが、49話は前後半のパートが分かれる特殊な構成で、実質的に最終回とも言える内容です。
「キュアップ・ラパパ」の意味合いが変わる演出、プリキュアの枠を超えたようなドラマチックな展開は必見です。ぜひ全編通してご視聴下さい。
次シリーズ何観る?が楽
古いシリーズになるとサブスク配信ではSD画質が多く、現在改めて観ると少ししんどいのは否めませんが、まほプリの前後シリーズは共にHDやFHD配信が多く、続けて見る場合、遡る場合でも、視聴環境が一定に保ちやすいです。
そして二つ先のシリーズまでが平成後期プリキュアの総決算になっており、ここを抑えておけば大丈夫というもので、近作でも過去作でもスムーズに入り込めるようになると思います。
続編!?もあるよ
なんと「魔法つかいプリキュア2(仮)」が制作決定しており、2024年度の深夜アニメ枠で放送予定です。
どのような内容になるのかは一切明かされていませんが、あの最終回(49話含む)を経てキャラクター達がどうなっているのかは、かなり興味をそそられます。
今なら週に1~2話観れば放送までは余裕で追いつけるので、興味のある人がまほプリを観る動機になると良いなぁ、と思っています。
さあ、プリキュアの世界へ飛び込もう
どこかの日本であまり売られていないゲームハードのような文言ですが、実際プリキュアに興味を持つタイミングとしては今が一番良いです。
サブスク配信も積極的に行われていますし、今シリーズのひろプリも話題作、過去作(プリキュア5含む)の大人向け続編も決定し、今後も様々な話題を提供してくれることでしょう。
そしてなにより、まほプリは良いぞ・・。
まとめ
ネタのように書いてきましたが、プリキュアは子供向けという枠に収まりきらない魅力があり、足踏みするには勿体ないコンテンツです。
迷っている暇があれば飛び込んじゃいましょう。
その最初の作品として「魔法つかいプリキュア!」をおすすめしました。良ければ皆様のプリキュア視聴の参考にして下さい。
本記事は以上です。
ありがとうございました。
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